平成15年12月 用瀬町議会議事録

議 長 次に岩本浩君。
岩本議員

 おはようございます。私より通告しております2点、3項目についてお尋ねをいたします。
まず1点目の質問に先立ちまして、昨日15日にイラクのフセイン大統領が拘束されたというビッグニュースが流れてまいりました。このことは今後いろいろなことが明らかにされる中で、治安状況の改善が期待をされ、安定化に大きく貢献をされるものとして歓迎をされるものであります。このような方向の中でテロ活動もなくなり国際貢献という議論も出てくることを現時点では望んでおります。
 それでは、1問目のイラクへの自衛隊派遣についての質問であります。
先ほど述べました一般質問通告後の動きは動きとして、現時点での戦闘地域か非戦闘地域かわからないような、あるいはテロが頻発している状況の中での自衛隊の派遣については、非常に大きな問題であると考えております。国会の与党、野党という立場で言えば、国論を二分するような重要なできごとであります。
私はこのことについて野党的反対の立場を表明するものであります。現時点での派遣には反対ということであります。
 また、現在、用瀬町議会に対しても、自衛隊派遣反対の意見書の提出を求めて行動すべきか考えているところであります。県議会も意見書提出の動きがありますし、一般質問の中でもイラク問題が議論をされております。この大問題を我が用瀬町議会の一般質問で取り上げることの是非はあろうかと考えますが、県選出の自民党議員が防衛庁長官であり、先の衆議院選挙でもここにおられる多くの議員の方が応援をしたという経過もございます。また、我が自治体も自衛隊募集の事務に関与をしております。そういった意味において自治体の長として現時点でのイラク問題、自衛隊派遣問題について所見を少なからずお持ちであろうと考えますのでお伺いをいたします。
議 長 池本町長。
町 長  イラク自衛隊派遣についてのご質問でございますが、私は冒頭に申し上げております平和主義者で戦争は絶対反対であるということは普段から言ったとおりでございまして、そういう精神で臨んでおります。今、人道支援とかいろいろな問題が出ておりますが、国際化が進む中にやはりそのことも大切である。派遣というそのもの自身には私も疑問を持っておる1人でございますが、やっぱり国際化の中での人道支援とかそういうことにも今は向けなければならない。はっきり言って、私は戦争場に兵隊を送るということはいいことではない、危険なことだと思っておりますから、簡単に申し上げて私の見解をそういったことで結果的に早くわかる、今のあり方については十分派遣の是非については慎重に見守っているのが私の近況でございます。簡単でございますが、お答えいたします。
議 長 岩本議員。
岩本議員

 14日の日曜日でありましたか、鳥取市の駅前を中心に派遣反対の集会が開かれております。本町の職労の方も多く参加をしておられたように思っております。また、昨日は国会閉会中の委員会審査がテレビ中継をされておりました。この議論を聞いていても、こじつけによって国の行く末が左右されようとしているという危機感を私自身は感じて仕方ありません。戦闘が完全に終結したとは言えない状態と小泉首相も認めながらも、国際貢献、日米同盟、国際協調などの言葉でごまかし、派遣を進めるやり方は危険なやり方と言わざるを得ません。現時点で大義そのものが問われていると言わざるを得ないと私は考えております。
余談でありますが、アメリカでは次期大統領候補に戦争反対を訴えておりましたハワード候補が急浮上しているというような話もございます。町長は戦争反対の姿勢をこれからも突き通していただけたらと思います。続きまして、2点目の質問に移りたいと思います。
 いよいよ合併の期日の10月1日まで300日を切ってまいりました。新たに参加を表明した智頭町を除けば、事務的手続の多くは調整され、残りもわずかの項目となってきております。そうした中でこの合併問題を2つの切り口で整理をし、議論をしてみたいと考えます。
 まず1点目は、情報公開という視点であります。情報公開にもいろいろあるわけでありまして、ここでは最近、一部で問題提起をされておりました件について改めてお伺いをいたします。
 11月8日、日本海新聞の記事を引用して話をしますと、記事では次のようになっておりました。「県東部9市町村合併協議会の首長会が非公式で行われている問題で、9市町村内の住民や団体でつくる市町村合併を考える住民の会の浅野保会長らが、7日、鳥取市役所を訪れ、竹内功市長に首長会の公開を申し入れた。竹内市長は、従来の主張を繰り返し、強固に公開を拒んだ。浅野会長らは、「我々には結果より審議の経過が重要。公開の場で忌憚のない意見交換ができるような雰囲気づくりを進めるのがリーダーたるあなたの役目。」と指摘。会議の存在そのものに疑問を投げかける意見もあった。竹内市長は「意見、情報交換をする首長会は必要と認識している。合併協とは自ずと目的が違ってくる。」と釈明。さらに「首長会そのものの存在は秘密にしていない。そこで話し合われた内容を、事後、しっかり伝える。これも情報公開のひとつの形態。」と理解を求めた。首長会は合併協には組み込まれていない非公式の組織。竹内市長は「記者会見で必要に応じて首長会の終了後、結果は答えていきたい。」などと述べている。」とこういう記事であります。
 このできごとの後、町長より議会に対しても若干の説明があったわけであります。しかしながら、竹内合併協会長の言う答弁では何が公開で何が非公開なのかという基準がはっきりいたしません。首長会は決定機関でないことはわかっても、その中で顔を合わせて何もしない、何も言わないということではないわけでありまして、意見交換をしたものが後に報告をされ、決定事項に反映されるとしたならば、これは当然公開の対象になるであろうと考えます。あくまでも非公開にこだわる竹内合併協会長の意図がよくわかりませんが、このことについて当事者の1人であります町長のご所見を再度お伺いをいたします。
議 長 池本町長。
町 長  合併協議会の首長会と言われる会のことですが、あくまでこれは勉強会でございまして決定機関でありません。今、ご案内のとおり、幹事会というのが助役、総務課長の幹事会、それから小委員会というのは、各担当者が出て、そういうものを全部つき合わせ、2,352項目にわたってやっているわけでございまして、今現在、90%以上のものが提案されて、今月で大体。だけど首長というのは、何もしないというので勉強会でございます。正式に。そういう途中飛んで首長会と言ってしまったから、何か打ち合せをしているとか、新聞が報道するような秘密会議ではありません。
 提案される前に我々も審議会でというか検討委員会で、そういう専門委員会等で検討なさったことをぜんぜん知らずに、皆多忙でございますから、権限は町村長というのは副会長ということで知らさずに合併協で提案されるというのはいけないというので、それまでに審議されたこと、意見があったことをおさらいをして聞かせていただく会でございまして、別に取り引きや状況を練り上げていくということはありません。
 簡単に申し上げまして、市長も言っておりますように、合併協議会提出議案についての1番には勉強会でございます。さっき言ったような。それから国・県の合併支援策についての勉強会でございます。それから、住民生活に密接に関わる負担やサービスの調整方針案について、専門部会長から出席を求めて聞く会でございます。専門部会には公開しております。幹事会も公開しております。だけども、その裏で何か取り引きをしているようなことは我々がすべきではありませんし、あくまで決定機関は合併協議会でございます。それを知らずに臨むということは難しいというので、日曜日でも、また夜遅くまででも、その日程が皆そろう日にということで勉強会をしているのが現状でございまして、その他市町村長のまちづくりに対する案がありますね。そういうものについてどうなるのかという意見交換などでございまして、別段公開をしなければならないという秘密な会はもっておりません。
 あったことの繰り返しというふうに私は思っておりますが、そういたずらに意見で修正したりとか、そういうことはありません。合併協に出て、やっぱりあったときにはまた返ったものについて専門委員会や担当部会で検討をしていただくという、何と言いますか、手順は、権力的なことでやっておる会ではありませんから、談合したり奪い合いをしたりそういうことは一切禁じております。だから、必要に応じたら市長が、会長が記者会見で言うということになっておりますから、他の人は別段、もちろん復習みたいなことですから、あったときの、大体月に2回程度、提案されて意見交換があった、その後の様子等を、流れを勉強させていただくというものですから同じようなことですから、公開しても意味がないのではないかなと私は思っております。だから皆で見れば必要があるときは会長が記者会見で全部報告しているはずですが、あんまりないと思っております。だから任せてありますから、専門部会ですな。そういうことで、これは積み上げたものをどう処理されておるかということを私は勉強しておると。私たちはしているということでございます。長々と申し上げまして、わかりやすい話にかえさせていただきたいと思っております。
以上です。
議 長 岩本議員。
岩本議員

 このことは議論をしてもなかなか平行線になりそうなわけでありますけれども、任意の勉強会ということでありまして、やっぱりここには公式か非公式かということと、例えば市長がどういう立場でやっぱりその場にいらっしやるのかというようないろいろなことが危惧をされることと思います。やっぱり非公開ということにこだわられずに、むしろオープンにされた方が私はより理解が進むのではというふうに考えております。
 続きまして、最後の質問になります。2問目のもう−つの切り口であります。住民の意向の反映という視点でお尋ねをいたします。これは直接的には議員定数の議論ということになりますが、このことはいまだ結論を見ておりません。合併業務の中でも堂々巡りの議論でなかなか前に進んでいないわけであります。ここに来てやっと議員定数及び任期検討の小委員会の議論の中で、最終的結論が次回1月の委員会で出されるという運びになったようでありますが、こういった状況を見る中で、新聞等にも議員は何をしているんだといったたぐいの批判の投書が寄せられ、議員が保身のために云々、あるいは自らの身分に恋々としてなどと批判の的になっております。
 在任特例、定数特例等の議論の中で、私自身は定数特例を適用すべきと当初より考えており、百何十人の新たな市議会議員を作るなどとの考えは毛頭ないわけでありますが、十羽一からげ的に議員そのものが批判をされていることになるわけであります。
 私自身、議員の数は少なくなっても、十分な議論のできる人材、そういう方を送り出すことによって住民意向の把握は十分可能であると考えております。この問題をあえて公の議論となるよう一般質問で取り上げました。議会だけの問題ではないわけでありまして、合併そのものを進められる責任者として、あるいは長年首長として議会に関わってきた立場で町の将来に絡めて見解をお持ちであればお伺いをいたしたいと思います。
議 長 池本町長。
町 長  お説の議員定数の議論でございますが、これは既に前々から専門委員会に付託してございます。今、こういう議場で公の場で町長が私見を言うということは、私は差し控えさせていただきたい。その審議の最中でございまして、今、半分以上は済んでおるのではなかろうかというときに、何ぼ一町民であるからといって、私見を交えるということは混乱を招くと思っておりますので、私は議事の混乱に支障があると思いますから控えさせていただきたいと思っております。それは議員皆様自身でお考えになり、また議会を代表する方々が参加して議論なさっておりますから、その結論については尊重してまいりたいと考えておるところです。
簡単でございますが、所見を申し上げてお答えとさせていただきます。
岩本議員

そういうお答えも想定をしながら、ソフトな意味合いを込めて最後の辺でそういう町の将来を絡めたところでどうかというお尋ねもしたわけでありますが、お答えはできないということでありますので、この問題は私たち議員だけの問題ではなしに、やっぱり今後の町民すべてに関わってくる問題と考えておりますので、そういったことも十分踏まえていただきながら、残りわずかな協議ではありましょうが、臨んでいただきたいと思います。
以上で私の質問を終わります。

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