平成14年12月 用瀬町議会議事録
| 議 長 | 次に岩本浩君。 |
| 岩本議員
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私より通告しております2点についてお尋ねをいたします。 まず1点目であります。町村合併に向けての説明責任は十分かということでお尋ねをいたします。 町村合併に向けての理念、方向性などは、今まで一般質問の中で取り上げてまいりました。それは八頭郡一本化ということに向けてのことでありました。 私個人の考えと八頭郡一本化、そして次に目指す25万人都市の2段階合併は道州制の議論と合わせて池本町長と意を同じにするものでありました。 全集落への説明会、アンケート結果など、住民の半数以上が八頭郡一本化を支持し、住民総意としてとらえて進めてきたものであります。しかし、10月の終わりごろから、八頭郡一本化が崩れ、町長が鳥取市への合併を住民説明会で表明するに至っては、どういう情報が町民に伝えられ、町民は何を求め判断すればよいのかわかりにくいという意見をよく耳にしました。 日頃情報公開や説明責任を口にされる行政や首長としては、情報提供が不足しているのではないかと考えます。 合併問題は最終的判断が住民の総意として行われるべきであり、その住民の総意がどのように図られたかが問題と考えます。このことは議会の中でも私を含め少数でありますが住民アンケート調査等の必要性を述べてきております。そのことは選択先のよし悪しや、メリットデメリットの議論の前にどういった判断で何を材料に選択をするのかという手法の問題で、基本的部分の話と考えております。 アンケート調査等いろいろなデータ、調査の上に町民が判断をしたものなら、それに異議をとなえることはありませんが、例えば区長会の様子や、出席者100人余りの3地区の説明会の状況だけが判断材料では、いかにも性急過ぎる感があります。住民の総意とは何か、そしてどこにあるのかと考えずにはおれません。 町長は以前にも一般質問の答弁の中で、合併問題についての住民意向の把握についでは、「十分な情報提供を行い、周知徹底を図って説明責任を果たしたい。」と述べられておりますが、今後、住民アンケート調査等を実施するお考えはないのか。 こういったことも判断材料の一つに加える必要がありはしないかということについてお尋ねをいたします。 |
| 議 長 | 池本町長。 |
| 町 長 | 岩本議員さんのお尋ねのことは、合併は区長会の状況や3地区の説明会だけで判断するのではなく、全住民の意向調査などによる総意によって行われるべきではないかという趣旨であろうかと思います。 確かにお説のように、いろいろな方法を持って町民の皆様の意向を把握して判断することは大切だと考えます。したがいまして、当初はその時点での私の方向性を示しながら、各集落ごとに説明してきたところであります。 当然初めは八頭郡一本化という私もそういう願いでございました。皆様もご承知のとおり、事態が急変いたしましたことから、急遽議会の全員特別委員会、また区長会をもって理解をいただいて、3地区の説明会を持ち、私のこれまでとってきた行動と考え方を説明して、総じてご賛同をいただいたところでございます。 すべてお説のように、今その全員協議会でも今さらアンケートという意見等もございましたり、いろんな思いがあったと思いますが、まず、体制はそう計ってみようということで、議会の皆さんにおかれましても、3地区の説明会では全議員がご出席をいただいてありがたく思っているところでありますが、議会におかれまして、これらの諸情勢や経過を踏まえながら同様の決定をいただくものと理解をいたしております。 私といたしましても、町民の皆様の総意はもちろん大切であると考えております。しかし、その総意をどこで認識するかとなりますと、難しいとも考えます。例えば全町民皆様の賛否を問う住民投票やアンケートの結果が必ずしも正しい総意であるとも言い切れないとも思います。 したがいまして、今回の判断につきましては、急遽でございましたので、ああでもないこうでもないと時間をかけていけないと考えまして、平素における町民の方の声、あるいは説明会の状況、その他もろもろの情勢を総合的に吟味参酌いたしまして、町政を預かる責任者として、町民の皆様のためにこうあるべきだという決断をしたところでありまして、これも町長の責務でありましょうし、それをしなければ、むしろ、時として町民皆様の信頼を失う場合もありましょう。 あるいはその決断が総意となって理解いただける場合もあるのではないかと信念を持っております。 そうした強い思いや、熟慮の中で選択を決断いたしておりますので、物事には異論も当然あるわけでありますが、先ほど岸本議員にもお答えいたしましたように、 今後町民の皆様のために合併協議会はもちろん、何かと一生懸命に取り組みたいと決意をいたしておりますので、どうかご理解をいただきますようお願いいたしたいと思います。 繰り返しますが、初めはこの8カ月ほど合併は八頭一本化という信念でまいりましたが、合併と言うことになりますと臨む方と受ける方との相違点、環境等もいろいろありますので、思うようにならなかったことも私今でも残念に思っております。 それが私は将来に向けてベターだとこう信念を持って町民に訴え、大半の方の了解を得て強い姿勢で臨んだのでございますが、時図らずしてその意に達しませなんだ。しかし、その日標を失ってくじけてしまうようなことがあっては、町民の皆様に申しわけないということで、改めて決意を新たにして鳥取市に環境の、よそのことは言いたくはありませんので、取り巻く環境の中で用瀬町が将来に向かって生きられるものを見出していかなければならない。 だから、要請を受けたとか、そういうものでなしに、独自に判断をし議会にも諮り、区長会にも相談し、その方向で持って短時間のうちに、物事を起こすのは大切なことは、マラソンで例えてランナーの姿が見えんようになってから追いついていくというのは大変なエネルギーの消耗や考える時間もない。 やはりランナーがスタートしておっても、後ろ姿ぐらい見える間に新しいスタートを切ることも行政としては大切ではなかろうか。 そのことが町の責任者として大事なことであろうと私は決断をして、遅れてまいりましたが、その1カ月の遅れがやはり第3回目からでなければ来春の中頃で、1月の中頃でなければ協議会に参加できないという状況でありますが、もろもろ寄せられたご意見等は、岸本議員にもお答えいたしました。誠心誠意全力を上げて、地域が衰退しないように努力をすることが私の責務であります。必ずしも協議会に参加したからといって、不利なものを受けとるわけではありません。 私は断じてこのつくり上げた用瀬町が将来にわたって繁栄できるように考えておりますし、住民の幸せももちろん、教育の問題もいろんな分野にわたってがんばってまいりたいと思います。 ご理解をいただきたいと思っております。 |
| 議 長 | 岩本議員。 |
| 岩本議員
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いわゆるひとつの政治判断の側面もあったわけでありますが、会合の出席率が低い、そういう町民の関心が薄いというふうに嘆くばかりではなく、今後も情報提供、説明責任を十分に果たしていっていただきたいと考えております。 2問目に移らせていただきたいと思います。 片山知事の発言についてどう考えるかということでお尋ねをいたします。1問目と若干関連をしておりますが。 過日、12月5日でありましたが、片山鳥取県知事が県議会の答弁の中で「県東部などで進む大規模合併の動きについて、大きな市が帝国主義的に蚕食していくのは何のためかと思う。」という発言をし、疑問を投げかけました。 帝国主義的に蚕食という表現が余りにも素直で混乱を招くなどの批判を受け、後日この発言に対して不愉快な思いを抱かせたとして陳謝をしたわけであります。その際にも「財政事情だけではなく、地域のあり方とか、住民の皆さんの便宜を真剣に考えるチャンスにして欲しい。」という注文をつけております。 発言の中身は、今までの首長が描いてきた、あるいは叫んできました「住んでよかったまちづくり」の理念そのものであるにも関わらず、帝国主義的に蚕食という言葉だけが一人歩きをし、真意が伝わっていないと歯ぎしりをする片山知事の顔が目に浮かぶようであります。まさに私たちが合併問題の根底に据えてきた住民の幸せとは何かを改めて問われているような気がしてなりません。 私自身、片山知事発言と意を同じにするわけですが、財政論イコール町民にとっての幸福論ではないというふうに考えておりますが、町長は片山知事の発言に対してどのようなお考えをお持ちかお伺いをいたします。 |
| 議 長 | 池本町長。 |
| 町 長 | 余り、人の発言について私は追及することは好みませんので、知事の発言についてでありますが、物事を進める中で立場立場でそれぞれ思いがあることは事実であると思っております。 合併について私は私なりに、もろもろ、先ほども事情を申し上げましたように、考えて行動を起こしているわけでありまして、人のそれぞれの立場というのは何とかわかりやすく伝えていきたいという表現のあらわれであったと思っております。 私は、そういう財政事情ばっかりとか、そういうことでありません。将来10年後20年後、用瀬町が人並みの行動ができるようにすることが、今どこを選択するのかということになるわけでございまして、その表現は不愉快でなりませんでしたが、12月11日の新聞に知事の陳謝が載っておりました。 誰しも思いが深まれば厳しくなるもので、その発言を私は責めようとも考えておりません。それなりに私自身にも十分言い聞かせた問題の一コマであったと思っております。 そういうことで、誰しも一生懸命考えていくとそういう短い言葉で聞くと難しいもんだと、そういうことは後ほどの釈明の中で十分載っておりますので、別にそれにこだわろうという考えは持っておりません。以上です。 |
| 議 長 | 岩本議員。 |
| 岩本議員
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発言の根底の部分は非常に大事なことと考えております。 以上をもちまして私の質問を終わりたいと思います。 |