いなばにあん 時々嘘つかないTOPへ
my foolish heart

「べんとーさん忘れてもかーさん忘れるな」,雨と無知との遭遇いなばにあん いの の日記。

2014年6月30日(月)底の穴からのびている
 可燃物のゴミ出し日。ステーションに行くとご近所の方がお話し中である。ステーションの道を挟んで、くだんの解体中のおうちなのだ。工事のようすを眺めつつの井戸端ならぬゴミステ端談義。
 そこへご近所のご夫婦が鉢を抱えてご自宅へ。躑躅やブルーベリーである。解体前に運び出されたらしい。
 ボクにもなにか持ち帰ってはどうかと勧められる方が。いゃあ、昨夜サルスベリの枝を数本。そんなのではなく、あの林檎の木がいいんじゃないのとか。ちょっと動かしてみようと隣家のご主人が鉢を引っ張られたけれど、根が地面にのびていて完全には抜けない。要請があり庭へ。ふたりがかりでなんとか抜くことができた。
 それにしても躑躅は元気。水やりをする人もいないのに。
 庭造りや園芸をご商売にしていらっしゃるご近所の方によると、庭木を動かす人件費の方が高くつくので、手を出されないのだとか。庭には立派な石も多数。しかし、石屋さんも、最近は石が売れないらしい。
 庭造りには結構お金をかけられていたのだろうに。 

2014年6月29日(日)草取りをされない庭に
 そういえば壊されるおうちのサルスベリは白だった。わが家にはピンクと赤しかない。大きな木になっているゆえ根っこからは無理だが、思い出す縁として枝をもらい、挿し木にしてみようと思い立った。日付が変わる頃に。明日は朝から破壊作業だと思うのである。
 壊されるおうちのお向かいには犬がいる。こっそり行ったつもりだったが気配を悟られたらしい。うるさい。おまけに玄関脇は重機と掘り返した土が盛り上がっていて庭側に行けなくなっていた。
 仕方がない。横へ回り、溝と低い生け垣を乗り越えて庭に入ることにした。完璧に不審者である。が、不審者がボクだとわかってもらえればご近所の方は納得してくださるだろう。なにしろ、ボクが生まれた時をご存じの方だったのである。
 うまく根付けばよいのだけれど。という悪事の告白。 

2014年6月28日(土)門がはじめに壊されて
 寄贈されたというおうちの取り壊しが始まったようだ。朝8時頃から、重機が活動している音が聞こえてくる。一軒おいた隣。とりあえず更地になるのだそうな。
 わがやのお隣がすでに更地状態が続いていて、今度は反対側に一軒おいた隣が更地。更地の増える町内である。
 出勤時に、壊されるおうちの隣の方と遭遇。なにしろ音が大きい。外に出てでもいないと耐え難いのだろう。
 工事の前に関係者の方が、庭木や鉢を持って行ってもらってもいいですよとおっしゃったとか。リンゴの木やらツツジの鉢をもらおうと思ったけれど、鉢から地中に根をのばしていて、動かせなかったのだそうな。
 ボクにも記念に持ち帰るようお勧めになるが、残念、わがやはすでにジャングル。どこにも植える場所がないのだった。 

2014年6月27日(金)食用にしている種を
 ひまわりの種をいただいた。結構大きな粒である。砂丘界隈で大きくてきれいなひまわりが咲いていたらしい。近くにいらっしゃった方に種ができたらくださいと予約をしたら、食用として保存してある去年の種をくださったのだそうな。
 で、あじさいがやがて終わりそうなわがやの玄関にもどうかということなのだった。大きくて食べ甲斐のありそうな、貴重な4粒。
 これから蒔いても夏に間に合うのだろうか。
 とりあえず水に浸けておいた。
 そんなわけで、わがやは明日がひまわりの種蒔き。 

2014年6月26日(木)朝晩に水の加減を
 「職業欄に無職と書くのがイヤだという話だよ。」
 「オレはフリーランスにしているよ。実際、ずっと自営でやってきているし。」
 「オレは年金生活者と書いたことも。」
 「あっ、よいねえもう年金でてんの?」というのは当方。
 懐かしいメンバーがやってきて、いろいろと近況を教えてくださる。パートナーを拝み倒してアルファロメオを買ったとか、年金を一度ももらうことなく病で倒れた友人のこととか。
 田んぼを借りて米作りをしているから秋に新米を買ってくれよという友人も。標高は200mくらいある山間部だからおいしいとのこと。相当安くしてくれるらしい。とはいえ、すでに2カ所から仕入れさせてもらっている。食品置き場に米がだぶつきそうだ。さばかなければ。
 職業欄にブローカー。 

2014年6月25日(水)このビスがなくても音は
 久しぶりに使ったスピーカーの右側から音が出ていない。「あれっ。」アンプは自作の真空管アンプ。トラブルシューティングの症状欄の、片方の音がでない場合のチェック欄には、まず真空管を左右入れ替えてみるようにとある。状態が左右入れ替われば真空管のトラブルというわけである。が、入れ替わらない。真空管には異常はないようだ。半田づけをしたどこかの調子が悪くなっているのだろう。
 その次のチェック対象は、抵抗の1〜14、電解コンデンサの1〜10、ベースピン1・2とある。シャーシを分解することにした。結構ビスが多くて面倒。基盤の半田づけをしたところには問題はなさそうだ。回路図も見ながらよく点検してねとある。どれどれ。
 ということで丁寧に見ていったら、ボリューム用の6本あるコードのひとつが外れていた。半田が甘かったのか。半田ごてを取り出し、再接着完了。組み立て直してスイッチをオンに。両方のスピーカーから音が出てきた。
 市販のものならお手上げのところ。チェックしてみようと思うのも自作なればこそ。ナベビスがひとつ畳に残っていたけれど、気にしないことにした。 

2014年6月24日(火)わたしのなまえをよぶだけで
 本日の数少ないお立ち寄りの方のなかに、『Tapestry』のレコード盤がおうちにあるという方がいらっしゃった。ほぼ同年代というか、少し年上のおねえさま。ゴフィンさん追悼で、映像を流していたのである。
 ボクと似たような世代ということは、当時今のように簡単に1枚のアルバムを購入することのできなかった年頃で、購入にはそれなりの決心が必要だったと思うのだが、捨て曲の少ないと思われる『Tapestry』は当時高校生くらいの若者にも買いやすい一枚だったのだろう。わが家にも、それぞれが求めた2枚がある。
 同行されていたキャロルさんの同年代の方は、意外にも『Tapestry』をご存じなかった。先輩はもうジャズなんぞをお聴きだったらしい。
 中学生にも『君の友だち』を聴いてもらった。友だちはいるようだ。 

2014年6月23日(月)夜が明けてもやっぱり同じ
 ジェリー・ゴフィンさんがお亡くなりになっていた。一般紙の訃報欄で知ったけれど、世間一般の認知度とか功績をクリアして掲載されたということなのだろう。他紙でもそうなのか。ホレスさんはさておき、ゴフィンさんの掲載はちょっとびっくりである。購読紙にはディープな音楽好きの記者さんがいらっしゃるようにも思えたり。
 見出しは『ロコ・モーション』の作詞とあって、キャロルさんがスラッシュさんをゲストに迎えた派手な『Locomotion』はカッコイイけれど、切ない『Will you still love me tomorrow』がやっぱり好き。
 多くの人々が感じていながら言い表すすべを知らなかった思いをゴフィンさんは表現していたとキャロルはおっしゃったとか。さすが。
 さて、今夜も同じ気持ちでいることができるかどうか。 

2014年6月22日(日)坂道が少しくるしい
 張り紙をご覧になって、「中学生はたいへんですよ。手順などをなかなか覚えてくれなくて。」というご経験をお話しくださる方もおありだったが、とりあえず真面目そうな印象。
 場所がわからなかったとのことで、約束の時間に1時間ほど遅れてのことだったけれど。
 なにしろ、お住まいは当町内ではなくずいぶん向こう。小学校区はお隣なのである。どうしてまたこんなところを。
 徒歩でいらっしゃるとのことだったが、ボクの通勤距離の50倍くらいはありそうだ。おつかれさま。
 ということでよろしくお願いします。 

2014年6月21日(土)ボリュームは少しおとして
 リー・コニッツさんやフィル・ウッズさんもご高齢。それでも新作やライブの話題が届く。まだご健在なのだと思っているのだが、失礼ながらホレス・シルバーさんがご健在だったのを知らなかった。
 そんなわけで、昨日今日はファンキーなブルーノート盤を昼間から流し、偲ばせてもらった。
 偲びつつ、『the Tokyo Blues』でシルバーさんと一緒に写っていらっしゃる和服の女性はシルバーさんより若そうだ、まだご健在なんだろうな等と、LP盤を見ながら思っていたのだった。「海賊」佐三さんのお嬢さん。50年以上前の作品にシルバーさんと一緒に写るとは。しかもNYで。さすがである。 

2014年6月20日(金)ゴミとして捨てた部品は
 小型破砕ゴミの追加を出しに行ったら、昨夜出したはずのプリンターの部品がなくなっていたわよとのこと。どれどれ。
 回収車はまだ来ていないのに、小型破砕ゴミ入れかごには当方が置いたドラムユニットがなかった。かごの中央には大きな袋に入った電化製品もあったけれど、これもなくなっていた。小型のCDラジカセや壊れたガラス製品が入っているだけの、さみしい小型破砕ゴミ入れかごになっていたのだった。
 どなたかが回収の前にピックアップされたのだろうか。電化製品はまだ使えそうだったけれど、ドラムユニットは何に使うのだろう。あるいはレアメタルが使われているお宝だったのか。 

2014年6月19日(木)小型破砕ごみとして
 ドラムユニットは結構大きな箱で到着。なかなかに重い。ユニットの他に、トナーカートリッジも付属している。4色分。当方のプリンターには、どの色もまだ補充しなくてもよい量が残っている。しかも予備のトナーカートリッジだって買ってあるのだった。
 ドラムユニットが高価格なのは、押し売りのように付属されている4種類のトナーカートリッジのせいか。あるいは、これはおまけの大サービスなのか。なんだかいやらしい商売のようにも感じられたり。
 消費期限というのは箱の外には書かれていないから少しくらい古くなっても大丈夫なのだろうが、メインのプリンターをインクジェットからレーザーに切り替えることにした。 

2014年6月18日(水)交換の次は寿命と
 プリンターの消耗品というのはインクカートリッジやトナーカートリッジくらいだと思っていたのだが、操作パネルに「ドラム ユニット コウカン ジュンビ」とメッセージが表示されるようになった。カラーの色合いのバランスも崩れている感じ。レーザープリンタ。
 なによ「ドラム ユニット」って。交換する準備をしておけということのようだが、交換用の「ドラム ユニット」等というものが手元にあるわけもない。
 マニュアルをちぇーっく。
 トナーカートリッジをとりつけるユニットである。この状態で印刷を続けると「ドラム ユニット ジュミョウ」と表示されるようだ。2万枚ほどの印刷で交換する部品らしい。
 価格をちぇーっく。びっくり。安いプリンターが購入できる値段だった。この部品を購入するか新品のプリンターを購入するかと、どなたも一度は考えられるのではないか。
 ほかにも、ベルトユニット交換、定着器ユニット交換、給紙ローラの交換などがある。この次に「コウカン ジュンビ」が出たら、本体の交換をしたほうがよさそうである。 

2014年6月17日(火)腰を上げつつ叩きたる
 「音楽はCDだけですか。」とお尋ねの方があった。
 「DVDやブルーレイも少しありますよ。」
 クラプトンさんやキース・ジャレットさんがお好きだったけれど、徐々に聴力が落ちてこられ、インプラントによって補正されているのだとか。CD音源だけだと聴き取りにくいのだそうだ。
 さいわいどちらも映像がある。『Layla』や『Wonderful Tonight』を聴いてもらった後、キースさんのソロの『I Loves You, Porgy』や『Summertime』を見てもらった。映像があると聞こえ方が違うとおっしゃる。
 「キース・ジャレットって、こんな弾き方でしたっけ?」気に入っていただいたようだ。
 「ゴスペルっぽいというか、土着的なというか、大地をたたいているような感じの演奏がありますよね。」
 きょうがお誕生日なのでおふたりで当店をお選びになられたのだとか。ウルウルきそうな『Summertime』だった。 

2014年6月16日(月)去年は花の植えられた
 タマネギの一部を収穫した。
 根切りと茎切をしていると、隣のおじいさんが、庭で栽培されているいま切りとったばかりのキュウリだけどとおっしゃりながら2本くださった。その隣ではナスも順調に成長している。連作をしないようにしているのと日当たりがよいのが生育のよい理由とのこと。肥料はあまりやっていないとおっしゃる。
 今年95歳の方がお作りになったキュウリ。ありがたく今晩のおかずの一品にさせてもらうことにした。
 残りのおかずの大半はタマネギ利用。生でも大量に。
 血液だけは相当きれいになったような気がする。

2014年6月15日(日)張り紙を見ないでドアを
 「アイスと紅茶を。」
 「えっ?ホットコーヒーなら100円にしていますけれど。」
 店内はもちろん、玄関の扉にご案内のプリントを貼り付けしているのだが、おふたりともお読みではなかったようだ。
 「あっそうなんですか、ではホットで。」
 お望みのものすべてを対象にとは思うのだが、展開によってはお待ちいただかなくてはいけないこともありそう。ゆえに、ホットだけというせこい対応でした。すいません。
 そんなわけで、今日はほとんどコーヒー生活。楽をさせてもらった2年目でした。ありがとうございました。

2014年6月14日(土)求められない盤のあり
 段ボールのなかを探していらっしゃる方がおありの時に、3日ほど前にも物色されていた方がご来店。あちら側とこちら側でセレクトというめずらしい光景が生まれたのだった。
 さいわい、ご所望がブルーノート系中心の方とザナドゥやアトランティック系の方のようであまりバッティングすることもなかったようだが、先日はあった盤がもうなくなってしまっていましたと残念がっておいでだった。
 この10日ほど、ほぼ毎日のように段ボールチェックの方がどなたかいらっしゃったのである。おかげで段ボールの数は、当初の三分の一になった。それでも、まだほしい盤がおありなのだとか。元のコレクターの趣味が相当よかったということであろう。
 そこに入った最初の人の興奮ぶりが思い出される。

2014年6月13日(金)月の光に耐えられぬ
 日付の変わる頃にご近所までお出かけ。バタバタしていて、回収作業が遅れていたのだった。ひとり暮らしのおうちである。すでに玄関は暗く、どこにあるのだったか。
 そんな夜中になった作業(というほどでもないけれど)のおかげで、本日の満月を見ることができた。
 といっても、流れの速い低い雲があり、いつでも見えるというわけではない。雲の流れとともに徐々に明るくなって、満月が顔を出す。そしてまた隠されてしまう。そんな繰り返しを、帰宅してからもしばらく眺め、室内へ。
 真夜中のコーヒーを飲んで再び外へ出てみると、雲が消えてしまっていた。これから欠けてゆく満月をしばらく眺めていたのだった。
 そんなわけで、昼も夕方も夜もよい時間を過ごさせてもらった一日でした。ありがとうございました。

2014年6月12日(木)サバンナを走る獣は
 帰り際にスカイラインの話題になった。若い頃からラリーに参加されていたという男性おふたりとそのパートナーの皆さん。
 「プリンスのころからですか?桜井 眞一郎さんですねえ。獣たちは後ろ足で大地を蹴って前に進むのが基本だからFRがよいとか、人は右足と左足の交互を動かして進むのだからマニュアル車がいいとかという言葉が頭に染み着いていますよ。」と言ったら、「さあさあ、妻が運転するこのクルマはマニュアルなんです。マニュアル車を購入するのも結構たいへんなんですけどねぇ。」とおっしゃる。
 左右交互に足を動かすのが身体にもよいと思われてマニュアル車にされているのだそうだ。すばらしい。
 FF車は買ったことがないけれど、当方はすでに長いオートマティック生活。その分、どこかがなまってしまっていることだろう。

2014年6月11日(水)サイレンのとどかぬ部屋で
 らっきょうを漬けたり梅干しや梅酒をおつくりになる皆さんのお話を聞くのが本日の朝の会合。朝といっても9時台。
 「朝から緊急車両のサイレンやヘリコプターがうるさかったわよね。」「そうそう。」と皆さんがおっしゃるけれど、わが家にはというかボクの耳には全く飛び込んでこなかった。飛び込んできたのは会合の1時間ほど前に鳴った玄関のチャイム音。ごめんなさい、わが家はまだ夜でした。
 皆さんのお話は、出来合いのらっきょう酢は塩辛いのがあったりで当たり外れがあるからやっぱり自分で調合するとか、昨年お作りになった梅酒の梅もよくしぼんでいて梅のエキスがしっかりでているとかのディープな内容。
 らっきょうを栽培するのも漬けるのも去年からやめている当方は、皆さんの余裕のある豊かな生活を少しだけ羨んだのでした。

2014年6月10日(火)お茶を飲むためではなくて
 たまたま外へ出ていたときにお客様。
 「見るだけでもいいですか?」
 「はっ?」
 「レコードがあると聞いたんで。」
 クルマでいらっしゃっていたしとっさのことで、ついつい「あっ、どうぞ。」他のお客様がいらっしゃる中、物色されて何枚か抱えてお帰りである。
 なんだか、なんとかオフのようなことになってしまいそうだ。
 そのことで当方が儲けたりしているわけでもないボランティアのようなものである。このようなことが増えるのはなんだかなあという感じ。そろそろ潮時のようでもある。
 きょうもお二人が物色され、その時にいらっしゃった若者もネットで検索するなど、関心をもたれはじめたりしていたのだけれど。

2014年6月9日(月)最後までつきあうことが
 レアなアルバム二枚を格安でご出品の方が。
 そんな値段で落ちるわけもないだろうと思っていたが、一応3倍ほどの値段を入れてみた。が、終了2時間ほど前から上昇開始。
 しばらくはつきあってみたけれど、30分前になるともう当初の15倍以上になった。早々と脱落。こまめにチェックをされている方がたくさんいらっしゃるのだった。おまけに、潤沢な方が多数。
 そんな本日も23枚がセレクトされていった。
 まっ、このアクセサリーは27万という方がいらっしゃったことを思えば、かわいいものである。

2014年6月8日(日)集めることが楽しいと
 昨日初めていらっしゃった方が本日はご同伴でご来店。ご同伴の方は段ボール箱へほぼ直行である。
 次々と抜いていかれた。
 が、こんなに枚数があると思っていらっしゃらなかったとかで、お金をあまりご持参ではなかったらしい。お連れの方が銀行へ行ってくるから少し待ってくださいとのこと。
 ご趣味がレコード蒐集なのだそうだ。いまのところ3000枚くらいお持ちのようだ。すばらしい。そんなご趣味のことをご存じだったパートナーの方が、ご案内されたのだった。それでご自分はお金を下ろしに銀行へ。なんとすばらしい夫婦愛。
 パートナーには会合とおっしゃって物色に来られる方にお伝えしたいものである。

2014年6月7日(土)残された人にはきっと
 「やがて暴落するんじゃないですかね、次の世代に引き継がれるとも思えませんし。」
 「さあさあ、3万枚だか4万枚だかお集めの方のご子息も、そっちの方はまったくご関心がないそうですよ。お嬢さんの方はロックにご関心があるらしいですけれど。とりあえずご本人に連絡をしてあげたら興味を持たれるのでは?」
 「えっ、もうかなりのお歳ですよね?それに3万も4万もお持ちの方は、大概をお持ちじゃないんですかね?」
 それでもきっと興味を持たれるはずだとおっしゃる。何歳になっても、手放すなんていうことは考えないものらしい。コレクター道の深淵を垣間見た感じ。
 ボクも、処分する気はまだないけれど。

2014年6月5日(木)こんなのは初めてという
 オープンして30分ほどだが、入り口に近い駐車場は結構埋まっていて、遠くに駐車。店内もよく混んでいる。まだ商品を選択されている人が多いのか、どなたも並んでいないレジがいくつか。袋に入れた大根をお嬢さんに見てもらう。
 「これはひどいですねえ。こんなのは初めてみました。」とおっしゃる。思わず、「だしょ。」と言いたいところだったけれど、我慢した。
 それでも、責任は出品された人がすべて負うことになっているのか、レジのお嬢さんは他人事。とりあえず150円を返してくださり、住所や名前や電話番号を問われ、メモ書きされる。商品の状況は、「中が黒い」とお書きだった。
 「生産者から連絡があるかも知れません。」だそうな。  

2014年6月4日(水)忘れないようにその名を
 マーケットに出品される人の中には「しょうのからい」人がおるけえなぁ。ご近所のおねえさま方がよく話題にされることだ。
 それほど痛いめにあったことがなかったから、生産者のお名前をお聞きしたりすることもなかったのだが、本日一名を発見した。
 漬け物用に買った大根2本。包丁を入れてびっくり。白いのは皮から7mmくらいまでで、あとは腐敗に近い状態。漬け物係をしているけれど、これほどひどい大根にであったことはない。出荷の日付は6月4日。本日付けなのである。
 朝の時間は貴重。とはいえ放っておくのも片腹痛い。おそらく同じように大根を買われた方からのクレームがあるとは思うけれど、当方からも返品に行かせてもらおうと思っている。
 あなたの名前は忘れないようにします。

2014年6月3日(火)会場の中央付近で
 ここのところご近所の方とお会いすると、とみおさんが亡くなられましたねえという話題になることが多い。儀礼的にというのではなく、ほとんどの方がよくご存じの町内では有名だった方を偲ばれてという感じ。
 自転車を押しながら坂道をのぼっとんさったのを最近も見たで、とおっしゃる方も何名か。90歳だった。
 学生生活を終えて当地に帰ってきた時、班長役がまわってきた。そのころはよく会合があった、というか、とみおさん達はお酒の飲める会合がお好きだったらしい。若い者が帰ってきたというので、しょっちゅう日本酒でかわいがってもらったのだった。
 メーデー等では河川敷で挨拶をするとみおさんは、うるさい。しつこい。組合育ち。町内の総会では必ず質疑をするタイプ。たぶん、役員の皆さんは、またとみおさんかいなと思われていたことだろう。煙たがっていた役員等の方もいらっしゃるかもだが、若いころにかわいがってもらったことや、組合好きもあって、ボクはとみおさんの発言を聞くのが大好きだった。町内会のことを考えられた筋の通ったご意見が多かったのである。
 酒をようのんどんさったけなあ、あんたも気をつけんさいよとおっしゃる方も。そんなことより、来年の町内会総会はどなたが質疑に立たれるのだろう。
 とみおさんおつかれさま。

2014年6月2日(月)月曜の朝に暢気な
 月曜のゴミだしを終えたところへ班長さんが。公民館だより等を持ってきてくださったようだ。朝早くからお世話様です。
 以前は、回覧板に各戸分の印刷物を挟み、各家庭が抜き取るという方式だったと思うのだが、ことしは班長さんが一軒一軒配布されているようだ。町内会を抜けて回覧板が回らないご家庭もあるから、以前の方法では行き渡らないのだろう。
 一昨日は日赤の募金にもいらっしゃったし、各家庭の高齢者の状況も聞き取りされていたりで、なかなか当班の班長さんはお忙しそうである。そろそろわが家にも回ってきそうだが。
 「以前はこの辺りにみどりのベレットがありましたよねえ。」とか、「知り合いがビッグホーンに乗っていて。」と、ここのところ動かしていないクルマを観察されながら、しばらく朝からクルマ談義。
 「もう維持できそうにないんですけどね。」

2014年6月1日(日)カーテンがあくのを待って
 道路側のカーテンを開けたと思ったら、道路を挟んだお向かいのおばあさんがおいでである。まだ温かいほかほかのちまきをたくさんお持ちになって。
 作りたてを食べさせてやろうと思っていらっしゃったのだろう。わがやのカーテンが開くのをお待ちだったらしい。すいません遅くて。
 笹は、ゴルフ場へ行く坂道界隈で毎年採集である。ご自宅からの距離は1kmほどあるのではないか。いつもは徒歩での採集だったけれど、足腰が衰え、今年はクルマで採りにいかれたのだとか。80歳。
 当たり前のように毎年もらっていたけれど、いつまでもはもらえないのだということを認識した今年のちまきだった。少し甘めに味付けされたちまきをたっぷりと味わわせてもらった。ごちそうさまでした。

2014年5月31日(土)漬け物を食べない人も
 「奈良のじゃないですよね。」
 「宮島のでもないですよ。」
 ボクは見かけたことがないけれど、この辺りでも出没することがあるらしい。凄腕の猟師さんがいらっしゃるので、イノシシでもシカでも見つかれば逃げきることができないのだとか。
 そんな一般的ではないお肉を、今日はたくさんの方にひとくちほどずつおつけしたのだが、意外なことに残される方がひとりもいらっしゃらなかった。ありがとうございます。
 なにかのモツと三点セットで、いのしかちょうというメニューができそうである。 

2014年5月30日(金)茉莉花の香るポットを
 「こんなのを1個もらったので、ちょっと淹れてえなぁ。」とおっしゃりながら、段ボールのLP盤を物色。
 赤いアルミホイールに包まれた工芸茶。
 「ボクもこの前同級生から1缶もらいましたけどねぇ。なにしろ、産地があちらなもんで..。メニューにはありませんが、ご希望があればいつでもお淹れしますよ。」
 ということで、念のためにお湯につけ軽く洗浄してから、ガラスのポットで抽出。湯中花。
 たっぷりの量につき、これだけでお腹いっぱいのご様子である。
 「コーヒーも頼まずで申し訳ないなあ。」
 「いえいえ、レコードを50枚もピックアップされたのですから十分だと思いますよ。」

2014年5月29日(木)揺れる名札を見ておれば
 「てっきり金融関係とかビジネスマンの方かと思いましたよ。」
 ダークスーツにネクタイ姿。ビジネスバッグに書類を格納され、用件が終わってお帰りになったあとの、隣のテーブルにいらっしゃった自営業の方のご感想である。
 「ホント、まじめなファッションですよね。昨今はきちんとしていないとダメなんですかね。」
 当方は最近いつネクタイを締めたっけ?と思いだしてみたが、葬儀に参列した時が最後だったような。ルーズなファッションの日々である。
 たまにはネクタイを締めてみるというのも気分転換になるのかも知れない。

2014年5月28日(水)ライフイズベリーショートと
 県外に住んでいる高校時代の友人が帰ってきていた。お母さんに続いて、お父さんも施設の世話になることになったとのこと。妹さんの住んでいるところで。
 そんなわけで、6月から俺んちにはだれもいなくなるからなと話す。わが家から高校へ通学する際の立ち寄りどころだったのである。しょっちゅう上がり込んでいたものだ。
 ことのほか上品だったお母さんにはとりわけお世話になった。彼が県外へ出てからは、掘ったタケノコをお届けするのが一年に一度のご挨拶だったのだが、イノシシが荒らし始めてからは、そんなこともしなくなっていた。もうボクのこともわからないらしい。
 帰ってこないのかと尋ねると、「あっちに家もあるしな。家具の処分とかまた頼むかも。まだ69くらいまでは働くわ。」
 あのころからあっという間のような気がするよ。 

2014年5月27日(火)もう少し寝かせておいて
 そろそろ売り場に並んでいるのではないか。そう思って野菜専門の売り場を回ってみた。最初の2か所は今シーズンの入荷はまだないそうな。問い合わせてもらったけれど、今後の入荷予定もまだないとか。
 カボチャである。
 まだ早いのかと思ったけれど、念のためもう1か所。
 あった。店に入ってすぐのところに。国産。というか地元産。なんだあるじゃないか。
 とはいえ、それほど大きくもない一玉が500円である。ちょっと高い。これを買う人はよっぽどカボチャの好きな人なんだろうな。店員さんにお聞きすると、まだ水っぽさがあるかも知れませんねえとおっしゃる。
 とりあえず、さらに小さいのをひとつ買ってみた。瑞々しい感じ。もう少し寝かせてやった方がよいのかも知れない。

2014年5月26日(月)選ぶ基準はそれぞれが
 三日連続でレコードをセレクトされる方がおありだった。別々の皆さま。お二人はパートナーとご同伴の方である。これで4組ほどのご同伴でのセレクト。
 以前にも書き込んだけれど、ご健全なコレクターのように思われる。大概、コレクターは内緒でセレクトされるものだと思っていたのである。
 まっ、ディスクユニオンのようなところにお二人で行っても、興味のない方はじきに退屈され長くはつきあってもらえないだろう。それに比べ、ご同伴の方が食事やお茶をされている間にセレクトできるのだから、それほど不満を抱かれるまでにはならないということだろうか。
 それでも18枚とか19枚とかを腕にお抱えである。そこそこに目立つ枚数。ホント、普段のおこないのよい皆さんなんだろうなあ。 

2014年5月25日(日)たばこ屋の角を曲がって
 その有名店は昼間からライブだった。
 すでに3枚のアルバムを発売されている女性がリーダーのトリオである。3枚目の時のポスターは結構人気だったんですよと、先客の方が教えてくださる。
 とはいえ、お客さんの数はそれほど多くない。これくらいの人数でもライブをすることができるのかと思ってしまうほどだ。交通費や宿泊代のことをほとんど考えなくてもよいからライブを行うことができるということだろうか。
 都市部なればこそ。 

2014年5月24日(土)命令形で書かれたる
 街なかの片隅に設定された喫煙コーナーにたくさんの人が集まっていらっしゃる光景を見かける。きちんとしたがってお楽しみである。まじめな愛煙家の皆さんが多いようだ。
 某有名ジャズ喫茶の近くにちょっとしたタバコ屋さんがあった。自販機が3台ほど並び、窓口でも購入できる。で、その界隈で皆さん喫煙をお楽しみなのである。特に喫煙場所というわけでもなさそうだが、タバコ愛好の皆さんの暗黙の聖域になっている感じ。
 窓口には、「吸い殻は必ず消して捨てなさい」とあった。買ってもらう立場の人からの命令形。
 愛煙家の皆さんの虐げられている感じが伝わってくる張り紙である。 

2014年5月23日(金)抜いては脇に挟みこむ
 こんな時期なのに、夜はなんだか肌寒いような気がするけれど気のせいだろうか。
 おのぼりさんをしているついでの1週間のお休みでした。
 中古レコード屋さんにも寄って世間の様子を観察させてもらった。レコードをお預かりしている関係上、適切な価格かどうか少しくらいは勉強しておいt方がよいと思ったのである。
 意外な混みよう。女性も2名。若いお嬢さんもいらっしゃる。わが家界隈では見かけたことがなかったけれど、さすが人の多い都市部にはいろんな方がいらっしゃるようだ。
 買い取り価格30万円などという記載もあった。もちろん、オリジナル盤の話だから当方には縁のないことである。種類も豊富。それなりに安価なものもあったり。人の多いところにはなんでも集まるのだった。 

2014年5月16日(金)わたくしを守ってくれる
 「とりあえず、今回はもう使うこともないわね。」
 ということで、久しぶりにネットを使うことにした。あまりにも久しぶりゆえ、やり方をもう一度勉強し直さなければどこかでミスを犯しそう。どれどれ。
 今週はゆっくりしている時間があまりない。締め切りは22時間後くらいに設定した。まっ、これくらいなら食いついてくださる方がいらっしゃるだろうという数字。競合する方は多数いらっしゃるけれど。
 とりあえず、終盤で閲覧数39。なかなかの検討である。と思ったら悪いが40ある人がいちばん上に立っていた。数千とはいえ、40というのはちょっと心配な数字。誰か助けてください。
 と思ったけれど、設定の倍ほどになって終了してしまった。

 ということで、しばらく休みます。 

2014年5月15日(木)いまはもう誰も住まない
 終了後、自宅へ運搬用のクルマを取りに帰っていたら、くだんのおうちに薄暗く明かりがついている。台所の辺り。
 寄贈ということだから、亡くなられた方の関係者がお入りのわけもない。その筋の方が夜遅くまで熱心に室内整理をしているというのもあまり現実的ではなさそうだ。
 だれか無断侵入か?
 とりあえず、日常的に面倒をみていらっしゃったお隣の方に連絡をしてみた。かつては、その筋とは少し違う筋の業務をされていた方だから、その辺りのことはプロなのだった。
 玄関には鍵がかかっている。その違う筋の方が、大きな声で亡くなられた方の名字を何度も呼ばれるが、返事はない。どゆこと。
 誰か息を潜めているのか、それとも昼間にその筋の方が作業をされて明かりを点けっぱなしで帰られたのだろうか? 

2014年5月14日(水)薄暗い畑のなかに
 タマネギが倒れている。早生のソニックを植えたあたり。収穫しなくてはと思ったけれど、昼間はかまってやることができず夜になってしまった。おぼろ月夜とはいえ、作業をするには少しばかりの暗闇である。久々にヘッドライトをかぶり、タマネギの収穫をすることにした。
 一定の大きさに揃っているわけもなく、適度な大きさのものから小さいのまで。同じ時期のスタートなのに、この半年間何をしていたのかと思うようなかわいいタマネギもあった。肥料の効きがわるかったのか、それとも雑草に栄養をとられてしまったのか。
 なにはともあれ、ヘッドライトあればこそ。抜くときだけでなく、収穫後の茎切りや根切りにも活躍してもらったのだった。
 生食のやわらかな食感。久しぶりに血液がきれいになったような気がしている。

2014年5月13日(火)釣り銭が計算できれば
 おばあさんの口癖は、「おんなは釣り銭の計算ができればええだ。」だとか。カウンターでのお話。天保とか安政のお生まれだったおばあさんかと思えば、お生まれは昭和初期なのだそうな。ボクと同じ元号のお生まれ、20世紀の。昭和生まれの近似世代のお言葉なのだった。
 元々が、算数は何年生の時に躓いたかという話題の流れからの展開である。「割合が出てきたあたりなんですよねえ。」とお隣の方。で、おばあさんの、釣り銭の計算ができればとりあえず大丈夫という言葉だけがやけに記憶に残っているということのようだ。
 「男性は?」とお聞きすると、「そりゃあ、男はなんでもできた方がいいんじゃないの。」らしい。
 時々、釣り銭を間違えることがあるんですけど。

2014年5月12日(月)枯れている鉢植えのあり
 ゴミ出し時にご近所の方と遭遇。高齢でお亡くなりになられたおうちは、相続される近親者が近くにいらっしゃらないため相続を放棄され、寄贈されることになったのだとか。
 庭木の水やり等の管理をされていたその方も、もう手を出すのをやめることにしたとおっしゃる。林檎やブルーベリー等の果実のなる木や、薔薇やさつき等もたくさん。
 「どうせ処分されてしまうんでしょうから、記念に皆さんがもらわれたらよいのに。あんたげも古いつきあいなんだからどうですか?」とおっしゃる。
 ボクが生まれた時のこともご存じだった方だ。思い出すよすがのひとつでもあればとは思うけれど、「ジャングル状態のうちにはもう植える場所がないんですよね。」
 また近くに更地ができるらしい。

2014年5月11日(日)デヴィッド・ストーン・マーティンの
 昨日の夜レコード盤を物色された方が本日もいらっしゃった。ご同伴で。すごいですねえ、ご同伴。
 昨夜帰宅されてからも段ボールの中身が思い浮かび、なかなか寝付かれなかったとか。どうしても気になったので連日のご出動ということになられたようだ。
 本日も、熱心に段ボール箱ちぇーっく。マーティンさんの描かれたバド・パウエルさんのLP盤などをご覧になられている。
 バイクがご趣味。タンデムはされないらしいが、ご同伴という健全な方に邪悪な世界のドアを開けさせてしまったようで、まっこと申し訳ないことです。
 やがておひとりでいらっしゃるというようなことがありませんように。

2014年5月10日(土)再生の機器を持たない
 「プレーヤーは持っていないんですけどね。」とおっしゃりながら箱の中身を物色される方。
 「ジャケットにテープ痕のついていることより、盤がきれいかどうかの方が大事です。CDを持っているけれどLP盤の音の方が好きなので。聴きすぎて溝がすり減っている盤もあるし。」と、傍らにいらっしゃるパートナーへのエクスキューズも含まれているような発言をされる方。
 珍しいことに、おふたりもがLP盤にご関心を示されたいち日。どちらもパートナーがいらっしゃるというのに。
 当方が知っているのは、パートナーに隠れてコレクションを増やされているような方が大半なのである。本日のおふたりは、よっぽど普段から行いのよい方々なのだろう。

2014年5月9日(金)間引き菜を噛んでいる朝
 秋まきの方が虫がつきにくいらしいが、種まきというと春しかやらないなまった身体ゆえ、わさび菜やバジルやパセリの種をまき散らした。それが2週間ほど前。
 いずれも芽が出ている。とりわけ生育の早かったのがわさび菜である。2年前の種というのに、発芽率100%近いのではないかと思われるような密集状態。
 間引いて捨てるのはしのびない。間引きつつその場で食べるのがここのところの日課である。
 双葉の間から小さな本葉が出始めている状態。色もうすめのみどり。最初はどうということはないのだが、25回くらい噛んだあたりから辛さが感じられるようになってくる。
 ひとくちめから辛いのではなく、何度も噛んだのちに存在を主張するところがなかなか味わい深いと思うのだった。

2014年5月8日(木)髪をおさえて坂道を
 緊急車両が何台も走っているけど、あんたげの方じゃないだかと、お電話がおありだったようだ。グループの皆さんと楽しく寛いでいらっしゃるところへ。
 自宅にはどなたもいらっしゃらないため、職場のパートナーとか、ご近所の方とか、あれこれ携帯電話で連絡をおとりだったようだが、なかなかつながらない。ガスコンロの火を消していなかったかも等と、風が強いこともあって、ご本人はますます不安に。
 とはいえ情報が手に入れやすい時代である。やがて農機具などが置いてあるような小屋らしいということになって、とりあえずひと安心。
 ゆっくりお過ごしいただいたのだった。

2014年5月7日(水)資材を節約するために
 ここのところ休みごとに寄らせてもらっているところがある。お店の雰囲気から、なかなか近寄りがたいとおっしゃる方もおありだが、同じような部屋で生活をしている当方にはほとんど違和感がないというか、落ち着く汚さ(笑)。と笑っている場合ではなく、大変失礼なことだけれど、まっ、ご本人もそのことはよくご存じなので、たぶんお許しいただけるのではないかと思っている。大人のおもちゃ箱のようなお店である。大人のおもちゃといっても、音楽関係だけのおもちゃ。間違えられませんように。念のため。
 このラジオを欲しいという人がおんさったけど、一応これは高いですでぇと言っときましたわ、とおっしゃる。いつごろのものか調べてもらっていた1台。昭和6年頃のもののようだ。まだナショナルがきちんとした会社ではなかったころの製品。「並四」と呼ばれた4球受信機なのだとか。
 もちろんよい音で電波を受信してくれる現役である。FMは受信できないのが残念、というかそれが誇りというか。

2014年5月6日(火)あれこれとやり残している
 GW後半はあちらこちらでクルマが多かったという情報をお聞きしたけれど、お店のなかにも、入店まで2時間待ちで、入ってからさらに40分待ちというようなところもおありだったとか。
 まっ、あそこまで行って、満席だからそのまま帰るというのもなんだかもったいない感じ。2時間待ちくらいは許容範囲か。
 そんな連休の最終日は近場で済まされようとお考えだった皆さまもおありだったのだろう、当方もにぎやかな時間を過ごさせてもらいました。
 保存料等のせいか、市販のケーキには身体が受け付けないものもあるなかお気に入りになったとおっしゃってくださる方も。
 経営が苦しくなったら料金を上げてくださいねとも。ありがとうございます。概ねくるしい日々なんですけどね。

2014年5月5日(月)こどもだったことを忘れて
 100歳の方というのは、菅さんから賞状をもらったとおっしゃっていたお隣のおじいさん以来である。こちらは女性。今日のところの満年齢は99歳だが、じきに100歳になられるとか。
 ご自分のチカラだけでお食事をされる。尾頭付きの鯛とかミートパイとか。会話も大丈夫。すごいなあ。お孫さんが概ね20代で、さらに次の世代も2人いらっしゃる。
 食べるもののなかではお餅がお好きなのだとか。長生きと関係があるのだろうか。
 当方がよく知っている次の100歳候補はもうひとりのお隣のおじいさん。ただいま95歳。クルマを運転して近くのスーパーまで買い物に行かれる。料理をつくるのが健康の秘訣のようだ。
 5年後まで当方がやっているかどうかの方が心配なのだけれど。
 なにはともあれ、みんな最初はこども。

2014年5月4日(日)行楽の車が走る
 切れ間にコイン精米所へ。こどもの国や砂丘へ抜ける道路は県外車等がつながっている。トンネル方面も渋滞気味のように見える。家の外へ出ればGWだったか。
 そんな皆さまがお楽しみのさなか、精米所へゆけば、先客が。1台は軽トラで大量の米をお持ちのようだ。軽々と米袋をお運びである。
 なにはともあれ、おなじようなひとがいらっしゃるのは心強いというか、なんだかうれしい。当方も30kgの米袋も軽々。と思ったのだが、クルマのシートから降ろして運ぶとき、腕に変な負担がかかったのか、二の腕の筋肉がつったような感覚。あぶないあぶない。
 とりあえず300円を投入し、標準の精米を完了。完了分はしっかりと袋の底を持ち、二の腕に負担がかかりすぎないように運んだ。
 ますますチカラ仕事に向かない身体になってきているようだ。

2014年5月3日(土)頼りすぎないようにして
 「コルセットを買ってきてもらった方がよいかも。」
 家事をやっているうちにひねったらしい。が、ギックリの少し手前でとどまっているような感じとのこと。
 なんとかトイレ等には行けるようだ。
 そんなわけで、砂丘方面へ向かうクルマと逆行しつつ、ストアへ。コルセットは3000円〜5000円程度。国産という表示のものが多い。どれがよいのかよくわからないけれど、軽そうなひとつにさせてもらった。
 買って帰ってから箱にある注意事項を読むと、「長時間装着されますと腰の筋肉が衰えてくる恐れがありますので、装着は2時間をめどにご使用ください。」とあった。
 もたれるのはほどほどにということか。

2014年5月2日(金)敬称略で名前だけよぶ
 場所を確認しようと思って店名を調べたけれど電話帳にも載っていないし、個人名で調べたら、あったんだけどどうも住所が隣の町になっていて違う感じ。そんなこんなで探し当てるのに少々時間がかかったのだとか。
 そうなんだよね、近くに同姓同名の方がいらっしゃるんだわ。よくある名前らしくて。電話帳をご覧になった方がボクの番号だと思って電話をかけられ、相手にご迷惑をおかけしているんじゃないかと心配したこともあったけどね。人づてに聞くと、あちらも当方の勤務先をご存じだったらしいし。
 そういえば、ずいぶん前に飛行機の事故でお亡くなりになった同姓同名の方もいらっしゃったんだよね。おひとり減ったかと思うとずいぶん寂しい気持ちになったもんだよ。
 久しぶりにあった同級生達との会話。たわいもない話から始まったけれど、昔のようにお互い名前を呼び捨てで会話ができるというのはなんだかうれしい。

2014年5月1日(木)融通はききませんから
 大概5時までだろうと思っていたのだが、窓口に受付は4時までとあった。たどり着いた時には4時を10分ほど回っていた。
 とりあえず隣の建物へ行って、必要な書類等を購入。その部屋にいた知り合いに、受付は4時までだったんですねえというと、今ならまだやってくれますよとおっしゃる。えっ、そうなの。急いで隣の建物に戻って、書類を作成。点検を受ける。おっ、受け付けてくれるのかと思ったけれど、文書はこれでよいので、明日この箱に入れて置くようにとおっしゃる。えっ、今日は受け付けてもらえないんですの?
 却下。
 他のお客さんはいないのである。暇そう。強く頼んでくれる人がいればやってくれるのだろうが、また隣の建物へ行って知人にお願いするのも恐縮である。あきらめて帰った。
 5時に帰るためには、混んだときの余裕も考え4時に受け付け終了にしておかないといけないということだろうか。チカラを持っている人はすごいね。

2014年4月30日(水)性別だけを教えられ
 印鑑証明をもらいに行った。なんと、2冊とも申請者のものと違うと言われた。再のスタンプが押されているのは自分のものだと思いこんでいたのである。念のためにもう一冊の再も持って行っていたのに。
 手帳には名前も書いてないし押印もない。世間の皆さまはどのように管理されているのだろう。わが家は一括まとめて4冊が同じ場所に置かれていたのである。ここ10年以上クルマを買うこともない生活ゆえ、印鑑証明はいつ使ったのだったか。
 何はともあれ、今日中に使いたい。急ぐのである。家に取りに帰る時間ももったいない。困ったボクにお嬢さんが、手数料300円かかりますが印鑑があれば再発行できますよと対応してくださる。印鑑証明をもらうのに費用は倍の600円かかったけれど、貴重な時間短縮。ありがとね。
 ちなみにこの間違っていた印鑑証明手帳の持ち主名を教えてもらえます?と尋ねたら、個人情報保護だった。ご家族だと思いますけどとおっしゃる。そりゃあそうだ、わが家の引き出しから持ってきたものなんだもの。女性です。そりゃあそうだ。
 まっ、お嬢さんを困らせてもね。

2014年4月29日(火 )日をまたぎいのちをつなぐ
 庭からカエルの鳴き声が聞こえてきた。排水の悪い池に雨水がたまりっぱなしであるから誘われてきたのだろうか。
 池のあったお隣の屋敷は更地になってしまった。道路に面した一角には杭が立てられワイヤも張られている。道を行くカエルも入りにくくなったことだろう。わが家は近辺のカエルに住処を提供しているらしい。
 まだ鳴き始めだからか、それほど連続してうるさいわけではない。とはいえ、更地になった分だけ、遠くのおうちまで鳴き声が届くのではないかとちょっと心配である。
 飼っているわけではないのだけれど、うちのカエルと思われるんだろうなあ。名前でも付けるか。

2014年4月28日(月)非常にをつけるかどうか
 くだんの商品が届いた。
 16日に支払いが完了し、18日に振り込みの確認をしたと連絡のあった一品である。それからちょうど10日。その間、送るのが難しいようでしたら返金をお願いしますとも入れてみたのだが、いやすぐに送りますとのこと。
 待たされたことは待たされたけれど、開封すると記載されたとおりの商品がきちんと納まっていた。ちょっとびっくり。って、当たり前のことで驚くのもなんだが。あの悪評価は何だったんだろうと思い、本日のデータをチェックしてみた。
 1週間以内の評価は、良い系が31。悪い系が25。どちらでもないが4になっていた。良い系も増えているようだ。当方もかろうじて良い系。いゃあ良かった。
 それにしても、この数字は信頼回復するのがなかなか難しそうな数字ではある。満身創痍というのはこのような状態かとも思ったりしたのだった。

2014年4月27日(日)足くくり罠にかかった
 昨日タケノコをいただいのだが、大半をイノシシに掘られてしまったあとだったとか。自然薯も多い豊穣の山のようだ。イノシシはタケノコだけでなく自然薯も好物らしい。あちらこちらに深い穴がたくさん掘られている光景が浮かぶ。
 わが家はすでに8年ほど前からそのような状態が続いていて、もう掘りに行く気が起こらない。
 そんな本日、シシ肉はどうですかというお電話をいただいた。近くの山でイノシシを捕獲された方がおありのようだ。喜んで。土手にでもさせてもらいます。
 イノシシには気の毒だが、生きていくのにリスクがあるのは相身互い。って、イノシシと助け合うことはないような気もするけれど、お腹を満たせて助けてくれるということで。
 タケノコや自然薯を食べ歩くか、自分が食べられるか。豚よりは考えるチカラがあるらしいけれど。

2014年4月26日(土)ことのほかうれしく思う
 世間一般のカレンダー通りという方も多いようだ。とりあえず休みは今日と明日だけとか。わが家はわが家のカレンダー通りである。とりあえず今日も明日も明後日も勤務日。
 そのような理由からかどうか、せっかくの初日だというのに、遠出ではなくうちでお昼を済ませようというご近所の方が、ご近所の方とご近所の方に遭遇。お向かいとその裏手とそのお隣。これ以上のご近所で揃われることはそうはないだろうという皆さんである。いゃあこちらもビックリでした。
 遠くの方もうれしいけれど、ご近所の方に来ていただくというのは、ことのほかうれしいことであるなあと思った連続勤務のなか日。

2014年4月25日(金)あの山のなかにも幹は
 「もらい物なんやけど、これって何だったっけ?タラの芽?」と大阪ご出身の方からスーパーの袋を手渡された。
 どれどれどれ。
 「これはコシアブラじゃないですか。とげのあるのがタラですよ。これはとげもなく採りやすい枝の新芽。」
 極上品というほどの新芽ではないけれど、上物のコシアブラである。我が家なら食べそうだと思われたのだろう。
 もちろん喜んで食べさせてもらうのですけれど、それにしてもタケノコ、タラの芽、イガイといただきものが続き、とうとうコシアブラまでいただくようになってしまったのかと感慨もひとしお。というか、なんだか堕落した余裕のない生活を送っているようでもあり、山菜を自分で採りに行くくらいの時間は確保したいものであるよなあと少し反省したのだった。
2014年4月24日(木)久々の貝の香りを
 ご近所の方からイガイご飯をいただいた。もう夏でしたか。
 小さなイガイを使っているから食べ応えのあるイガイの身にであうのは宝くじに当たるようなものとおっしゃるけれど、イガイのよいダシもでているし、しっかりとした身も食べさせてもらいました。ありがとうございました。
 普段からイガイご飯好きを公言している。その割にゆっくりとそんなご飯をつくる余裕もないだろうと見越してのことと思われる。当方が好きな旬のものをいち早く食べさせてやろうというお気持ちがたいへんありがたい。
 夕日が海に沈むのを追っかけてきたとおっしゃる方などにもいかがですかなどと声をかけさせてもらったのでした。

2014年4月23日(水)たいへん悪い評価のついて
 支払いを完了したのが16日。確認メールは18日。その後5日経っても送付の連絡がない。落札時点では600近いよい評価。悪い評価はなかったけれど、この1週間に一気に22件の悪い評価がついている。同じような内容の悪い評価が並び、評価欄がお祭り状態である。
 こんな感じ。「入金手続きを終えて8日、確認されてから6日が経ちましたが未だ連絡もなく、商品の発送もありません。何かと忙しいとは理解したいと思いますが限度を超えているのではと思います。至急連絡を頂くか、もしくは返金をお願いします。入札段階ではよい評価が多かった出品者だけに残念です。(評価日時:2014年 4月 22日 12時 52分)」
 在庫をそれほど持っていなかったのに、大量の落札があったのが原因ではないかというのが、悪い評価をされた皆さんの見立て。
 とりあえず、返金のお願いをしておいた方がよさそうだ。

2014年4月22日(火)許可をもとめてはじめたる
 道ゆく方から、いまごろタイヤ交換かよという視線というか、ご挨拶を受けつつ1か月遅れのタイヤ交換完了。手際がよくなったと思うのだが、それでも20分ほどかかった。
 走らせてみると、空気圧が低い感じ。いちばん近いGSで空気を充填してもらう。空気圧のついでに入れてもらったガソリンはリッター162円だった。
 もうひとりの店員さんが、窓ガラスを拭いてもよいかとお尋ねである。ガラスが汚すぎてウェスが汚れるからいいですよと言ったのだが、若者は笑いながら拭いてくださる。さすが海賊さんのお店。すいません、ありがとうございました。
 ここのところ給油はセルフばかりだったけれど、きょうはふたりがかり。贅沢をさせてもらいました。

2014年4月21日(月)蒐集をいつまでするか
 レコードをお預かりしている。とりあえず段ボール箱8箱。
 きのうもきょうも段ボールのなかをチェックされる方がおいでだ。10000枚ほどはあるとおっしゃる方や、1500枚くらいかなぁとおっしゃる方や。10000枚だと、段ボール箱は200箱くらい必要ではないだろうか。すごいなあ。コレクターはあちこちに棲息されているのだった。
 集めていらっしゃるだけでなく、現在ももっぱら聴くのはLP盤なのだそうだ。20分ほどで裏返したり交換する作業が面倒くさいのではないかと思うのだが、昔から慣れているので苦にならないのだとか。
 当方はCD中心生活ゆえ、レコード盤はもっぱらジャケ買い。探しているものはあまり見つからない。次の搬入に期待している。って、すっかりレコード屋さん。 

2014年4月20日(日)鳩時計のなる部屋に
 昼間部屋に入ったら、鳥のようなものがバタバタと飛んでいるように見えたという証言が。
 そんなものがこの部屋に入ってくるわけがないだろうと思うのだが、玄関を開けていた隙にとか、洗濯物を干していた時にも窓を開けていたから、その時に入ったかもとか。
 くだんの部屋に帰宅してからずっといるのだが、もちろんそんな気配はない。
 夜中に明かりを点ける以外は暗い部屋だから、コウモリかもしれないとか。田舎の大きな家を訪ねたとき、暗い部屋でコウモリが飛んでいたのが最初のコウモリ体験で、そんなこともあるかもとは思うのだが、一体いつこの部屋にコウモリがやってきて、あるいは誕生して棲み着いたというのか。
 糞が落ちているでもない。
 幻覚とか、なにかの兆候なんじゃないの。
 いまのところ、ボクには未確認飛行物体。 

2014年4月19日(土)少し濃いめの味付けの
 「タケノコご飯をつくったけど食べんさらんか。」と、ご近所のおばあさん。もうそんな時期になっていたのか。
 タケノコを自分で調達していたのも今は昔。10年近く前のイノシシの登場によってからは、すっかりご無沙汰である。タケノコはいただくものになってしまった。
 それでも、いただきものを自宅で調理し初物として食べていたのだが、ここのところ、とうとう完成品初物をもらうまでになった。タケノコご飯だけでなく、タケノコとワカメの煮付けや、ちりめん山椒までセットである。
 我が家にはそんな余裕もないのではないかとのご配慮のようだ。ありがたいことである。もちろん美味でした。

2014年4月18日(金 )ヒーターの青い炎を
 夜はホンのわずかばかりだが寒い。PC界隈のファンヒーターはすでに灯油切れ。今シーズンの灯油購入予定はなし。
 こんな時に手頃なのが今シーズン結構お世話になった、室内用のカセットボンベ式ガスヒーターである。和室とPC作業場を移動するたびに、ヒーターも持ち運んでいるのだった。
 購入の面倒な灯油缶はほぼ空っぽだが、ガスコンロは3本セットの安売りを見つけては買いためていたのだった。これくらいの寒さにちょうどよい暖房器具。小腹が空いたときのポテチというか醤油せんべいというか。
 それにしても製品名が「ミセス・ヒート」。なんとなく雰囲気はわかるけれど、なんだかなあ。まっ、とりあえず熱情夫人に暖めてもらった寒期だったと思うことにした。

2014年4月17日(木)溝が残っているうちは
 「これは絵だと思っていました。」
 「絵は絵なんですけど、レコードジャケットというものなんです。LP盤。ジャズの。」
 壁に立てかけてあるスタン・ゲッツさんのLPジャケットを絵画作品と思われたのだそうだ。レコードの現物をご存じなかったらしい。20代半ばの女性。1990年頃のお生まれである。
 当方がCDプレーヤーを購入したのは1985年だ。そのあたりから、徐々にLP盤が姿を消すようになった。1990年にお生まれの方が音楽を意識的に聴くようになった頃は、音源はCDやMP3だったのだろう。
 「このLPジャケットを自分の部屋に飾るというのはどう?」とご同行の男性にお勧めしたのだが、お金を出してまで購入しようという気にならないようだった。
 一部のジャズの中古レコードには高価なものがある。団塊世代がご健在なればこその相場なのだろう。やがて欲しがる人が減り値崩れするのではないか。

2014年4月16日(水)カウンターを押しながら
 投票所の立ち会いは結構退屈そうだ。睡魔も襲ってきたり。なにしろ、おつとめ時間は7時から8時まで。実際には6時30分頃かららしいけれど。そんな早朝から。ボクにはちょっと無理なおつとめ。
 用紙に記名することなく投票用紙を持ち帰られる方もいらっしゃるようで、一番注意したのが投票用紙をそのまま持ち帰る人がいないかどうかくらいだったとのこと。
 座りっぱなしでやることがない。
 で、スカートをはいている人をカウントし、カップルの投票の様子を観察してお過ごしだったらしい。スカートをはく女性が減っているという情報を確認されたのだとか。カウント結果は57名だったわとのこと。1000名以上は投票されたのだろうから、着用率5%程度ということか。
 カップルのありようもいろいろとおもしろかったらしい。まっ、われわれも観察されていたわけである。

2014年4月15日(火)もっとスローに弾いてくれ
 そこに入るためには簡単なピアノの試験があった。
 義智の家にはピアノはない。もちろん習ったこともなければ弾いたこともない。ピアノを習いに行くことにした。バイエル66番を弾かなくてはいけないのである。
 入りたい一心で練習をした。何度も。試験日が迫ってきた。左手はさておき、右手はスローテンポでなんとか運指ができるようになった。
 「十分ではないけれど、簡単なテストなんでしょ?きっと大丈夫よ。」
 そして試験日がやってきた。
 いよいよである。やるしかない。鍵盤に指をおこうとした。が、おく場所がわからなくなった。YAMAHAのHのところのキーが最初の音と覚えていたのである。どこだHは。
 ピアノはKAWAI製のピアノだった。

2014年4月14日(月)更新のできない夜に
 働き過ぎて倒れてでもいるのかとご心配くださった方はいらっしゃらないとは思うけれど、昨日のHPの更新ができなかった。
 OSを変えたせいでデータの一部が消えていたから、FTPでアップできないのもそのような理由なのだろうと思った。とりあえずPCを再起動させてみたり、設定をいろいろ変えてみたり。
 大体、メールが送信できなくなっているのもおかしい。
 ということで、案ずるより聞くが易し。すいません教えてください。
 帰宅したら、担当の方からメールが届いていた。
 「原因としてFTPサーバの書き込みの処理がread ONLYとなっていましたことが原因となります。多大なご迷惑をおかけしておりますことを、 心よりお詫び申し上げます。」とあった。メールはサブミッションポート(587番)を確認するようにとのこと。
 らじゃー。

2014年4月13日(日)どのように記入したかは
 「ただいま投票中です、になっていましたね。」
 「あらっ、10分ほどの間でしたのに、ご覧になられたんですか。ちょうど、切れ間があったもので。」
 切れ間がなければ行けないかもと思っていたのだが、空っぽになったタイミングで投票所になっている小学校を往復。すばやく行動したゆえ、少々おふざけの張り紙に近づかれた方はどなたもないと思っていたのである。失礼しました。
 熱心に応援活動をされていた方は、もっと投票率が高いとよいのだけれどと嘆いていらっしゃった。期日前の投票所も寂しい状態だったのだそうだ。
 もうひとかたは、先日、選挙どころではない興奮の坩堝とうかどつぼにどっぷりとはまり、それ以後活動意欲が低下されたらしい。うーん。
 さて、そんな皆様が支援されていた方の結果は?

2014年4月12日(土)いつまでも続くわけでは
 「こども110番」になってもらえませんかというお願いをされる方がいらっしゃった。町内の地図を示され、現在3カ所のおうちが担当されているのだと教えてくださる。
 とはいえ、それらのおうちの方は常時ご在宅というわけでもないゆえ、日中ほぼ在宅している当方が加わるのがご都合がよいらしい。いつまで続くかわからないような状態なんですけれど。
 人間だけでなくイノシシや猿に襲われるかもですし、とのこと。そんな危険地帯に住んでいたのかボクは。
 細腕で非力なものですから、屈強な人物や凶暴なイノシシに追いかけて来られても撃退できないと思いますけどねえ。
 困ったらおとな110番に助けてもらうということで。

2014年4月11日(金)とりあえず終わりよければ
 新しいOSはずいぶん前から準備していたのだが、なにしろ大陸産につきトラブルは覚悟の上。時間的余裕のある時に取り組もうとしているうちにズルズルと期限をオーバーしてしまったのだった。
 ということだったのだけれど、覚悟していたのを裏切られるようなサクサクインストールである。ノートにインストールした大陸産より少しだけ料金が上だっただけのことはあるようだ。
 とはいえ、メーラーの設定が完璧ではないのか、テスト送信をしても受信できたりできなかったり。そんなことがあるのかという不安定ぶり。プロバイダーがお休みしていた時間帯もあったということだが、メーラーを変えて本日勤務後に再挑戦してみた。
 なんの問題もなく受信できた。結果オーライ。原因を考えるのはやめて、とりあえずメールの後はこちらの設定に取り組んでみたのだった。こちらもサクサクだった。さて、アップできるかどうか。

2014年4月10日(木)わたしにはかまわないでと
 草を刈っている人を見かける季節になった。今年は雑草の伸び具合が遅いような気がするとおっしゃる方もおありだ。霜が降りていたり寒い日が多かったからだろうか。わが家の前の空き地も80歳を越えた女性が刈り取りをしてくださっている。ありがとうございます。
 高低のある町内をつなぐ細い階段の辺りにも雑草がよく伸びている。利用される皆さんのために、別の方が草刈りをされていたのである。そこを利用する児童。大人用のヒールを履いていたから、気をつけるように注意されたのだとか。一昨日のお話。
 当方は、その日、暇な時間にタマネギ畑や道路脇の雑草の草取りをしていた。その道路をめずらしくパトカーが通行。当地でパトカーを見かけることは滅多にない。なんだかパトロールしているようなゆっくりとした走行である。事件でもあったのか。
 ご近所からの情報によってその理由が本日判明した。パトカーは不審者を探していたらしい。鎌を持った人に声をかけられたというような情報が寄せられたのだとか。
 どういうことでそのような話になるのか。注意された腹いせ?こどもは相手にしない方がよいのか。

2014年4月9日(水)見たことのないもの数多
 宝の山に入るというのはこのようなものかと思うような体験をさせてもらった。お話には聞いていたけれど、30分か1時間ほどで終わるだろうと思っていたのである。それが5時間近く宝の中から選び放題。手つかずのお宝に最初のご対面をさせてもらったのだった。
 同行の方は、当方以上に目の前のお宝に興奮しまくりである。残念ながら、若干の疵があってお宝の値打ちを少しさげていることを嘆きながらのピックアップ作業。
 よくもまぁこのように丁寧なコレクション。お聞きすれば、若かりしころ、給料の大半を注ぎ込んでいらっしゃたのだとか。御意。そのことがよくわかるラインナップ。すばらしい。真似ができない。参りました。
 このような体験は最初で最後だろう。そんな山に最初に入らせていただいたことに感謝。ありがとうございました。

2014年4月8日(火)郵便で送られてくる
 高校生のお嬢さんの1年次の通知表が郵便で送られてきたのだそうだ。この界隈のことではないけれど、高校も大学のようになりつつあるのか。郵送料も結構ばかにならないと思うのだが、いなばでもそのような高校はあるのだろうか。
 1年間のテストの点数や評定や部活動が書かれていて、こんな甘い点数でよいのかというのがお父さんのご感想。推薦入試等で有利にしてやろうということなんでしょうかねぇ。それにしても、通知表というのは昔は厚紙で永久保存のような感じだったのに、ぺらぺらの安物の紙にプリントされていましたよ。
 春休みはアルバイトをしないようにとか、生活指導の言葉も添えてあったらしい。花見の弁当づくりのアルバイトに行ってましたけどね。
 最近の高校事情を教えていただいたのだった。

2014年4月7日(月)貯蔵する場所のなくなる
 お会いしたいと思っていた方はご欠席だった。公園団子をご用意していたのだけれど。残念。
 パートナーの方によると、胆石の手術を5日前にされ、一昨日退院されたばかりなのだそうだ。夕方は発熱することが多いのだとか。
 胆嚢を摘出されたようだが、3日ほどの入院で退院できるものなのか。あとがつかえているのだろうか。長居をされるのはお好みではないらしい。
 配慮することは、脂分を避けるようにとのこと。
 臓器本来の機能が身体からなくなってしまうと言うことは、クスリなどでサポートする必要もあるのか。
 当方も脂分を減らさないとね。脂部分がおいしいのだけれど。

2014年4月6日(日)鳴き声のする方角に
 庭にやってくるうぐいすはすっかりなめらかなフレージングである。
 目覚めた時も、出勤時もうぐいすの鳴き声とともにという春らしい朝だったけれど、ことのほか寒い。久しぶりにエアコンの温度を冬並の高さに設定した。温度計が23度くらいを指していても、足下が冷える。
寒いとみんな逃げてしまうとおっしゃるみゆきさんに従い、電力消費の多い一日だった。
 とはいえ、ここのところ電力やガス以外の消費活動を抑えた生活を送っていて、この4日間ほど、当方は家と職場の往復だけ。増税対抗生活のおかげで、世間のことがよくわからない狭い生活を送っているのだった。
 が、そろそろ限界。明日は8%の世界へ行かなくてはいけないらしい。寒い懐になって帰ってくることだろう。

2014年4月5日(土)商品の名のみ書かれて
 国産カボチャが手に入らなくなった。
 外国産野菜を扱わない売場のカボチャコーナーが空っぽになっている。前回購入したのは鹿児島産だった。それも在庫終了とのこと。在庫があったとしても、この時期は品質が悪くなるばかりだから、しばらく国産カボチャはあきらめましょう、とおっしゃる。
 昨年は外国産でもよいからと頼まれたこともあった。おいしく食べていただいたようだ。どれほど味が変わるというものでもないのかもしれないが、とりあえず明日からのリリーフはさつまいもに決定。
 なめらかさはカボチャに少々負ける。食べ応えのあるのがさつまいもの持ち味か。結構なロングリリーフになりそうだ。
 最後のひとつは、「おばあちゃんのお土産に。」という方にお持ち帰りしてもらった。

2014年4月4日(金)ネガティブな噂について
 春休みのせいかファミリーでのご来店もたくさん。こんな果てにもいらっしゃるのだから、さぞやファミレスは込み合っていることだろう。
 そんなわけで、にぎやかで健全な夜である。なかには踊り出す少年も。マイケルさんのライブを流して見た。とりあえず、『ビリー・ジーン』から。
 普段テレビにはあまり興味を示さないという1歳のお嬢さんも画面に集中している。以前、2歳の女の子がダンスに見入っていた光景があったけれど、それを大きく上回るマイケルダンスのめり込み最低年齢の更新である。1歳にも、なんだかすごいということが伝わっているのだろうか。さすがキングである。
 おかあさん方は、四人ともライブでのムーンウォークは初めての視聴だとか。マイケルさんのライブを見ている人は少なく、マイナスイメージだけはお持ちなのだった。
 転落を報じたいメディアとか、愛や平和を広めようとする人間は邪魔だ、と思う人もいらっしゃるんじゃないですかね世界には。武器を作ったり売っている人とか。

2014年4月3日(木)モノラルで録音された
 「今流れているのはこの人の演奏ですか。」と、立てかけていたジャケットを手に取られて。
 3人でお話をされていたのに、ピアノの音も聴かれていたらしい。ビル・エヴァンスがお好きだとか。
 ジャケットには、煙草を咥えたWalter Bishop Jr.さんの横顔。軽快な『SPEAK LOW』である。CDプレーヤーを買った翌年に購入したアルバム。全6曲入りで3200円だったようだ。モノラルで、音の悪い感じも懐かしい。その10年後、20bitリマスタリングの3曲が加えられて紙ジャケふうになった1800円も買わされている。レコード盤とで3枚。カモの人生である。
 「よかったら持って帰られますか?」

2014年4月2日(水)ゆるやかにしだれた枝に
 お会いするほとんどの方が桜の話題という一日である。例外的に、家を出たのにまた入れてもらえたんだってという下世話なネタも一件あったけれど。
 この辺りの桜は昨日の昼間に開花が一気に進んだのだそうだ。花見は当地専門とおっしゃる桜観察員の方の見立てである。砂丘トンネル付近やキャンプ場近くもええでなぁとおっしゃる。御意。県中部方面の旦那寺のしだれ桜を昨日見てきたと言われる方。朝方花見に誘う電話があったから、これからお出かけされるという方も。駐車場は図書館らしい。
 岩美方面のバイパスを使った帰りに砂丘近くを通ると、道ばたのユキヤナギも満開である。上ばかり見上げるのではなく、この時期だから下も。

2014年4月1日(火)後ずさりしているだけの
 そんなわけで、どの店にも寄らず、何の買い物もしない一日だったけれど、大型スーパーに行かれた方によると、普通にお客さんがおんさったでということだった。ガソリンを昨日のうちに補給されなかった方も、本日給油されたとか。昨日と今日がそれほど違っているわけでもないらしい。
 とはいえ、きょうから新年度の皆さんもおありで、初めての職場に緊張して出かけて行かれた若者もいらっしゃった。
 もちろん春休み中の少年少女も。
 退屈していた少年のためにマイケル・ジャクソンさんのライブ映像をながしてみた。小学生より、ランチ中のお姉さま方がマイケルさんをお好きなようで、ライブひとつを丸々ご覧になられて帰られた方も。「殺されたんですかねえ。」とか、「主治医はどうなったんでしたっけ。」などとおっしゃりつつ。
 マイケルさん好き女性は結構いらっしゃることを再確認。

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