津山盆地の雲海(1999年11月11日早朝・黒沢山)


日の出直後(6時45分ころ)に東南東方を見たところ。

ずっと先まで霧の海が続いており、果ての部分は確認できなかった。

ほぼ同時刻に南方を見たところ。

写真中央やや左が市中心部と思われる。
右奥に神南備山、手前が横野地区である。
山がところどころ霧の上に出ているが、おそらく高度300m以上の部分が頭を出しているようである。
ところどころぽつぽつと霧が盛り上がっているところがある。

ほぼ同時刻に西南西方を見たところ。

手前が田辺地区、その奥が田邑地区、さらに奥が鏡野町のようである。

写真では再現できていませんが、かなり広角に拡がっていました。

10日夜から岡山大学気象学研究室の方々が来津され、移動観測、黒沢山・神南備山・津山測候所での定点観測などをされました。
私は見学させていただき、自分でも周辺をまわって霧の出方を見ました。

簡単にまとめると、2時頃から市東部・吉井川沿い・鏡野町方面より霧が広がってきて、5時頃に黒沢山のふもとまで広がり盆地全体が霧で覆われたようです。

津山ではじめて雲海を見ました。
まさに「白い海」で、山頂が島のように見えるのもたいへんきれいでした。
このような機会をいただいた岡山大学気象学研究室の皆さんに感謝いたします。

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