平成14年9月 用瀬町議会議事録
| 議 長 | 次に岩本浩君。 |
| 岩本議員
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私より通告しております4点についてお尋ねをいたします。 まず、1点目であります。 JR用瀬駅トイレ水洗化についてお尋ねをいたします。 本年4月1日より供用開始をされました用瀬地区公共下水道も徐々に接続戸数もふえていることと思います。 現時点で約4割近くが接続をしているように聞いておりますが、そんな中、公共下水の円滑な利用、接続促進に欠かせないのが、公共施設等の早期接続であります。 学校施設、公民館等、次々と接続予算化をされてきておりますが、JR用瀬駅のトイレについては、現時点でどのような状況なのか気になっているところであります。 ちなみに、JR用瀬駅トイレは、現在水洗化さえされておらず、においもきつく、本町の窓口の1つとしてはあまりにも時代遅れの感があります。 少なくなったとはいえ、佐治、用瀬の学生を中心に駅を利用する人もまだ多いわけで、早急な改修・接続を望むものであります。 しかしながら、この施設はJRの施設でありますので、いろいろな協議等も必要かと思います。 また、もし改修をするのであれば、よりよいものをという考えもあるわけでして、雛の里、用瀬の玄関にふさわしいような特徴のあるものができればと考えるわけであります。 JR用瀬駅のトイレの水洗化について、今後の方向性やありよう、進め方など、町長のご所見をお伺いいたします。 |
| 議 長 | 池本町長。 |
| 町 長 | 非常に当を得た質問と思って、意を強くいたしているところでございまして、JR用瀬駅トイレの水洗化については、今年度も当初にその試案を上げて検討をいたしました。 財政的な面と、公共施設がいっぱいあるわけでございまして、多額の費用がかかります。それから、ご案内のとおり、後で申し上げますがJRの施設でございますので、まず、許される範囲内ということになろうかと思っております。そういうことを含めてお答え申し上げますが、用瀬駅は用瀬町の玄関であり、町の中心に位置していることから、商工観光の発展及び町の活性化と住民のよりどころとして、年次的に駅舎及びその周辺を逐次整備をしてきていることはご案内のとおりでございます。 今年は、駐輪場を改修する予定にいたしておりましたが、現在JRと協議中でございます。 何とか雪が降るまでにはやりたいものだと、今協議中でございます。ご指摘の駅のトイレは、現在駅舎から離れておりまして、雨の日や雪の日などには非常に不便を感じております。私も以前から駅舎からスムーズにトイレに行けることとあわせて、水洗化を一体的に整備しなければならないと考えておるところでございまして、当然、JRとの協議が必要でございます。 今後駅舎を含めるその辺を総合的に整備していく中で、トイレの水洗化、具体的な計画を定めた時点で、議員の皆様にもお諮りしたいと考えております。 その節には格別に私なりにも案を立ててまいっておりますが、ひとつまた遺憾のないようなご助言、ご指導を賜りますようにお願い申し上げておきたいと思っております。 よろしくお願いします。 |
| 議 長 | 岩本議員。 |
| 岩本議員
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早期接続、水洗化に向けたご努力をお願いをしたいと思います。 2点目でありますが、ブックスタート事業の実施についてお尋ねをいたします。 1992年イギリスで始められましたブックスタート運動は、2000年の子ども読書年推進会議によって日本に紹介されて以来、各地自治体が取り組んできている子育て支援の一方策であります。 地域の保健センターでゼロ歳児検診に参加する赤ちゃんと保護者へ絵本を配り、絵本を通じて親子の関係を深め、子どもの心や言葉を豊かに育てることを目的としています。 全国保健センター連合会の「絵本と出会う親子ふれあい事業」の趣旨を引用して、もう少し詳しく目的を申し上げると、次のようなことであります。 近年、児童虐待や早期からの学級崩壊、引きこもり等、様々な子どもの心の発達のゆがみやひずみが社会問題化している。 問題を重症化する以前の早期からの育児支援が極めて重要であり、国民運動として展開されている「すこやか親子21」の主要課題でもある。 本会では、子どもの心の健やかな発達・支援のため、保健センターにおける絵本と出会う親子ふれあい事業を推進する。 本事業は、早期から適切な絵本体験を通して、よりよい親子関係を熟成するため、赤ちゃんのいるすべての家庭支援スタートの貴重な機会である乳児検診時に、絵本と出会う親子ふれあい事業を実施し、子どものコミュニケーション能力の大切さと、その育成のための具体的な方法、絵本を媒体とする親子の心の交流の学習の場を設けようというものである。 この事業を通じて、豊かな親子関係を育み、子どもの心の発達を支援し、地域の中で子どもが育つ社会実現に努める。 このため、絵本が持つ育児力を親に理解してもらい、さらに検診後も保健センターを育児相談の場とし、育児支援ネットワークの活動拠点とするものである。 育児ボランティアや地域の図書館、児童館、小児医療機関等の関連機関と連携して、継続的な育児支援、地域の育児環境の整備を図る。 こういう趣旨であります。 鳥取県内でも実施する自治体が急速にふえてきており、昨年度からいち早く始めました東伯町、西伯町に続き、本年度は新たに14市町村がスタートを開始しております。 モデル事業等もあり、すぐにでも取り組めるような事業でもあります。 本町でも早期に予算化をして取り組まれるべきであると考えます。町長のご所見をおイ司いいたします。 |
| 議 長 | 池本町長。 |
| 町 長 | 2番目のブックスタート事業の実施についての質問、またご意見等を含めてのことでございますが、岩本議員のご指摘のとおり、事業は1992年にイギリスで始まり、2000年の子どもの読書年推進会議の国際シンポジウムで紹介されて以来、全国的に実施されつつありますことはご案内のとおりであります。 ブックスタートは乳幼児検診に参加した赤ちゃんと保護者に、絵本の入ったブックスタートパックを、説明の言葉とともにプレゼントする運動でございまして、丁寧に言葉を添えて、直接本を渡すことで、赤ちゃんと本で楽しい時間をもってもらうことを応援していく運動であることはご存知のとおりですが、子育ての中で本を取り入れることで子どもの感受性を育てながら、親子のコミュケーションを構築する新しい育児支援策として注目をされ、県内の市町村でもお説のとおりでございまして、本町におきましても健康管理センター、保育所、図書館と連携をとって、別紙のとおり子育て支援広場で講演、絵本の読み聞かせ、絵本の紹介など、図書館司書、保育士の協力のもとに、乳幼児検診時や参観日に保護者と子どもに実際に行ってPRをいたしておるところでございます。 現在のところ、乳幼児検診時には、絵本を配布することは行っておりませんが、司書による、実際に絵本を読み聞かせを実施するとともに、「ねぇよんで」と題して絵本リストを配布し、図書館にはその本を常時そろえております。これらの実施状況を判断材料として、今後導入に向けて検討をいたしますが、現在取り組んでいる状況を細かくご説明いたしますと、私も就任以来、現在の図書館が、前、寄宿舎になっておった。それが統合や、利便性が改善されて寄宿舎がいらなくなったと。 バスを完全に通すということでいらなくなりましたので、荒れておりました寄宿舎をいち早く、就任と同時に改築して図書館に変わって、今日を迎えております。 その間に司書も、始めは1人、2人、今では教育委員会の方と合わせて3人の図書司書もおいて、きめ細かな事業を進めておるわけでございまして、今まで取り組んでおることの、ご存知かもしれませんが、健康管理センターでは子育て支援広場ということで、月に1回で、保育士による絵本の読み聞かせと紹介、それから乳幼児検診で、絵本の読み聞かせの大切さの話や、絵本の紹介、先ほど申し上げました「ねぇよんで」ということを題目に、絵本のリストの配布や実物を見せながら、図書館の紹介、絵本の購入、司書さんと相談の上、対象年齢にあわせたよい絵本を選んで購入をいたしておるわけです。選定委員会等もおいてやっておるわけです。 それから、保育園においては、子育て支援広場で、年1回、これは絵本について、特別講師による講演会や、毎回、絵本の読み聞かせ、参観日後の懇談会で絵本の読み聞かせの大切さについて話しあっていただいております。 それから各園ごとに、月1回、司書さんによる読み聞かせに行っていただいておりまして、絵本の紹介や貸し出しを毎週木曜日に実施いたしております。 ちょっと日にちが変わった場合もあるかと思いますが。 図書館では、月に1回お話会で読み聞かせ、ストーリーテーリング等をしているところでして、冬はクリスマス、夏は夏休みに特別講師による講演、それから、来られた方々に、依頼があれば読み聞かせをする、先ほど申し上げました「ねぇよんで」の趣旨にのっとって、絵本のリストを常時見られるように進めておるところでございまして、そのブックスタートのことについても今度はそういう方向で検討して、なお、充実を図っていきたい。また、どんぐり会のことは、用瀬保育園の園児、保護者、職員の会員の会の内容によって、町内の子どもと保護者を巻き込んだイベントもいたしております。 月1回用瀬保育所では、司書さんによる絵本の読み聞かせなど、細かい問題をそういう向きにいたしておりますが、無料で配布するというところには至っておりませんが、それにふさわしい仕事を数年来、前もってやっておりますから、一層また充実を図りたい。 ご協力をお願いいたしたいと思います。 |
| 議 長 | 岩本議員。 |
| 岩本議員
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各事業との関連もいろいろあるわけでございますが、モデル事業等もあるようです。活用され、早期実施を願うものであります。 続いて3点目であります。 特別職報酬削減の動きについてお尋ねをいたします。今日の日本の経済は危機的様相を呈しております。 世の中は深刻な不況で、民間企業では賃上げゼロや、賃金カットどころか解雇や倒産が相次いでいる状況であります。 こうした中、本年の8月に一般職国家公務員給与について、1948年の人事院勧告制度始まって以来、初めて月給の引き下げが勧告をされました。 このことは右へならえの地方公務員等に影響を与えることは必至で、これだけ民間の労働事情が悪くなっている中、民間準拠の原則に立った見直しが求められていると考えます。 これらを先取りする形で、各自治体等で特別職給与、あるいは一般職等の給与見直しも行われております。 鳥取県においても、本年度より3年間、特別職を含む全職員、約1万1,500人の給与と、期末勤勉手当など5%削減が実施されております。 給料と景気への影響については、余計に財布のひもがかたくなるのではというような考えを持つ方もあるわけでありますが、しかしながら、民間とともに痛みを分かち合うというような精神論においては、自らが姿勢を示すべきと考えます。 私は現在、本9月定例会に賛同者を得て、用瀬町議会議員の報酬削減の条例案を提出しております。 結論は現時点でまだ出てはおりませんが、これまでは、特別職等については八頭郡報酬審議会の意見をもとに改正が行われていたわけですが、横並び意識を排して、自らのことは自らが判断する気概も時には必要と考えてのことであります。 以上のようなことから、特別職の報酬削減について行うような考えがあるのかないのか、町長のこ所見をお伺いいたします。 |
| 議 長 | 池本町長。 |
| 町 長 | お説のとおり、今時代はご指摘のとおりでございますが、 我々もこの春以来、いろんな立場で八頭郡の連絡会、内部的にも検討をいたしておるところで、言われるまでもなしに、既に人事院勧告も状況なり把握した中で、考えていこうという向きに、既に8月の連絡会では整理をいたしておるところでございまして、つぶさに考えてみますと、年々、近年は、職員のベースアップが上がってまいっておりました。 昨年からダウンの傾向に陥っていることは事実でありますが、我々特別職というのは、手盛り予算ということではいけませんので、ご案内のとおり長年にわたって、多分30数年間に及んでおると思いますが、八頭郡では報酬審議会というのをつくって、毎年ではなしに、、近年では短くて3年、4年とか5年で審議会をおいて、余り格差が生じないうちにやりませんと、一挙にたくさん上がってくるという中身の問題は、従来、今の時点でよく調べておりませんが、余り給料のことは気にしない男ですから、人の方のことを気にしよるわけでして、それもご理解いただいて聞いていただきたい。 そうすると、長の何10%が議員さんとか議長さんとかこういう向きに基準が定められておりまして、昨年は、従来は、私、就任以来、以前からもそうだったと思うんですが、八頭郡内の審議会の1番最低をとって進めてまいっております。 それによって、やはり上げ幅を加えていくと8%か7%にその期間中にあっても最大3%以内ぐらいで進めておる現状でございまして、そういう中でこういう社会情勢の中で見直しをしなければならないということは、昨年度から議論をいたしてきております。 ただし、議員さんの立場や、また、私はおいて、他の特別職の、常勤の特別職の方々を思うとき、いろんな立場に立って考えてまいっております。 しかし、年度内には、一応何カ月か前になりますが、年度内には実施していこうという気持ちは持っておりまして、人事院勧告にのっとって、国が通り、県が通り、その時点で我々も同調する。 私がパフォーマンスをやりますと、ほかに影響もあろうかと思いますので、そういうことはなしに、横並びという考えでなしに、そういうことに前向きで進めてまいりたいとこう思っておりまして、人の顔を見てするんでなしに、その問題は先ほどから申し上げましたいろんな立場に配慮しながらやっていくという向きに整理をして、私も先頭を切ってやりたいと思っております。 できれば12月には提案させていただけるようになればと今努力をいたしておるところでございますので、ご理解をいただきたいと思っております。 |
| 議 長 | 岩本議員。 |
| 岩本議員
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引き続き、民間準拠の原則に立った対応をお願いをいたしたいと思います。 最後になりましたが、4問目であります。同様の趣旨の質問もありましたが、再度、町長の進退についてお尋ねをいたします。 池本町長には、就任以来5期20年近くに渡って、用瀬町の先頭に立って積極的、かつ大胆にその重責を担ってきたものと評価をしております。近年、各自治体は大きな課題を抱えてまいりました。 それは理念で言えば人権、福祉、環境、教育などであると考えますし、本町における具体的施策としては、少子高齢化が進む中、下排水事業、介護保険、総合福祉ゾーン整備などであったと考えます。 さらに、これらに加えて地方分権の推進、市町村合併等、用瀬町の将来を左右する大きな課題も目の前にぶら下がっている今日であります。 市町村合併の行方に関しては、多くの市町が法律の期限内である、平成17年3月をタイムリミットに見据え、幕引きに向けての決意を、今9月定例会でも述べているところであります。 1例を拾ってみますと、池本町長と同じく、来春改選を迎える米子市の森田市長も9月定例会で合併の行方に言及しながら、決意のほどを次のように述べています。 体力、気力が非常に充実しており、次の任期である合併までの2年間、14万市民の付託に十分こたえていくだけの自信があるというような新聞報道であります。 かくいう我々議員も来春の4月には改選を迎えます。 私自身まだまだやるべきこと、やりたいこと、やれることがあると活動している今日ではありますが、町長は町村合併という大きな行政の今日的課題を前に、来春の改選に向けていかなるお考えをお持ちかお伺いをいたします。 |
| 議 長 | 池本町長。 |
| 町長 | 先の西村議員さんに説明いたしたとおりでございますが、重ねてお答えいたしたいと思います。 私も幸いにして、過去もう5カ月すると20年たとうと思っております。本当に、20年といいますが、私にとっては10年にも及ばんぐらいな気持ちで月日がたってまいりました。 その間には本当に議員皆さんをはじめ多くの方々のご支援やご理解、そして計画いたしましたいろんな事業もおおむね順調に進めることができて、改めて深くお礼を申し上げておるところでございまして、先ほども申し上げましたように、私も多選でもありますし、先回正直言いますと、もうこれを最後にという気持ちで、最後まで全力を挙げて働こうということで、近年では一日も休むこともなく、奔走、駄馬にむち打って奔走したっもりではございますが、時あたかも先ほど申し上げましたような時局を、本当に困難な難しい時局を迎えております。 そういう中で、今、私が身勝手なことを言ったのでは本当に申しわけないなと思って、ここ半年ばかり悩んできたのは事実でございます。 しかし、仕事はそれなりに充実を図ってまいったと思っておりますが、そういう大勢の方々の周りの声を聞くときに、自分の思いと人の願いとそのはざまになって考えたときに、どうしてもこういう時期に自ら下がってはいけないなという認識を持ったわけでして、まだご案内のとおり、健康にも恵まれております。 年とはいえど、まだまだ10歳ぐらい若い気迫は持っておりますので、当分の間ならまだ皆さんに迷惑をかけずにこのままより一層人生最後に向けて努力ができるのではないかという決意をいたしておるところでございまして、皆さんのご支持をいただけるのなら、本当に総精算という形で、町の行く末を案じながら、まちがいなく進めていくこともできるのではないだろうかという気迫に燃えておるところでございまして、ご理解をいただいて、今後ともお互いに町政の進展に向けて、また住民福祉の根幹に触れるいろんな問題をとりながら考えていかなければ。 いつも私が普段思っておりますことは、本当に20世紀の後半は30年代から物と金の豊かさにあこがれた国民であったと思っております。 世界中がそういう中に流されてきた、その数十年間の中の、残された遺産は、れっきとした環境は整備されたけれども、いろいろ全国各地や、よそのことに思ったことも、近くでもしばしばそのような状況、耳をふさぎたくなるような話、またいろんな事件、そういう中を考えるときに、21世紀はそのことも大切であるが、なお一層、心の教育と言いますか、心の持ち方と、そういうことを重点に置きながら、暖かい教育であり、また先ほども申し上げました人権を尊重する、そして皆が幸せな町をつくっていこうという、その初心に返って進めていくことが21世紀にもっとも大切なことであり、こうして人口も少なく、少子化もなり高齢化もなった時代にふさわしい環境づくりというものを進めて、皆が本当に手に手をとって、安全で安心して暮らせる環境を、執念を持ってつくり上げていきたい。 こういう向きに考えておるので、ご理解をご協力を賜りますよう重ねてお願いして所見を申し述べさせていただきます。ありがとうございます。 |
| 議 長 | 岩本議員。 |
| 岩本議員
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夢や希望の持てる、安心して暮らせるまちづくりに、引き続き取り組んでいただきたいと思います。 |