平成11年12月 用瀬町議会議事録
| 議 長 | 次に岩本浩君。 |
| 岩本議員
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通告しておりました1件下水道事業について3項目質問致します。 最近町民の方々と話をしておりますと介護保険とともに下水道事業に対して不安や不満をよく耳に致します。6月議会でも下水道の危機管理等についておたずねしましたが、今回は別の視点で3項目質問致します。 まず第1点目は、受益者分担金の件であります。用瀬町営農業集落排水事業分担金徴収条例及び用瀬町特定環境保全公共下水道事業分担金徴収条例には、ともに受益者分担金として事業費の額に100分の7を乗じて得た額相当とし、一受益者については、分担金の総額を全ての受益者の戸数で除して得た額と明記されています。この分担金は、平成4年に完成した家奥、古用瀬処理区で約260,000円、平成8年の完成の大村処理区で約250,000円、平成9年完成の社東処理区で約300,000円、この間平成9年より消費税が3%から5%になったことを考慮しても、人件費、物価等の影響か分担金は増えてきております。用瀬処理区の公共下水道についていえば、町長は、平成8年頃の事業説明や地域懇談会の中で、大村処理区・社処理区並の分担金にしたいということを公約しておられます。 最近ある委員の方や役場職員の口から分担金が400,000とも500,000とも最終的にはなるのではないかというようなことが真しやかにもれ聞こえてきます。真意のほどは別として、結果的に町民の不安をあおり、不満をつのらせることにもなりかねない。ただでさえ近年の人口の流出の状況をみても加入者数が計画段階より最終的に落ち込み分担金が増える恐れがあります。 いわゆるライフライン、電気、ガス、水道、下水道等公共性が高いものは、公平、公正が原則であると考えると、分担金そのものにばらつきがでるのはおかしいと考えます。当初より定額でいくか、定率でいくかという議論はあったと思いますが、このような状況をふまえ、現状をどのようにとらえておられるのかご所見をお伺いします。 |
| 議 長 | 池本町長。 |
| 町 長 | 岩本議員の質問にお答え致したいと思いますが、その分担金が高くなるのではないかということは当初、はじめからの計画において、やはり時差といいますか、時の差というのも考慮を入れていかなければいけませんが、基本的にはそのなるべく共通のはかれたいなというのは今も変っておりません。それで、使用料7%というのは実質過去、実施した結果をみていただいてもいいと思いますが、その100m控除というものを用瀬町、私独自で提案してご了解いただいておりますので、それでやりますと実質にはもっとぐっと安くなって今おっしゃったような数字で現われておると思っておりますが、基本的には、何とか時間差というようなものもございますが、また内容的には、10年近く前にやった家奥、古用瀬処理区よりか、むしろ機能も内容もぜんぜん異なって良くなっております。そういう点についてもご理解いただきたい。もちろん費用はかけていかなければなりません。 将来の維持管理についても利用者全体で維持保守管理をカバーすべき部分とそれぞれの利用者の割合に応じた負担すべき部分とに分けて設定しなければならないと考えておりますが、供用後の使用料についても周辺町村の使用料など、将来できてきます処理場の危機管理やマンホール、ポンプ等の修理交換のことも考慮したシビル・ミニマムの一端を担う下水道として準税的な公的負担費の側面もなす使用料でありますので、今後慎重に検討をして設定行いたいと思っております。結果では、公共下水道の使用料の設定と合わせて当初申し上げた公平の原則から農業集落排水の使用料の改正も実施しなければ運営ができない、従って分担金についてもそういうことを基本にある程度のこと準じて分担金も徴収し住民の理解できる範囲内を考えております。以上です。 |
| 議 長 | 岩本浩議員。 |
| 岩本議員
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3点目に質問を予定していました使用料のことも若干町長触れられたようですけども、続きまして、2点目でありますが、町民の不安や不満の原因の2つ目に工事の業者や町の管理体制に対するものがあります。町民も工事に対する理解や協力の姿勢は十分にもっていても安全対策がお粗末では不満をいだかざるを得ません。例えば、歩道が工事車両でふさがれ人や自転車が通行できない。迂回路や別の歩道の確保が適切でない。交通整理の人員が不十分で事故を起こしそうになった。工事後の仮処理が雑で自転車がパンクした。車が走りにくい、人が歩きにくいなどなど批判には事欠きません。最近情報公開ということが盛んにいわれるがこう言ったことにも十分な情報公開の配慮が必要ではないでしょうか。各関係機関への連絡もその一つだと思います。例えば、小学校の通学路の変更等をふまえた小学校との連絡対応、いつ頃、どこで、そんな事が学校で把握できれば、児童に対して指導や注意を喚起することは十分に可能であります。普段車で移動するわれわれには、不便さをあまり感じなくても社会的弱者といわれる子どもと高齢者にとっては、重大な問題であると思います。安全確保を十二分に検討をし、指導をしていただきたい。町長のご所見をお伺い致します。 |
| 議 長 | 池本町長。 |
| 町 長 | 仕事をする上で安全対策というのは、最も大切なことでありまして、地元説明会をとおしたり、安全確保を最重点課題として、最重要課題として地元の意向を伺いながら業者の指導を行っているところでございますが、先程、ご案内のとおり、特にそういう不徹底があったり、いろんな筋違い、また町内でいろんなところで建設省の仕事、県の仕事、町だけでない仕事もすでに私たちが知らん時に発注なさって仕事が進められることもたまたまございます。そういう中でそのつどつど私は県、国といいますか、建設省等にも周知徹底を図って担当課が十分理解するような措置でしてくださいということで、この間も厳しく要求を申し上げておりますが、ご指摘のとおり誠に申し訳ないと思っております。 特に子どもやお年寄りに配慮した交通上の対応として交通整理員の配置、信号機の設置など義務づけ、指示を行っているところでございまして、関係機関の連絡の不十分であったことの事実については、強く反省を致し、これからもそういうことのないように努力するようまた、それぞれの事業課に向かって指示を徹底致したいと考えておりますので、ご理解を賜わりたいと思っております。以上でございます。 |
| 議 長 | 岩本浩議員。 |
| 岩本議員
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小学校の保護者が危険だということを申し入れて改善されたというような経緯もあるようです。十分なご指導をお願いしたいと思います。 3点目でありますが、先程町長の答弁でも触れられましたが、維持管理の費用負担、いわゆる使用料に関してでありますが、公共下水道の維持管理にかかる費用負担のあり方については、下水道の基本的性格等をふまえ、その公共的役割と私的役割を総合的に考慮し、私費負担分については、下水道法第20条に基づき、公共下水道管理者が条例で定めるところにより、使用料として徴収することとなっている。使用料は原則として次の事があげられる。 1.下水の量、及び水質その他使用料の使用の態様に応じて妥当なものであること。 2.能率的な管理の下における適正な原価をこえないものであること。 3.定率又は、定額をもって明確に定められていること。 4.特定の使用者に対し、不当な差別的取り扱いをするものでないこと。等である。 今現在、稼働中の農業集落排水施設は、使用料を条例により一般世帯基本料いわゆる均等割が、1,830円、世帯員割が1名につき310円との定めがあるが、現在整備中の用瀬処理区を対象とした特定環境保全公共下水道事業には、この定めはまだない。 用瀬処理区の公共下水は農集とは、最終処分の処理方法等が異なり、原価が高くなりひいては使用料が高くなるのではないかという危惧がある。先にも述べたが今の人口流出の状況では、当初の計画段階の加入者数が供用開始以降減少することも見込まれ、これも利用者の負担増となるおそれがある。 町は、当初より下水の使用料は、町全体で1本化したいという考えのようだが、それには、上水の見直し、1本化と合わせて現行の使用料の見直し等を視野に入れなければ利用者負担の公平化、1本化にならないと思われるがいかがなものかご所見をお伺いします。 |
| 議 長 | 池本町長。 |
| 町 長 | 使用料の件で前段でちょっと触れてしまいましたが、この1と3とは、非常に関連が深いものでございまして、1部分加えたほうがいいではなかろうかなという向きに思います。お許しをいただきたいと思いますが、使用料の体系については、お説のとおり水道料金の比例制とか、定額使用料制とか従量使用制とかまた、累進使用料制とか水質使用料制とか用途別の使用料制その他いろいろ考えられるようお説のとおりだと思いますが、それぞれの長所、短所を考慮致しまして、供用後の使用料徴収事務の効率等も勘案してどのような使用料体系が町民に理解を得られるのか検討をしたいと思っております。 その額については、利用者全体で維持保守管理をカバーすべき部分とそれぞれの利用度合いに応じた負担責部分、定量、定額との分けて設定すべきとも考えられますので、利用度合いに応じてじゃあない実質供用後の使用料は、先程申し上げましたが、周辺町村の使用料と将来でて来ると思われる処理場の危機管理、マンホールポンプ等の修理、交換等のことも考慮しながらシビル・ミニマムの一端を担う下水道として、また一方は、準税的な公的負担費の側面もなす使用料でありますので、今後慎重に検討をして設定致したいと思っとります。 従って公共下水道の使用の設定に合わせて、当初現在まで行っております農集の使用料も改正が必要となってきます。町としては、事業はいろいろな形でなるべく早く供用を図っていきたい100%実施したいというので制度はいろいろ使っておりますが、内容においては全体で管理ができるような仕組みにしていかなければいけないではなかろうかと私は思っております。従ってそれに伴って上水道の話もでましたが、上水道も数年前から何かと一本化にならないということで検討ですか、検討委員会、協議会等をもっていただいて進めて参っておりますが、今一部、社と大村は一本化の管理体制までこぎつけております。これらの問題を参考にしながら逐次、体制整備をすすめるべきだと考えておりますのでご理解いただきたいと思っております。 |
| 議 長 | 岩本議員。 |
| 岩本議員
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下水に関しましては、供用開始以降接続までにかかる各個人工事負担金は、特に用瀬処理区では、家の構造及び、並び等の関係から多額の負担が予測されます。融資制度等、周辺の環境整備も今後課題になってこようと思います。3点を通して私が申し上げたいのは、町民の理解があってこそ事業もスムースに行えるわけであります。十分な配慮をお願いして質問を終わりたいと思います。 |