南を目指して北へ行く

〜ベルギー・オランダ 美術館めぐりの旅〜

 2001年8月、小樽から舞鶴にむかうフェリーの甲板で、ビール片手に、私はご機嫌だった。ずぅっと前から心にひっかかっていた北海道ツーリングを、この夏ささやかながら実現できたからだ。そして、頭の中はもう、次のあこがれの地バリ島のことでいっぱいになっていた。「お〜し、冬の休暇はバリへ行くぞ!」とひとり息巻いていた。

夏が終わり、秋。しばらく日々に精一杯の暮らしをしてるうちに、憧れの地バリは、どんどん遠くなっていった。2001年9月、ニューヨークテロ。海外旅行も自粛ムード。そこへ思いがけず年末ベトナム行きの話が舞い込む。ところがテロの影響でベトナムツアーは中止に!
そこへ今回の「ベルギー・ブリュッセルの旅」が舞い込んだのだ。

 私はこんなときの決断が妙に早い。「行きます!ベルギー!」

こりゃもう、ベルギーが呼んでいるに違いない。

 ところでいったい、ベルギーには何があるのだい??ベルギーといえば、ワッフル??程度の知識である。にわかに本屋で立ち読み。と、あるフレーズが目にとまった。

「フランダースの犬」のネロ少年が、最後に見たいと願った絵は、いったいなんだったのか
そうか、これだ。この絵を見よう!

日 程   2001年12月27日〜2002年1月3日
行 程  ベルギー・ブリッュセル=アントワープ=ブルージュ=オランダ・アムステルダム

ブリュッセルへ アムステルダムへ
憧れのルネ=マグリット ブラッセル日本人幼稚園
アントワープへ ユーロ
ブルージュヘ コペンハーゲン空港で
19才の頃 綱渡りの帰国劇


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