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G.フォーレ
連作歌曲 「優しい歌」より
第7曲
さて、それはある明るい夏の日のことでした
OP61−7 1892-1894
Donc,ce sera par un
clair jour d'ete
| それはある夏の日のこと、 | |
| 大きな太陽までが私に荷担して、 | |
| 金襴緞子に包まれたあなたの美しさを | |
| いっそう美しく見せてくれる。 | |
| 真っ青な空は、そびえ立つテントもさながら、 | |
| 長いひだを浮かべて揺れている。 | |
| 二人の額の上に影を映して、 | |
| 私たちは幸福感と期待に打ち震える。 | |
| そして、夕闇迫る頃、風は優しく | |
| 戯れる、愛撫するように、あなたのヴェールの中で。 | |
| そして、平和な星たちの眼差しは、 | |
| 祝福の微笑を送る、新婚の二人に。 | |
| ポール・ヴェルレーヌ |
詩の訳は歌のことを考えると直訳にした方が役に立つようにも
思います。
私たちは幸福感と期待に打ち震えるのところにポイントとなる転調が
あります。
(星たちの眼差しが)祝福の微笑を送る、のは、やはり最後から7小節目
に対応しないといけません。頭の中までしびれる官能的な星の眼差し!
とにかく仏語の音楽ですから。