いなばにあん 時々嘘つかないTOPへ
my foolish heart

「べんとーさん忘れてもかーさん忘れるな」,雨と無知との遭遇いなばにあん いの の日記。

2014年12月31日(水)我が家には来ぬかもしれぬ
 バタバタと過ごしているうちに、注連飾りを買っていないのを思い出した。いちばん近いホームセンターへ。なんとあとかたもなく売り切れ。2軒目のホームセンターへ。いつぞやは大晦日にたたき売りをされていた店である。が、どこにも見あたらない。完売らしい。とりあえず期待もせず、3軒目へ。ここもなかった。今年は、注連飾りは人気商品だったようだ。
 まっ、そんな正月があってもいいかと、それ以上の深追いはやめて早々に帰宅したのだった。
 ということで、なんだかさみしい玄関だが、いちどやってしまえばもうどうということなし。来年も最終日に物色することにしよう。
 来年の大晦日が楽しみである。

2014年12月30日(火)黒はひときわ減り方が
 黒のインクがなくなってプリンターが止まった。マゼンタもイエローも残りわずか。ホームセンターへ。6色プラスおまけの黒が付属して1セット1980円というのを買った。2セット買うと2980円らしい。
 マゼンタとイエローも追加で買おうと思ったが、ひとつ598円。合計3176円になる。それなら2980円で2セット買った方がお得ということである。あぶないあぶない。
 ということでとりあえず年賀状はほぼ完了。投函へ。中央局は、例によって駐車場入り口辺りで車がつながっている。と思っていたら、青いプラスチックケースを抱えた方が、車に近づいて来られた。ありがとうございます。ドサッと音が聞こえて投函完了である。駐車場に入らなくても済んだ。

2014年12月29日(月)日常をひとまず終えて
 おうちをキープしていらっしゃる皆さんは、大掃除やお正月の準備でお忙しいだろうから今日は軽く切り上げて、という不埒な思いもあったりした立ち上がりだったのだけれど、とりあえず年内に一度顔を見ておこうと思ってくださった方が思いの外たくさんいらっしゃったようで、望外の最終日にしていただいた。
 お昼に申し訳ないことをした方なのに、おやつの時間にもう一度顔を出してくださったり、昨日も最後の挨拶をしたのに、本日もまた顔を見せてくださったり。
 体調不良から回復され、週末はライブをされるという方も。
 ドルフィー映像でやる気をさらに高めてもらおうと思ったのだが、さて精神の高揚につながったのでしょうか。
 さっ、大掃除と年賀状。

2014年12月28日(日)アリーナで撮影をした
 竹内マリアさんのライブに行ったとおっしゃる方が、そういえば、以前ポール・マッカートニーのライブにも行ったんですよと、スマホを操作される。
 液晶に現れたのは『イエスタデイ』を歌っているポールさんの動画だった。お宝だとか。
 日本のライブも、外国のライブのようにステージを自由に撮影できる時代になってきているようだ。
 若いころは(今でも若いと思いますが)クイーンがお好きだったとか。ブライアン・メイが知的な雰囲気でカッコよかったらしい。わかるけれど。クイーンは、いなばでも女子のロックファンを育てていたのだった。
 レコードは全部処分したとおっしゃる。残念。当方が所有しているLP盤を並べておくことにします。

2014年12月27日(土)はずかしくおもう年ごろ
 最後の方々がお帰りになってしばらく後、本日限りという大きなお土産をご持参の方が。いゃあ、われわれだけではとてもとても。どなたか仲間に入ってもらわなければ。といっても夜。
 お昼に来てくださった方のうち、最も近い方に声をかけてみることにした。歩いて1分。気に入ってもらえそうな中学生もいらっしゃることだし。
 ちょうどご帰宅のところだったようだ。急な申し出にもご快諾。すぐに乗ってくださるところがありがたい。
 ということで、終了後のひみつのお楽しみ。
 といっても、中学生は恥ずかしがられたようでパスだったのが残念。お土産ということにさせてもらった。
 楽しい夜。

2014年12月26日(金)当日が待ち遠しくなるパンを
 カウンターにマイカップのおふたり。たまたま。クリスマスケーキネタであれこれお話をされている。
 そこへカップ製作者。たまたま。話題はそれらのカップの話になり、席も8人用テーブルへ。あれこれ盛り上がり。
 そこへたまたまパン教室のセンセイ。ドイツの菓子パンを作ったので、お試しをとのこと。われわれにとのことだったけれど、せっかくだから皆さんでいただきましょう。しっとり、美味。
 そこへ出産されたばかりのヤングママ。どうぞこちらでご試食を。続いて宅配便屋さん。どうぞどうぞ。こんどは今日は非番とおっしゃるお嬢さんカップル。無理矢理こちらへ。どうぞどうぞ。
 大きかったシュトレンは残りわずか。
 小さな物語がうまれたような。
 高校生もこの時間に来てくれていたら..。残念。
 楽しい午後。

2014年12月25日(木)一年に休みが二日
 クリスマス関連の曲がつまっているCDを奥にしまったり、陳列していたレコードジャケットも棚に戻したり。これでまたそれぞれ1年間ひかりのあたらない場所で過ごしてもらうのだった。
 そんな、クリスマスも終わり日付がそろそろ変わろうかという夜に戸をたたく音が。あら、職人さん。どうされたのかとおもえば、過酷なクリスマスシーズンを無事に乗り切られ、当方にプレゼントをお持ちなのだった。ありがとうございました。
 昨日は12時、その前は3時、その前は12時。それぞれ仕事を終えられた時間である。おつかれさま。明日は1日休み、次の日からは正月用の商品づくりが始まるのだとか。12月26日の次の定休日が1月1日。そして、その次の定休日は12月26日。定休日は1年に2日だけらしい。
 当方の年末年始休業は、少し声を落として話させてもらった。

2014年12月24日(水)空気を指で押さえつつ
 ジョー・コッカーさんの訃報記事があった。
 ジョー・コッカーさんといえば、ウッドストックである。ギターを弾いているようなアクションをしつつ、シャウトというか、からだにとどまれないロックがあふれ出てしまっている人。「ロックは爆発である」とでも思っていらっしゃるかのようなプレイ。いなかの高校生がこの人なに?まとも?と思うほど、もうぶっ飛んでいたミュージッシャンである。足下だってふらついているというか、足下がロックしているというか。まだエアギター等という言葉のなかった時代だ。元祖エアギター?
 細身のサンタナさんやジミヘンさんのパワフルなプレイとは一線を画す、違和感のある、それでいて存在感絶大なステージだった。一度見れば、忘れられないミュージッシャンになること間違いなし。45年ほど前に見た映画の場面がまだからだに残っているのである。
 『愛と青春の旅立ち』もよく聴いたけれど。
 おつかれさまでした。

2014年12月23日(火)4号のケーキにイチゴは
 もう夜の時間帯にあれこれ買い物。
 ついついクリスマスケーキに目がいく。とりあえず値段とかデコレーションとか。イチゴの数やサンタの大きさや。どちらもそれなりにコストがかかる。
 スーパーには、いちご4個だけケーキとは別の小さな箱に入れられているものもある。ケーキは相当以前からつくられ冷凍されていたものと思われる。その箱の上に新鮮なイチゴが乗せられているのだった。保存のために砂糖も多そうだ。
 クリスマスソングを聴きたくないと言っていたパティシエさんは、今日は店に泊まり込みだろうか。台はすでに焼いてあって、昨日今日はデコレーション作業が中心だろう。生クリームがだれるから暖房のきいていない寒い場所で。
 がんばれ。クリスマスはもうすぐ終わりだ。おつかれさま。

2014年12月22日(月)イエス、ボクらは知っている
 「なんですか、これは。」
 見上げれば同じジャケットが6枚ならんでいる席にお座りの方。
 「むかし、エチオピアの難民を救うというチャリティの際に作られたレコードなんです。歌詞やらジャケットにご不満のある方もいらっしゃるでしょうが、とりあえずうちのクリスマスはこれなんですよねえ。」
 目ざめた頃、周りから聞こえてきたのはブリティッシュ系のロックである。というか、お気に入りになったのはほとんどがブリティッシュバンド。社会情勢にも音楽で対応しようとするイギリス系(含アイルランド)のミュージシャンはちょっと応援したい。
 『We are The World』は次の年にアメリカでつくられたけれど、二番手。アメリカのミュージシャンにはボブ・ゲルドフさん達に「やられた。」と思った人も多かったのではないか。最初にやる人はえらいのである。
 ということで、25日まではボブさんやボノさんの声が何度か流れるのでした。

2014年12月21日(日)親指で触ってみれば
 右中指の先端に2mmほどのひび割れができた。結構深い。といってもよく見れば1mmほどの深さか。
 洗い物に若干の支障がある。が、いちばん支障があるのが、キーボード入力。それほどチカラのいらないワープロであっても、中指でキーをたたくと思いの外とても痛む。そのようなわけで、右中指を使わず残りの三本の指で入力をするのだが、慣れというのは恐ろしいもので、ついつい間違って中指でたたいてしまうことがある。これが相当に激痛。しばらくキーボードにさわりたくない感じ。
 チャーター機利用で200人以上の参加があったという延々の披露宴に参列された方のご祝儀等のお話があったのだが、指がこれなもんで。

2014年12月20日(土)紙風船を放り投げ
 大きな声で一文字ずつ読み上げているおさなごの声が聞こえてくる。示された絵本の文字を読み上げているのだった。4歳女子。
 「これからどうする」という本を示してみた。「れ」は難しいらしい。「ど」も。
 小学生のお姉さんがふたりいるという環境のせいなのか、あるいは今頃は4歳で大概文字が読めるようになっているものなのか。すごい。
 カウンターにあった紙を折って風船をつくってくれるという。折った先端を差し込むという作業もきちんとでき、小さな風船の完成。膨らませた紙風船をオヤジにパスしてくれた。
 この世に登場したたった4年で折り紙の風船ができるのか。
 おそるべしおさなご、というかおさな女子。

2014年12月19日(金)もういちど選んでほしい
 一昨日葬儀を終えられたばかりの方がおいでである。ご子息とご一緒に。頑強な方だったけれど、そのお骨も係の方が驚くくらいのしっかりしたものだったのだそうな。こんなことになったのを、ご本人がいちばん驚いているのではないかとおっしゃられるくらい突然のできごと。
 パソコンを操作できるようになったのはこの人のおかげと、ご子息に説明をされていたけれど、それ以外にもいろいろとふたりであぶなげなこともしていたりなんですけどね。ひみつひみつ。
 なにはともあれ、腰の低さや質素ぶりや愛妻度はボクの周りではダントツ。とても真似ができない。
 「よいお父さんだったでしょ?」
 「自慢の父でした。」とご子息。
 喪主挨拶で、もういちど生まれ変わったらあなたに選んでもらいたいと話をされたけれど、ホント真似ができませんボクは。
 そのうちお会いしましょう。

2014年12月18日(木)スコップを荷台につんで
 積雪があったけれど、当地界隈はありがたいことに10cmほどの深さ。微妙な深さだが、一応雪かきをしておいた。今シーズンすでに3回めの雪かきである。途中でご来店の方がおありだったから、全面はできなかった。ごめんなさい。
 そんなぬるい当方に対し、4時には起床して自宅周辺の雪かきをしたという方がおいでだった。ご自宅周辺は30cmくらいの積雪だったようだ。なかなか厳しそうだ。
 中山間地にお住まいである。今回は山雪らしい。その後、移動して駐車場の除雪にも取り組まれたのだとか。よく働かれますねえ。
 雪かき等には縁がなく、金魚の散歩用水槽をつくっていらっしゃる方もおありなのだろうが。

2014年12月17日(水)海に近いというだけで
 雪が降っているし、わがやの前の道路には昨夜来の積雪がある。1カ所寄ってから行かなくてはいけないので早めに出ようと思いつつ、いつものお姉さま方のお集まりがあって、予定した時間を少し遅れて出発した。渋滞やノロノロ運転があるとマズイなと思いつつ、最初の目的地までは雪道なりのスピードでの運転。
 さて、遅れるわけにはいかない次の目的地まではどうか。中国山地側方面。といってもそんな奥ではなく、我が家から7〜8kmくらい南方面である。短距離コースは道路が若干狭い。雪でさらに狭くなっていると困る。念のため、遠回りだが広い道路を選んで進んだ。進むに従い、どんどん雪がなくなっていった。びっくり。到着した目的地界隈に雪はまったくなかった。開始時間にも間に合って。今回は海よりの降雪だったようだ。
 帰りはこの逆コース。どんどん雪が激しくなる。到着したわが家界隈がいちばんの積雪だった。

2014年12月16日(火)真っ直ぐの跡だけでなく
 この辺りは雪が多いですねえと、官庁街方面からいらっしゃった方がおっしゃる。うちの方は5cmくらいですよとおっしゃる方も。すいません、いなばの北の果て豪雪暴風地帯なんです。積雪は19cm。
 今日はブラックボードが強風に飛ばされ、蝶番部分が壊れていた。風当たり強し。
 地面に雪がなくなったと思ったら、夜になって降雪。ちょうどライブが終わった頃で、皆さま新雪に靴あとをつけながらお帰りである。
 さて、今回もやっぱりこの辺りの雪が多いのか。
 健康のための雪かきができると思うと、うれしい。

2014年12月15日(月)みなが最後に向かう場所
 明日のために今日も雪かき。ほぼ完了である。
 と思ったら、「明日の夜あたりから雪のようですよ。今度は今回よりも多いとか。」と教えてくださる方が。ありがたいことです。雪ではなく教えてくださったのが。脱力。
 そんな今日は、2つも訃報連絡をいただいた。おひとりは、2〜3年前にバス停でお見かけし、車で駅へお送りした方。
 もうひとりの方は、10日ほど前にご夫妻でお店に寄ってくださった方である。電話で、連絡をくださった方がおっしゃった苗字をお聞きしてもどなたのことか分からなかった。だって、10日ほど前は普通にお元気だったのだから。元来、骨太の方で、ボクの倍くらいは頑丈そうに見える方なのである。心臓に負担がかかったことからのようだ。
 雪かきもほどほどにしておこうと思った。
 おふたりの葬儀は、同じ式場で続けて執り行われるらしい。

2014年12月14日(日)わだちに沿って投票へ
 積もるとは思っていたが、想定以上の積雪である。本格的な雪かきをしないといけないようだ。念のために駐車場を測定をしてみた。19cmだった。
 通常の営業準備に早くからかかり、準備完了後はひたすら雪かきである。スノーダンプとスコップで。
 1時間以上経過。
 たっぷり着込んでの作業ゆえ、久しぶりに汗をかいた。
 雪かきをしていないコンビニもあった。大量のクルマの往来で消雪のようだ。うらやましい。
 投票所近辺は雪かきが不十分だったらしく、クルマを駐めるスペースがなく、帰宅後再び徒歩で投票へ向かわれたご近所の方もおありだった。おつかれさま。
 雪が降ると朝が忙しくなる。

2014年12月13日(土)ワイパーをもちあげながら
 雪の予報だったが、朝もそれほどの積雪はなく、日中はみぞれ。雪かきをするほどにはならないだろうと思っていたのである。
 7時過ぎだったか、1時間30分ほど滞在されていた方と一緒に外へ出てびっくり。一面が真っ白になっていた。雪は静か。
 「これは積もる雪だね。」
 室内で履いている靴では靴下が濡れてしまいそうだ。ブーツに履き替え。車のフロントガラスも屋根も要除雪である。優しいおにいさんは、他の車の除雪もされてからお帰りになられたのだった。
 ブラックボードを片づける頃、雪にメジャーを差し込んだら目盛りは5cmだった。帰る頃はさらに数センチ増えていた。
 明日は雪かきらしい。

2014年12月12日(金)ぬれて冷たい土に手を
 遅ればせながら、タマネギに追肥をする。油粕等の有機肥料である。20kgで2000円とちょっと。三分の一ほどを使った。
 植え付けた後に枯れたような苗もほとんどなく、元気そうである。
 業務終了後は、みぞれ混じりの小雨が降っていてなかなか寒かったけれど、よろこんで栄養補給してくれるとうれしい。
 本日もヘッドライトがよい仕事をしてくれた。
 さて、来シーズンも我が家のタマネギは豊作になりそうだ。価格があがらなくてご迷惑をおかけするかも知れない。もうしわけなし。

2014年12月11日(木)はさむものをあれこれと
 「ウィンナのかわりに牛蒡はどうですかね。」
 「??」
 「ホットドッグ。」
 牛蒡がお好きらしい。
 素揚げの牛蒡はお好きな方が多い。そんなわけで、新メニューである。牛蒡の他に一緒にはさむものをただいまあれこれ物色中。

2014年12月10日(水)投じた後に読んでいる
 選挙公報がポストに入っていた。
 残念、投票日当日は業務のため、期日前投票を郊外の大型スーパーですでに済ませていたのだった。もう少し早めに配布してもらった方がよいと思うのだが、投票日の4日前くらいが効果的なのだろうか。
 それを見たからといって個人や政党の選択がどうこうなるわけではないけれど、×をつけるかどうかということに関しては事前のチェックが必要だったような。
 広報に付属のお知らせによると、衆参の議員選挙の当地の投票率推移は、ここのところ順調に低下しているようだ。今回はさらに下がることだろう。期日前投票所のたくさんの職員の皆さんの中で申し訳なく思いながら投票したわれわれだったのである。

2014年12月9日(火)とりあえず接続だけは
 たまたま似たような寿命だったのか、レンジに続いて朝は洗濯機、夜はCDプレーヤーが不調である。どちらも完全に停止というわけではなく、異音が発生していつもより時間がとてもかかるようになったり、演奏の途中で次の曲に飛んでしまったりという状況。
 CDプレーヤーは小部屋用のチープ製品につきなんとでもなるが、洗濯機は毎日のことゆえ困る。といってもにわかには経済的にも困る。明日の朝になれば元に戻っていないだろうかと期待してみることにしているのだった。朝が楽しみというか、不安。
 ボーナスのある皆さんがうらやましい時期である。

2014年12月8日(月)接続のできない夜に
 時々FTPの調子が悪くなる。
 ここのところアップのための接続ができない。前回の不調時は、HPソフトのセキュリティ更新モジュールのダウンロードとインストールで改善された。今回も同じように対応してみたのだが、うまくいかない。
 容量的なこともあるのだろうか。
 その都度、そろそろ潮時ということなのかもと思ったりもしつつ、まっ急ぐこともあるまい等と放置状態。
 プロバイダにお尋ねした方がよさそうである。。

2014年12月7日(日)クリスマスソングはやめてと
 「クリスマスソングはあまり聴きたくないですねえ。」とおっしゃる方が。ごめんなさい、では眠くならないロックを。この時期にクリスマスソングを聴きたくない人はどのような方かというと、たとえばパティシエさん。
 もちろん、書き入れ時になるのだが、ご本人はイブも仕事でクリスマスどころではないし、音楽によって急かされるような雰囲気におなりらしい。
 焼くのは暖かいけれど、その後のクリームをぬったりの作業は寒いなかでの作業だ。お気の毒なことである。
 ということで、めっぽう熱いライブにしてみた。サンタナのメキシコ・ライブ。熱いだけでなくカラフルで艶っぽくアーシーである。激しいリズムと泣きのギターをお楽しみください。

2014年12月6日(土)フロントガラスにわずかに積もる
 大山で地ビールの飲み放題でした。美味。雪も心配していたほどではなく、快適なドライブ。よってこのようなことに。

2014年12月5日(金)吹雪く砂丘を越えてきた
 リュックを背負い、大きなボストンバッグをご持参の若者が。徒歩でいらっしゃったようだ。珍しいパターン。大変寒そうなご様子である。どちらからいらっしゃったのだろう。バスに乗ってこられたのか。これからどなたかがお迎えにいらっしゃるのか。
 「ご近所のかたですか?」とお尋ねしてみた。
 「福岡から来ました。」
 「はっ?福岡?ここまでどのような経路で。」
 「鳥取駅からバスで砂丘まで行き、砂丘から歩いてここまで来ました。」とのこと。
 タイミング悪く雪が降っていた時間帯。雪のなかの砂丘を、荷物を背負ったり抱えたりしながら進まれたようだ。八甲田山ほどではないが、雪の中の初めての砂丘横断は大変だったことだろう。よくぞここまで。
 明日から乾燥地研究センターでおこなわれる、「共同研究発表会」に出席の福岡の学生さんなのだった。おつかれさま。
 「センターまでその荷物を持っては結構大変。クルマでお送りしましょうか?」

2014年12月4日(木)出口調査をする人の
 「街の方というか、世間はなにかかわったことがありますか?」とお聞きすると、「投票率が低くなりそうですねえ。」というお応え。政治にご関心が高い方のようである。
 「そうですねえ、いなば界隈の当確はいつ出されるんですかね。」
 「開票前でしょ。」
 「...。」
 当日だけのアルバイトで、時給1300円とか、日給になるとその10倍くらいという出口調査の仕事があったが、投票率が低くなると調査員の方に声をかけられる割合も高くなりそうだ。
 まっ、そうまでして早く知りたいと思わないけれど、選挙のおかげであちらこちら恩恵を受けるみなさんがいらっしゃるようで、ご同慶の行ったり来たり去って行ったり。

2014年12月3日(水)おもい野菜をぶら下げて
 スノータイヤを物色。交換は40分ほど待ちで、取り付け時間も40分ほどみるようにとのこと。長いなぁと思っていたら、「ホイール下取りします」という看板が目に入った。
 お聞きすれば、スチールでもアルミの下取り金額の半分ほどのお金が返ってくるようだ。40分の待ち時間があれば、ホイールを取りに帰ってくることができそう。取りに帰って、再びレジに並んだのがちょうど40分後だった。
 次の40分は、野菜を売っているお店まで歩いて往復することにした。キャベツ等を購入して支払う時、本日が期限になっていた3カ月有効のポイントがあった。いゃあ、偶然。
 ということで、わずかな額だが本日はなんだか少し得をしたような気分で帰ったのだった。

2014年12月2日(火)なくても困ることのない
 ピンク・フロイドの新作はありますかとおっしゃる方が。ありますあります。
 とりあえずブルーレイをトレイへ乗せることにした。
 「あれっ、2枚組なの?」
 ボックスにはディスクが2枚入っているのである。2枚組の作品かと思われたようだ。
 「1枚はCDで、もう1枚がブルーレイなんです。ブルーレイにはCD収録曲がまるまる収められていて、その他の映像も入っているというわけで、CDはなんのために付けられているんでしょうねえ。ブルーレイ1枚で用は足りると思うんですけどね。箱も邪魔ですし。」
 2曲ほど流したけれど、環境音楽的でインパクトに欠けるようだ。とりあえず、昔のピンク・フロイドのおさらいをすることにした。『ECHOES』の映像。見事なまでの動と静。相当感激してもらえたようだ。
 新作は次回にまたゆっくりと。

2014年12月1日(月)ブロックを括りつけても
 久しぶりの雨風嵐。ブラックボードが倒れていた。二度めである。今回は脚の2カ所にブロックを取り付けていたから、さいわい一回めの時のような損壊は免れた。
 それにしても、ブロックを取り付けていても倒すほどの風というのは。坂の町というか砂の町というか風の町というか。風当たりのつよい場所なのだった。
 そんな天気にもかかわらず、大根を持ってきてくれる高校生とか、テイクアウトだけのためにお寄りいただいたり。ありがとうございます。
 帰宅途中にはみぞれが降っていた。市内中心地界隈には雪が降っていないのにこの辺りだけ積雪があるという、「雪の町」にもなっているかどうか。明日の朝がたのしみである。

2014年11月30日(日)具体的には言わないが
 律儀にも先日の選挙のお礼にいらっしゃる方が。おふたりで。臨時休業の日にもいらっしゃったようだが、ご迷惑をおかけしました。
 ついでに、今度の選挙もよろしくとのことで、こちらの方がメインだったのかも知れない。比例区?
 「選挙があるから会えるんですねえ。」とおっしゃるけれど、高いお金を遣った流れで、われわれが毎月会わなくてもよいような。
 当地は、投票に行ってもなあという気配も。最速のお知らせが出たりして。って、やる前から失礼なことを。がんばってください。

2014年11月29日(土)腕を組みつつ聴いていた
 ボリュームと同じくらいの音量ですね。いゃあ、おっしゃられればそのような状況ですねえ。カウンターに男性おひとり。
 ここのところ、連日マイルスさんやコルトレーンさんを聴いているのだが、意外に邪魔にならない。というか、マイルスさんは立派なBGMなのだった。
 70年代なら、誰もことばを発することなく目をつむって身体をゆするか文庫本でも読むかというところでしたのにねえ。薄暗い、紫煙のただよう中で。
 どうしてあのように黙ってお茶を飲むのが好きだったのだか。

2014年11月28日(金)屋根を打つ大粒の雨
 割合暖かな夜かと思っていたら、雷も鳴って、大粒の雨の音が聞こえてきた。
 雪はまだだとおもうけれど、なんとなく雪でもつれてくるのではないかという気配の外の様子。天候に左右される生活である。明日はのんびりかも。
 ここのところ年末に砂丘で行われていたアマチュアバンドのライブが今年はなくなりそうだとおっしゃる方が。発表を楽しみにしていた方も、場がなくなって寂しがっていらっしゃるらしい。
 ここでどうでしょう?というお話のようである。お役に立つことがあればよいのですが。
 さて、どのような師走になるのでしょう。

2014年11月27日(木)みどりのはなにかと問いし
 「いつからやっていらっしゃるんですか。」
 「そろそろ2年半です。」
 「えぇーっ、そんなに前から。全然知らなかったです。」
 その後、当方の配布物を最初からお読みになられ、食材やら飲み物などについて、あれこれご質問をされる。
 処方された薬をお飲みになられている。大きな薬袋をテーブルに置いてのお食事である。いろいろと制限がおありらしい。それでも完食され、気に入っていただいたようだ。
 「みどりのはなんですか?」
 「ブロッコリーなんですけどね。」等と会話は続いたのだった。

2014年11月26日(水)それぞれがこだわっている
 花御所を食べさせてもらった。
 「花御所が一番だでなあ。」とか、「柿が赤くなると医者が青くなるという話もありますよねえ。」等と元看護師さんたちと話ながら。
 ボクはもちろん西条柿に一票なのだが、「あれは時々青臭いこともあるわよねえ。」等と反対意見を述べられる方もおありで、柿については、富有や花御所ファンの方がやや優勢なのだった。
 林檎も、紅玉がいちばんという方がいらっしゃった。ストライクゾーンの広い当方は、大概の果物はありがたく頂戴するのだけれど。
 「医者が青くなる。」というのは、食中毒シーズンのあとの果実が豊富な時期はお医者さんもちょっと暇になるということらしい。朝夕めっきり寒い。そんな身体によい季節もそろそろ終わり、そろそろインフルエンザ等での稼ぎ時に突入なのだろう。

2014年11月25日(火)人口が少ないうちは
 県外で発行されている全国紙を持ち帰り、同じ日の当地の新聞と比べていたら、一面の内容やみだしが違う。版の違いがあるから当然のことである。
 が、2面の下段の出版社の広告もまったく違っていた。一方は岩波書店で、もうひとつは新潮社。3面は講談社と文藝春秋。ふーん。
 スポーツ欄にある写真4枚は、当地版はすべてモノクロで、他県版はすべてカラーだったり。まっ、日刊なのに34ページと28ページの違い。購読料はどうなっているのだろう。
 地方支局版に「おくやみ欄」があるのは当地版の方。シェアの高い地方紙に対抗するためには外せないのだろうか。
 県外の地方版の方が記事の種類というか量が豊富なようにも思えた。この日だけのことならよいのだけれど。

2014年11月24日(月)セットした時間の前に
 朝食はゆっくりでいいやということにして、タイマーはそれでもいつもより少し早めの7時15分にセット。
 だったのだが、6時過ぎにモーニングコールというか、早起きの方からのお電話。用件終了。いつもであれば、それから再び簡単に睡眠はいることができる。
 それが、枕のせいか布団のせいか部屋が違うからか、ゴールデンスランバーということにならなかった。残念。
 タイマーをかけていた時間には朝食を食べているという予想外の朝の展開である。おかげで、食後は鮎釣りの光景を眺めつつ、清流の上の風にあたっていたのだった。

2014年11月23(日)枯れ葉を掃いている人の
 橋を渡ろうと思ったら料金所があって、お嬢さんに呼び止められた。300円いただきますとのこと。
 入橋料だそうな。
 いゃあ、お金を払ってまで向こう岸に渡りたかったわけではないんですけどね。
 とはいえ、せっかくである。1673年に完成したという五連のアーチ橋を渡らせてもらった。
 橋の下の河原は臨時有料駐車場とか。シャッターを押してくださいとおっしゃるカップルもいらっしゃったり。結構な賑わいである。
 久しぶりの行楽気分。

2014年11月22日(土)橋を渡って坂道も
 最も近い漁港界隈にお住みのようだが、そこから自転車でやって来たくださるお嬢さん。10日に来てくださり、これからは寒くなるからこれで今年は最後かもですねえ等とお送りしたのだが、暖かかった本日、やって来てくださった。
 何しろ、最も近い漁港とはいえ、当地までは5kmくらいはあるのではないか。それになにより、長い橋を自転車で渡るのがとても寒そうに思える。さらに、ちょっとした坂道が続くのだ。
 コーヒー1杯のために、どうしてわざわざこんなところまで来てくださるのか。七不思議のひとつなのである。
 理由を聞けばよいのだろうけれど、いまのところこわくて聞けないのだった。

2014年11月21日(金)部屋の明かりが漏れぬよう
 通りかかったら近くのおうちの電飾が始まっていた。ヌーボーを買いに行った昨夜は暗かったけれど、本日が解禁日のようだ。
 以前、夜のデートにわざわざここまでドライブして来たことがあると、いなばの西にお住まいの若者が話してくれる。へーえ。いなばの夜は行くところが少ないらしい。当地区でこの時期いちばんの有名スポットなのだった。
 対抗して、単三3本でLEDの色の変わる小さな電飾の雪だるまを窓辺に置いてみた。
 なんだか慌ただしい雰囲気が生まれた感じ。
 これに選挙カーが加わるのか今年の師走。。

2014年11月20日(木)懐かしく私鉄の駅の
 今年からお店をはじめられたというご夫妻がおいでである。東京方面からパートナーのご実家がある当地へいらっしゃったのだとか。当方のことを紹介された方がおありだったらしい。
 食事も「テロパラドッグ」(笑)もケーキ全種も。おそろしいことに、あれこれお試しである。参考になるようなことがあったのかどうか。
 中央線や京王線の話題が出てきたりして、われわれにも対応できるような懐かしい話を楽しませてもらった。
 テナント料のある分、大変なことだろう。いなばの皆さんがご利用されるとよいな等と、他人様のことどころではないのだが、がんばっている若者をわずかばかり応援したくなったのだった。

2014年11月19日(水)闘うことを勧めておりぬ
 いつもお世話になっている若者。髪を短く切ってすっきりと登場。
 「もうじきボーナスだねえ。」と言ったら、「正社員じゃないから、ちょっとしか出ないですよ。」とおっしゃる。
 「えぇっ、もう結構長いでしょ?」
 「4年めなんですけどね。6年めの先輩もまだ正社員じゃない人もいるんです。」
 おばさま方からかわいがられている若者だが、おばさまもびっくり。皆さん、正社員だと思っていらっしゃったようだ。
 「組合は?」と聞くと、「あるんですけどねぇ。」とのお答え。組合もなかなかやりがいがあるとおもうのだが、どうも活動はいまひとつのようだ。激励。
 おばさまも、「闘わないけんで。黙っていたら経営者は楽なんだから。」
 おばさまは若者にやさしい。というか、オヤジもおばさまも、血の気は結構残っているのだった。

2014年11月18日(火)好きだから繰り返したる
 「いらっしゃいませ。」
 席に近づくと、小さな女の子は「ハンバーグ、ハンバーグ。」としきりに口にしている。「ごめんね、ハンバーグは一昨日だったかなあ。今日はチキンなんだよ。」
 「すいません、この子はハンバーグしか知らないんです、外食のメニューは。」
 ご出身は日本ではないと思われるお母さんがおっしゃる。
 お嬢さんは2歳だとか。ハンバーグは相当早く覚えたことばのようだ。
 とりあえず、知っているメニューがヒレステーキとかフォアグラでなくてよかった。

2014年11月17日(月)うすうすとだが感じたる
 可燃物ゴミにかぶせるネットは、ステーションを利用している皆さんが順番に片づけにあたることになっている。月曜日と木曜日。その担当順は、木札に書かれ、木曜の片づけが終わって次のおうちにバトンタッチである。
 その札が、今朝わがやのポストに入っていた。今週はわが家が担当らしい。わが家の中のネット片づけ担当ゆえ、収集車が去って大分してからステーションに行くと、きれいに片づけてあった。
 先に出勤した同居人が片づけてくれたのかと思いそのことを話すと、そんなことはまったく関心がなく、ネットが片づけてあったことさえ目に入らなかったのだとか。
 木札をわが家のポストに入れるのが遅かったから、先週担当だったおうちが片づけてくださったのだろう。いい人なんですねえ。うすうす気づいてはいたのですが。

2014年11月16日(日)残念なことのいくつか
 イオンで期日前投票をすませておこうと思ったのだが、最終日は19時で終了だった。到着したのは19時過ぎ。残念。
 仕方がないので、投票日の切れ間を待ってということになった。15時すぎにそんな状況が出現。「ただいま投票中です。10分ほどで帰ります。」という張り紙をして行って帰った。その間、約8分。なにごともなかったようだ。
 投票を済ませた帰りとおっしゃるグループもおありだったけれど、若いグループには、まだ投票へ行っていないというお嬢様方も。ご関心はかぎりなくゼロに近いようだ。残念。
 投票帰りの方には、とりあえず来月も投票のあとにお会いしましょうということになった。貴重な税を何百億円も使わなくてもよいと思いつつ。

2014年11月15日(土)遠くから来た人なのに
 「また来ます。」と、本当にまた来てくださりそうな雰囲気を醸し出しつつ車は砂丘方面へ走っていった。そんな言葉がでる人たちとは思えなかったのである。宇都宮や横浜や神戸に散って働き始めたというお嬢さんたちなのだった。出会ったのは横浜だったのだとか。
 飛行機で神戸まで来たふたりと落ち合い、神戸在住の方がいなばまで運転されて来られたのだった。「わ」ナンバーのリッターカーだったけれど、運転しやすく快適だったとおっしゃる。
 神戸や横浜にはおいしいケーキがたくさんあるのに、甘すぎないところを気にってくださったようだ。そんなことと知らずちょっとしたサービスをさせてもらったからか、なんだかフレンドリーな対応。
 「また」と言っても、数年か、10年以上も先のことだろう。若い人たちにはそれくらいはそれほど長い時間ではないのかも知れない。けれど、当方には1年先だって来るかどうか。
 とはいえ、本当に「また」があったら素敵。今の状態がもう少し続けられるといいなと思った夕方だった。

2014年11月14日(金)戦力外通告をする
 現在使用中で最も古い電化製品はなにかとあれこれ考えてみたのだが、時々使用するベータのデッキや半導体アンプはさておき、考えるきっかけになったここのところ不調の電子レンジではないかという結論になった。
 いつの購入だったか記録しているわけではないけれど、台所の改装のころだったよねということで、計算してみるとそれは20年ほど前のことである。毎日のようにお世話になった機器。酷使した割に、外観もそこそこきれい。とはいえ、酷使したからかそろそろそんな年になったからか、最近少し反乱をし始めたのだった。当然、直すより新品というかなしい思想。
 ということで、もうしわけないけれど戦力外通告をさせてもらったのだった。本日交代要員が到着した。昨年製造の型落ちなので、昔からは考えられない超安価な一品。
 これから20年ということは、これが人生最後の電子レンジになりそうだ。「ようこそようこそ。」

2014年11月13日(木)つながりに間のできて
 念のために複製をと思ったのだが、複製品には小品の間にかならず切れ間ができる。小品がスムーズにつながっているようなアルバムなのに。気持ちよく聴くのにはちょっとした妨げである。『狂気』の「念のため」と同じだ。さすがフロイド。さりげなく防止対策がほどこされているようでもある。
 ということで、本日もひとりだけの時に完成された音の加工品を楽しませてもらった。そこここに現れる尖鋭なギターだけでなく、メイスンさんの太鼓も重量感が醸し出されていて気持ちよい。ライトさんのキーボードもふわふわと。新たな愛聴盤の誕生である。
 とはいえ、全曲通して最後まで聴くことはできなかったけれど。
 「いらっしゃいませ。」

2014年11月12日(水)こんな日が来ると思わず
 11日発売なのになぜか16日頃の到着予定というアナウンスだったアルバムが本日到着。やれやれ。20年間待ったことになるピンク・フロイドの新作である。実際は1カ月ほどだったけれど。アルバムの発売予定日をこんなに楽しみにしたのも最近では珍しいことだ。
 ということで、このためのバックロードホーンだったのかと思いつつ、プレイボタンを押した。
 リズムのない曲が静かにはじまる。たゆたうような浮遊感のある演奏。なんだか『炎』というか、クレイジー・ダイヤモンドを想起するようなフレーズもあったり。小品をたくさん集めたアルバムである。盛り上がると小品は終わってしまう。アルバム1枚が1曲のようなものだが、もっとフレーズを楽しみたいと思う側としては少々残念。とりあえず、暗くしたり目を瞑ったりしながら、久しぶりのトリップである。
 ボーカル曲は1曲だけ。インスト中心のアルバムがヒットするのは難しそうだ。商業的なことはもうそれほど関係のないことなのだとは思うけれど。とはいえ、あまたのフロイドファンは、ギルモアさんの鋭利なギター音等に悶絶されていることだろう。
 ピンク・フロイドを聴くための人生だったのかなあと思ったり。とりあえず同時代でよかった。

2014年11月11日(火)例外は其処此処にあり
 ガソリンが残り少なし。補給へ。誕生日の人があって、プレゼント購入。醤油や油等、在庫の少ないものあまた。夜のスーパーで補充。
 加えて、電子レンジが壊れたのではないかという報告があった。テーブルが回転するヴィンテージものである。そろそろ寿命らしい。ネットでチェック。
 そういえば、スタッドレスタイヤも購入しなくてはいけないのだった。
 そんなわけで、本日の収入を大きく上回る支出及び今後の支出予定である。三鈷の松の効果どころではない一日なのだった。とりあえず、一日ではお金は貯まらないものらしい。
 えらいところにやってきたなと三本の松葉も困っているのかも知れない。まっ、例外は何にでもあるしね。

2014年11月10日(月)みどりの失せた松の葉を
 「お金が貯まるらしいですよ。」と、根拠はさておき、説得力のある方からの贈り物をいただいた。
 「あらっ、本山社長さん(仮名です、念のため)のようになれるんですかぁ?うれしいですねえ。」
 いただいたのは、松の葉だった。針葉が三本ある松葉。「さんこのまつ」というものらしい。「こ」は、金偏に古いだそうな。「三鈷の松」。弘法大師がらみの伝説があるようだ。
 防砂用の松だらけだが松葉はたぶん二本の砂丘とは違い、高野山には葉が三本の松があるのか。
 なにはともあれ、やがて金持ちになるらしい。
 効果はどれくらいで現れてくるのだろう?

2014年11月9日(日)よき味を保とうとして
 あまりにもまずいので、さらに精米の度合いを上げてみることにした。7分づきの次のレベルは「白米」。「ぬか層と胚芽」を取り除いた状態で、ビタミンB1は多分少々。
 さて味はどうか。
 やっぱりまずい。変な臭いも残っている。ふんわり感や粘りや根性もなく、変な臭いがするという、当方と同じオヤジのような米である。それはそれで、親しみというか哀しみを誘われるようでもあり、つきあってからだに取り込んでやるのが供養かもと思ったり。
 仏前に供えるのは申し訳ないようでもあり、当方が毎日手をあわせて供養してやることにした。

2014年11月8日(土)穀象虫の群れている
 忘れられていた米が棚から発見された。古米というか、古と米の間に佐々木さんの踊り字がいくつか入りそうな米。厳封されているというのに、当然のように虫が発生している。小さいのから大きいのまで。
 土に返してあげたらという声もあるけれど、先祖に百姓をもつ身であれば、米作りの一連の大変さはこどものころから身にしみている。さいわい家庭用精米機がある。とりあえず7分づき(ぬか層と胚芽を7割ほど削ったもの)で精米してみた。虫はぬかがわに落ちている。
 二人用の米を研いでみたのだが、いつも研いでいる米とはボリューム感というか豊かさが少ない感じ。水にもしっかり浸した炊きたてというのに、ねばりやふんわり感がない。ここのところ新米ばかり食べていたから、比べると格段の味の違いである。
 先祖が百姓の割には、なまいきな舌になっているらしい。

2014年11月7日(金)明かりを点けて影を消す
 予報によると、日曜日あたりに雨が来そうだ。とりあえず残っているスペースにタマネギ苗を植えておくことにした。赤白200本ずつ。本日も営業終了後の植えつけである。
 なかなか明るい月夜だが、そうは言っても月明かりだけでは少々暗い。本日も、頭にヘッドライトを装着しての作業である。
 昨日よりは早いペース。とはいえ、腰のほうが昨日よりいたむ感じ。時々立ち上がって腰を伸ばしてやらないと、兼業素人タマネギ農家にはつらい作業。農作業は腰にくるものらしい。
 植え付けた苗は、やっぱり今日も少し曲がっていた。

2014年11月6日(木)立ちあがって上から見れば
 もう11月も数日過ぎた。11月といえばタマネギである。とりあえず苗屋さんへ。なかなかしっかりした苗が並んでいる。
 日持ちする白の品種は1本約5円。紫タマネギは1本6円。ほぼ例年並みである。とりあえず450本を買ってみた。さて植え付けることのできる休憩時間はどうか。と思っていたのだが、休憩はなかった。そんなわけで、終了後に植え付けることにした。頭にヘッドライトを点けて。道行く車の皆さんには、怪しい光に見えたことだろう。
 100本ほどでも植え付けができればと思ったけれど、いきおいで購入分の苗全部を植え付けた。今日がまだ2時間ほど残っていた。ありがたい。いつも、そんなに間隔をあけてどれほどの大玉タマネギをつくるつもりだいな、と笑われるお向かいの方はすでにお休みのことだろう。
 間隔の広さに加え、夜ゆえ植え付けたラインが曲がっていた。性格が曲がっているんじゃないのと笑われそうだ。

2014年11月5日(水)ポストにたまった新聞の
 ポストに3日分ほどの新聞がたまっているのを不審に思われた方が、ご近所の皆さんとご相談。
 その筋の方もいらっしゃって中に入ってみると、80代の女性がキッチンに倒れていたのだとか。わが家から少し離れた同じ地区のおうち。おひとりで暮らしていらっしゃるのだった。
 出血もされていたようだがすでにかたまっていたりとか、いろいろおありだったらしい。それでも命に別状はなくて皆さんひと安心。あと一日遅れていたらわからなかったんじゃないかしらとおっしゃる。
 新聞は、読まなくてもとりあず購読をしておくのがよいらしい。

2014年11月4日(火)テイクアウトをするために
 8丁目方面からいらっしゃったとか。昼と夕方の間に。徒歩で。坂の下の方からである。2kmはないと思うけれど、戦前生まれの方だ。結構きつい道のりだったのではないか。
 おまけに、場所をアバウトにしか聴いていらっしゃらないというか、自分で見当をつけておいでだったらしい。たどり着かれたその場所から当地へはまだ300mほどはありそうなのだった。
 滅多に人の通らない道をたまたま通りかかられる人がおありで、たまたま当方の場所をご存じだったらしい。という長い物語。なにはともあれ、ようこそようこそ。
 なのだが、お持ち帰りがご希望とのこと。どこをどのように伝わってそのようなことに。ちょっとした例外をやっているからそのようなところからだろうか。もうしわけありません。それはやっていないんです。
 水を飲まれて帰って行かれた。ごめんなさい。

2014年11月3日(月)うしろから見るのが好きと
 真っ赤な117クーペでご来店いただきました。
 少し錆の浮いているところはありましたが、全体的にとてもきれい。美しい。丁寧にお乗りのようです。駐車場に出られたおねえさま方が、これに乗って帰ろうかしらとおっしゃるくらい。いまでもじゅうぶん通用するスタイリングと思われます。とはいえ、古いクルマを維持されるのはたいへんなことでしょう。当方はもう限界。
 時々、眺めさせてやってください。
 さてそろそろ閉めようかというころ、まちなかジャズを聴いたのでとおっしゃる方々のフェイント攻撃。余韻をおもとめのようです。では。ということで、夜になってからボリュームを少し上げたのでした。

2014年11月2日(日)それでもビールを飲みたいと
 夕方6時前に雨風嵐。たいへんな強風である。5時30分におうちを出発され、6時ころに到着の予定とおっしゃっていた方は大丈夫だろうか。やがて90歳におなりだ。杖が必要なので、雨が降ると外出は難しいとおっしゃっていた方だ。
 キャンセルのご連絡はない。5時30分ころはそれほどでもなかったから、すでにご出発をされてしまっていたのだろう。
 そのころ入ってこられた男性も、いゃあすごい雨風ですよとおっしゃる。
 そうこうして6時を少し過ぎたころ、おふたりで到着された。頭からびっしょりである、傘が途中で壊れたのだとか。
 「遭難するかとおもいましたよ。」
 まっこと。遭難とはオーバーな言葉だけれど、この夜のおふたりを見れば、よくぞご無事でという感じなのである。あるだけのタオルをお出しして、とりあえず水をぬぐっていただいた。
 お帰りはお送りしますね。ごゆっくり温まってください。

2014年11月1日(土)古いテープのなかにいた
 小さいころわが家で毎日のように遊んでいたお嬢さんが近々慶事がおありとか。わが家のホームビデオにもたくさん登場しているはず。ビデオテープを探してDVDにコピーしてみようかと思ったのだった。
 とはいえ、撮影したのは30年ほど前のことだ。テープはもちろんベータである。据え置き型デッキはとっくに処分している。とりあえず残しているのはポータブルのSL-3100と、SL-B5。どちらも30年以上前のソニー製品である。最後に動作確認をしたのはいつのことだったか思い出せない。通電するだろうか?
 と思ったけれど、通電どころか映像も音声も再生してくれた。コンパクトなB5の大きさのポータブル・デッキSL-B5。ぐっじょぶ。
 ここのところあまり調子の良くないらしいソニーさんだが、昔のCDプレーヤーもビデオデッキもわが家ではよい仕事をしてくれているのだった。
 がんばれソニー。

2014年10月31日(金)くれないといたずらしちゃう
 ハロウィン関連の着ぐるみをかぶり、店の外でお客さんをよびこまれていたらしい。最近オープンした若者のお店。なかなかの営業努力である。
 「うちはなにもしていませんけどね。」と報告をしてくださった若者。そちらと同業の方である。
 「まっ、うちもなにもしていませんねえ。」 
 ロックバンドのハロウィンのLPくらい飾ろうかと思ったのだけれど。
 身近なところまでイベントを楽しもうとされる方が増えてきているようだが、楽しみ方を知らないおとこふたり。
 やがて、界隈のこども達がお菓子をもらいにくるような日がくるのだろうか。羊羹でも用意するか。楽しみである。

2014年10月30日(木)キレのあるコーヒーですと
 「コーヒー豆が高くなってきているそうですねえ。値上げされる予定はないんですか。」
 「いまのところはまだ影響なしですから、とりあえずそんなことは考えてないんですけどね。さてどうなるでしょう。」
 円安やらブラジルが干ばつで生産量が減ったとかで、価格を25%も上げられるメーカーもおありだとか。25%のアップというのはなかなか厳しそうだ。
 そんなきょうは、ここのはキレがあるとおっしゃられる方もおありだった。
 コクがあるのにキレがある?というのはビールか。
 コーヒーのキレって?くっきりさっぱりあっさり?
 深煎りだとまた違うご感想だったとおもうのだけれど、浅めのブラジルでしたからねえ。キレの悪いオヤジなんですけど。

2014年10月29日(水)道路に立っている人と
 ラッキョウの花が見ごろである。いつもの景色。場所によっては白い花も多い。これもここのところよくある景色。
 広島ナンバーのクルマや、タクシーで見物されている人、バイクとラッキョウ畑と海を1枚のカットにおさめようとされているライダー。写実的風景画がもう少しで完成される方もいらっしゃれば、ローアングルにカメラを構えていらっしゃる方も。
 とりあえず、ありがたいことに今年もラッキョウ畑をドライブすることができた。
 畑の中には草取りをされている方があちらこちらにいらっしゃたのだけれど。おつかれさまです。

2014年10月28日(火)もう少しあたたかくして
 冬は布団乾燥機のお世話になってきた。ベッドメイク担当。ビニール製の袋(ふとんマット)を乾燥機の蛇腹ホースに取り付けて、その上に毛布や布団を重ねるのが朝の業務だった。何年前に買ったのかももう思い出せない古い機種で、蛇腹ホースの両側が壊れたりもしている。
 そんな昨シーズン、ふとんマットの不要な布団乾燥機の話題があった。次のシーズンは断然こちらに切り替えようと思ったのである。その商品が先日到着した。
 面倒なホースとマットのセッティングがないから簡単で使いやすい。朝が少し楽になった。けれど、就寝前のデフォルトのあたため時間が30分のせいか、昨年までの暖かさに比べ、少々物足りないぬくさ。
 トリセツを読むことにした。

2014年10月27日(月)スプーンに入れられるだけ
 ベーシストのジャック・ブルースさんがお亡くなりになっていた。71歳だとか。ソロ・アルバムを集めるまでにはならなかったけれど、はじまりは中学時代に買ったシングル盤というか、45回転ではない33回転お徳用4曲入り7インチレコード盤。7インチなのに500円。丸福レコード商会とプリントされたビニール袋に収まっている1枚だ。収録曲は、『サンシャイン・ラブ』や『スプーンフル』である。GSや洋楽ポップスを卒業してロックばかり聴くようになった記念のレコードなのである。ジャック・ブルースさん達にロックにひきずりこまれたのだった。
 クリームというぬるい(と思っていた。本当は最高とか最上級という意味だとか)バンド名なのに、しかも3人なのに、フレーズのなんと過激で刺激的で甘味だったことか。それから45年経ってもクラプトンさんを聴いているという成長のなさ。
 とりあえず、2005年の再結成CREAMのロイヤル・アルバート・ホールの映像で癌手術後のブルースさんのよく歌うベースに聴き入っている。

2014年10月26日(日)ダッシュボードの人形が
 時々遭遇することだが、深夜に室内灯が点いたままのクルマ。本日の一台は、黒いワンボックスカー。日付が変わる前の月極の駐車場内のことゆえ、どちらのおうちのクルマかわからない。いや、個人のおうちの駐車場だったとしても、チャイムを鳴らすことがはばかられるような時間ゆえ、たぶんスルーなのだけれど。
 クルマを駐めてから室内で捜し物等をした際に点けられ、そのままクルマを離れられたのだろうか。当方もやりそうなことである。それで、明るい朝になっても点いていることに気づかなかったりして。って、バッテリーがあがっていなければの話であるけれど。
 まっ、最近のクルマは、室内灯を一晩点けっぱなしにしたくらいでは大丈夫か。

2014年10月25日(土)会長はだれかと尋ねる人のある
 車は1台しか駐まっていないけれど、たくさんの方がお集まりである。町内のこども会お世話役のみなさまや、班会議のみなさまや。ご利用ありがとうございます。
 例によって、町内会長の選考方法や、脱会者のみなさまの再加入についてだったり。そういえば、バスはこの冬は上まであがってきてくれるだろうか。
 町内会長はただいま若手が担当してくださっている。かつては現在70代の方にお世話になり、ここのところ40代や50代にお世話になり、いちばん地域に貢献していないのが60前後ではないかというご指摘。まっこと。
 当方の役員等担当は順当にゆけば再来年あたりだが、高齢家庭や脱会したいというような意志のおありの方もいらっしゃるようで、来年がエントリーのようだ。さて、なにが当たるか。

2014年10月24日(金)つややかな木の実をつんだ
 嬰実と書かれても何のことやら。鶯神楽だとなんとか読めそうだ。スイカズラ科の落葉低木とある。
 小豆苺で検索をしてみた結果。
 50年以上前に、お世話になったほんとうに小豆のように小さな赤いいちごである。すももや桑の実等と一緒に。今思えば、当時のこどもの貴重なフルーツ。なんだか昔返りをしているのである。
 その木が母の実家に今も健在で、ここ数年挿し木に挑戦していたのだが、やっと今回成功した。さすが、十月の投げ木である。実を付けるまでどれくらいかかるだろう。楽しみ。
 それにしても、50年前にも実を付けていて今も元気。相当の年齢に違いない。育った場所に木があったというのはありがたいことだなと思っているのだった。

2014年10月23日(木)加えることより引くことは
 お米屋さんやケーキ屋さんと糖質についての考察というか糖質談義。
 おひとり分のご飯をふたりで食べられる方や、呑んだあとはまったくご飯を食べられない方もいらっしゃって、米離れの一端をかいま見る生活である。もちろん、お椀に残される方も。とはいえ、大盛を希望される方もおふたりほどいらっしゃる。なかなか気持ちがよいけれど、全体的には糖質を避ける傾向。
 砂糖は保存性を高める効果もありますからねえ。ケーキ屋さんは砂糖のカットには消極的である。
 ほとんど砂糖を使っていませんという一品を並べてもよいような気がするのだが、加えるのはそれほど難しくないけれど、引くのはなかなか難しいことのようだ。

2014年10月22日(水)余らないよう使い切る
 お知り合いが、公共事業の用地買収の移転補償費等で億単位のお金が入ってきたのだとか。当地から少し車で走ったところのようだ。いいですねえ夢のような億単位。と思ったのだが、補償費というのは屋敷や家の建設のための費用で、原則的にそのことだけに使わなければいけないのだそうだ。
 てっきり、建築費用等以外の余ったお金は自由に使ってもよいのかと思っていたのだった。仮に余れば返還しなくてはいけないのか。
 億単位の豪邸を建てれば、固定資産税等も大変だと思うのだが、特別な控除もセットされているのだろうか等と盛り上がっていたのだった。
 今のところ、このあたりは公共事業等とはまったく縁がなさそうだ。けれど、観光客増加を目指し砂丘の面積を広げるから立ち退いてほしいというようなオファーがそのうちくるかも知れない。いい代替地を探しておいてもらいたいものである。

2014年10月21日(火)大きな橋を自転車で
 「どちらから乗車されるんですか?」
 「ターミナルからが多いんです。」
 距離にして6kmほどだと思うのだけれど、運賃は片道370円くらいはするのではないか。往復だと確実に700円以上かかる。
 毎週のようにやってきてくださる。しかし、どう考えても交通手段がバスというのは相当の割高になると思うのである。当店に支払われる額より交通費の方が高くなるのだった。不思議。これはどのようなことなのだろうと毎週のように首を傾げているのである。
 そんな謎のようなことがいくつかあって、他にも大きな橋を自転車で渡ってきてくださる少女とか。ありがたいことに毎日たのしい。とはいえ、やがて冬。今年もバスはあがってこないのだろうか。自転車で橋を渡るのも大変そうだ。冬が来るのが少し寂しい。

2014年10月20日(月)ジーンズのなかにもぐって
 ジーンズの中で蠢くものが。えっ、なに?トントンとジャンプしてふるい落として見れば、なんとカメムシ。小さなやつ。大分してから、また同じような動き。2匹め。
 洗濯をし終えて、本日あたらしくはいたジーンズというわけではない。ジーンズにいたとは思えない。干していて太陽に当たっていたのは下着だ。あたたかい下着で暖をとっていたカメムシだろうか。寒い外に出てもらった。悪かったね。かわいいカメムシゆえ、それほどのにおいではなかったのが幸い。
 柳の下の2匹めの泥鰌は見つかりにくいらしいが、ジーンズの中のカメムシは簡単に2匹。

2014年10月19日(日)アルミホイルにつつまれて
 栗ご飯をいただいた。栗だらけ。栗の中にご飯があるというような。
 先日はムカゴご飯を頂戴したばかりで、その前は彼岸のおはぎ。その前が夏のイガイご飯。律儀に季節ごとの混ぜご飯等をつくっては食べさせてくださる。特に今年はひとつひとつ落とすことなくいつも以上に丁寧におつくりなのだった。
 それなりの齢になられ、来年も同じようにできるかどうかというような気持ちを抱かれているようだ。
 やがて誰もが去ってゆくけれど、生きている間は、季節ごとにいただいた食べ物を思い出すんだろうなと思いつつ、栗がゴロゴロしている混ぜご飯を味わっていたのだった。

2014年10月18日(土)からだの冷える真夜中に
 寒い。深夜の気温は16度。とりあえず胡蝶蘭は屋内退避である。昼間はTシャツで業務をしていた人もいたのに。
 「オーストラリアに行ってきたんです。」
 ドアの外に出てからお土産をいただいた。お母さんとやってきた高校生である。
 以前はまったく面識のなかった人達だが、どういう経路でたどり着かれたのか、テスト期間中の早帰りの昼食等に利用してくださるのだった。ケーキも気に入ってくださっているようだ。
 縁もゆかりもなかった若者が、旅行先でわれわれのことを思い起こしてくださる瞬間があったのかと思うと、本当にうれしい。涙腺がゆるみそうだ。
 寒い夜に昼間のそんな場面を思い出しているのだった。

2014年10月17日(金)年収を較べてみては
 調べればどなたが何という車を所有しているかすぐにわかる業界にいらっしゃる方が、いゃほんとここのところ登録がめっきり減って、このままでは業界の雇用が減らされるのではないかととても心配しているとおっしゃる。
 行政系の税収も当然減収。消費税が10%になる際には取得税が廃止されるから、ますます関係部署の雇用は厳しくなりそうだ。
 リーマン以来不調なのは、いずこも似たり寄ったりのようだ。
 「でも、こどもの方が年収が多くなったので、きょうはおごってもらうことになっている。」のだとか。

2014年10月16日(木)探すのをやめればさらに
 CDを探しているうちに夜も更けてしまって、早い人にはやがて朝が来そうだ。なにかネタはあったはずだが、探し疲れたので本日はこれにてという感じ。
 ネットで調べてみると、一枚は、「お客様は、2004/1/16にこの商品を注文しました。」とある。確かに購入しているのだった。どこかにあるはずだが、いまのところ発見できず。さいわい、それを探している間に、別の1枚が見つかっただけでも時間の無駄ではなかったと思い込むことにした。
 ネットには400円くらいの商品もある。探すよりもう一度買った方が貴重な時間の浪費にならないのではないかと思ったりもしたが、まっそれほど貴重な時間というわけではないかも。毎日が時間の浪費か。明日も探してみることにしよう

2014年10月15日(水)あなたでしたかこわいのは
 雀が何匹も串刺しにされウサギ小屋にあったけれど、あれは教頭先生がしたんじゃないのとか、器具倉庫から泣き声が聞こえてきたけれど誰も居なかったとか、都市伝説というか、田舎の学校伝説というのがあるらしい。ネタが豊かでよいね。
 器具庫と言えば、幼稚園や保育園では、園児がいたずらしたり事故があってもいけないからだろうが、あそこには怖い人がいるところだから近づいてはいけないというようなご指導をされることもあるようだ。わが家がお世話になった近所の園でもそんな指導が行われていた。
 別の園の話では、そのような指導にクレームが入ったこともあるらしい。こどもにそんな脅しをかけるのはよくないとか。対応によってはトップがお辞めになることもあるようだ。モンスターなんとかかんとか。
 まっ、器具庫に限らずこわい人はどこにでもいるような気もするけれど。

2014年10月14日(火)朝顔の小さな花に
 「急に寒くなりましたねえ。」
 皆さんとかわすきょうの挨拶。台風のあとは、一気に初冬のような気配である。
 すでにこたつをだされたおうちもおありだとか。かつてない早さのこたつ使用とおっしゃる。わが家はもう少し辛抱。
 そんなわけで、昨日は半袖Tシャツだったけれど、本日は長袖重ね着風襟のシャツを着用してみた。夜の気温は、部屋によって16度だったり、18度だったり。咲いている朝顔も、花が随分小さくなってか弱そうなたたずまい。そろそろ寒さに弱い鉢を室内に運んだ方がよさそうである。
 秋を楽しむ余裕もなく、もう冬になってしまうのだろうか。
 明日は秋のうしろの方を探してみることにする。

2014年10月13日(月)風強き夜に会いたい
 帰る途中に突風が吹いた。傘の骨が2本折れた。
 風が吹いてくる角度によって瓦から雨が入ることがあったり、門扉が動いて車にぶつかったり、鉢が倒れたりというのが嵐の際の当方の過去の被害。事前の各種案内のおかげで、今回はガードが奏功しているようだ。今のところありがたいことに、傘が壊れるくらいで済んでいるのだった。
 こんな日に出かける人も少ないのだろうと思ったのだが、雨風嵐のなかを来てくださった方も。お姉さま方だったりお嬢様方だったり。ワシがきょうの最後じゃないのと帰られた方もびっくりされるのではないか。当方もすっかり油断をしていたのでした。
 今日しか会えないのでという理由だったりである。レインコート着用の完全装備で。台風くらいで予定を変えるわけにはいかないのだった。
 お気をつけてお帰りを。

2014年10月12日(日)標準にするかどうかを
 雨風嵐になる前に精米をしておこうと思った。
 玄米の30kgは結構重い。これから益々この重さがきつくなるかと思うとつらいな等と考えつつ車へ乗せ、近くのコイン精米所へ。
 車が並んでいる。えっ、精米の行列。まだお向かいのお店は開いていない時間なのに。待ち時間は想定外。勤務開始までもう少しの時間しかない。朝の精米はあきらめることにした。
 午後に再度挑戦。今回も精米所のそばに車が停まっている。が、2台あるコイン精米機のうち、ちょうど1台が終了したようだ。もう1台は若いご夫婦が精米中である。
 300円を投入し、精米機に稼働してもらった。見れば、機械が新しくなっている。仕上げの頃は、液晶画面で残り時間を知らせてくれるのだった。
 新米の時期で玄米のままもらわれる人が多いのか。あるいは、日曜日は精米の曜日なのか。たまたま台風の前にという人が多かったからだろうか。玄米を買って自分好みの精米をされている人も多いのかも知れない。コイン精米ブーム?
 道路脇にさみしそうに置かれている精米機は、意外にいそがしく活躍をしているのだった。機械が新しくなるわけである。

2014年10月11日(土)おかずはなしでおかわりを
 小学校の2年生だとか。
 男の子につき少しだけ多めによそったつもりだったけれど、お母さんからおかわりを頼まれた。いいですよー、とテーブルへ行ってびっくり。プレートのおかずはきれいに空っぽである。
 えっ?
 「この子はご飯だけを食べるのが好きなんですよ。」
 あらっ、そうなんですか。いちおう、おいしいお米を使わせてもらっているつもりなんですけどね。ありがたいことです。そんなわけで120gほどのご飯をお持ちしたのだが、そうは言ってもなんだかお気の毒。おまけを少々。
 目にしてきたかぎりでは、高学年や中学生男子の食欲はなかなかのもの。小2の彼の将来が楽しみである。

2014年10月10日(金)今回は事故だったのか
 ベネッセから封書が届いていた。
 情報漏洩に関する報告とお詫びの品のご案内らしい。当方宛だが、対象者は子の名前が記載してある。名前や性別や生年月日や住所、電話番号等が漏洩しているとのこと。とはいえ、相当昔のことだ。とりあえず、情報はほとんど利用価値のないものになっているのではないかと思われる。
 それはさておき、つれあい宛にももう一通来ていて、こちらは保護者ではなく対象者が本人になっている。えっ、なにか隠れて習いごとでもしていたの?おとなの赤ペン先生とか?
 本人はなんのことかさっぱり身に覚えがないと言うか、いつどんな理由で情報を提供したのか記憶がないらしい。
 暗記力や記憶力を高める講座でなかったのは確かである。

2014年10月9日(木)準備していたパネルなど
 定期的に雑誌を持ってきてもらうのが中心だが、時々お勧めのものも持ってきてくださる。当方の読書傾向から、これは食いついてくるのではないかと思われるのだろう。ネットで案内がくるのと同じように、アナログでのお勧め商売も結構熱心なのだった。食いはよくないと思われるのに。申し訳なし。
 本日は、『セロニアス・モンクのいた風景』。
 どうしようかと思っていた一冊である。モンクさんの良さが最初はわからなかったし。
 「夜になったら、話題になっているかもですしね。」というようなことで、購入。
 空白の重要性かぁ。ペッパーさんはしゃべり過ぎるのか。...。
 夜は静かだった。残念。

2014年10月8日(水)自転車をおしてのぼった
 旅番組で、近くの小さな商店のあたりから砂丘へ上っていく道の風景が紹介されたらしい。自転車でよく利用する狭い生活道路の町並みというか村並みが映しだされたようだ。結構、急な坂。
 お集まりの昔お嬢さん方が楽しみにしている番組なのだとか。残念ながらボクは一度も見たことがない。おかげで、皆さんが詳しく丁寧に説明してくださった。いゃあ、よい聞き役として皆さんの役に立ったような気がする。見ていない人間も必要なのである。
 あきれられつつ、いい番組だから見なさいよと勧められたけれど、業務の関係もあって、テレビ番組の大半を見なくなっている。おまけに放送時間は午前7時台だとか。夜中である。無理です。

2014年10月7日(火)雲の川をわたりゆく
 ピンク・フロイドの新作の案内が来ていた。
 リマスターやボックスセットに散々つきあわされてきたから、どうせまたベスト盤でもつくったのだろうと思ったのだった。なにしろ、喧嘩わかれをしたメンバーがいたり、すでに亡くなったメンバーもいるという過去のバンドである。オリジナルメンバーによる新作ができるはずもない。20年前の作品である『対』のウィキペディアの解説には、『対』はピンク・フロイドにとって最後のオリジナル・アルバムとあるのだ。
 と思ったのだが、新作のタイトルをクリックしてびっくり。音源はリックさん入りの古いものもあるようだが、本当にフロイドの新作だった。発売は11月。1967年にデビューしたバンドの、20年ぶりになる2014年発売の新作。すごい。とりあえず、ロジャーさんははずれていて、ギタリストとドラマー2人によるピンク・フロイドということなのだろう。
 『原子心母』でノックアウト。キリンさんの首のようにして新作を待ち望んでいたところに登場したのが、生涯の愛聴盤『おせっかい』だ。43年前のこと。あの頃のように、ピンク・フロイドの新作発売を待つ日がこの歳になって来るとは。親分、てぇへんだ、てぇへんだである。一大事というか大事件というか。生きていてよかった。これから1か月間は幸福な気持ちで日々を過ごせそうだ。

2014年10月6日(月)野分のあとにまだ風は
 深く考えることなくもなくいつものように半袖で職場へ。
 ことのほか褒めちぎってくださる方がいらっしゃったりもしたからか、業務中は汗ばむほどだった。が、業務終了後に外にでるとたいへん寒い。外だけのことかと思えば、自宅に入っても寒い。
 あたたかいのは、あたたかい言葉でよいしょをしてくださる方のいらっしゃる職場だけのようである。
 社交辞令のおかげで風邪をひくこともなくここまできたけれど、そろそろ長袖生活に入った方がよさそうだ。 
 寒くてもよいしょがニットのカーディガン。

2014年10月5日(日)葉の上に石のおかれて
 玄関に置いている琉球朝顔のひとつは蔓が地面に落ちている。アプローチのタイルの上に何枚かの葉が這っているのである。その葉の上に、つるっとした楕円のちいさな敷石があった。2枚。
 敷石は、10cm以上段差のある下の段に置いてあって、何かの拍子に下から跳ね上がってくるというようなものではない。
 誰かが敷石をつまんで朝顔の葉の上に置いたのだろうか。不思議である。いたずらか?とはいえ、道路からそこまでは車がそれなりに邪魔をしている。わざわざこどもが入ってくるとも考えにくいのだった。
 あらたなアリババのマーカーの世界だろうか。だれかに狙われているのかも知れない。
 小さな石ころふたつでも物語は生まれるものらしい。

2014年10月4日(土)若者の多いカフェで
 いただいた二十世紀梨のわが家の在庫がそろそろ終わる。というのに、今朝のひとつはさっぱり甘みが感じられない梨だった。このままでシーズンを終えるのも寂しい。おいしい二十世紀梨を食べて、来シーズンに期待しようと思っていたのである。が、スーパーの果実コーナーには手頃な価格の西条柿が置かれていた。
 西条柿の季節がはじまっていたのだった。
 二十世紀梨もよいが、なにしろ西条柿である。梨を買うのも忘れて西条柿を買い物カゴへ入れていたのだった。節操のないことである。
 ほどよい合わせ加減とやわらかさ。甘い。今年も無事西条柿を食べることができた。柿の次が梨という順番でなくてよかったと思っている夜。

2014年10月3日(金)手動で窓のガラスをおろし
 事業所の営業車を2台購入したけれど、窓ガラスのオープンが手動だったとお嘆きの方が。担当の方がシンプルな機能の車を選択されたようだ。「海に落ちたりした時には便利だが。」などとご同行の方。まっ、そんなことを想定して選択される人はいらしゃらないですよね。
 パワーウィンドウに慣れているから、不便でしょうがないとのこと。軽自動車にもフリーキーシステムが装備されている時代である。パワーウィンドウも標準装備かと思っていらっしゃったようだ。
 当方もパワー生活だ。けれど、手動でも全然問題ない。というか、パワーであっても手動もつけておいてもらいたいくらい。電気系統のトラブルで窓が開かないという事故はあまり起こらないのだろうか。
 なにはともあれ、しっかりした担当の方でよかったのでは?

2014年10月2日(木)太平洋を南下した
 サンマをたくさんいただいた。よく太った大きなサンマである。食べきれない。ご近所にお裾分けをさせてもらった。もらってくださりありがとうございました。
 というようなことで、ここのところ毎日サンマ。刺身にしたり、塩焼きにしたり。
 30年ほど前に東北で初めて食べたサンマの刺身。驚きのおいしさだった。鯖やサンマは刺身では食べることができないものと思っていたのである。
 それが今では当地でも刺身がパックで売られるようになったのだから、この間の冷蔵技術や輸送システムの発達というのは、まったくもってありがたいことである。ごちそうさんま。
 そんなわけで、明日の夜もサンマの予定である。

2014年10月1日(水)雑草と一緒にされて
 挿し木や挿し芽をしていた紫陽花やシャコバサボテンの勢いがよい。個別の鉢に植え替えてやることにした。もとはどちらもいただきものゆえ、枯らすわけにゆかない。念のためのクローン作成である。
 終了後に庭を見ると大雑草地帯である。大ぶりの、蓬やらドクダミやら水引草やら。わしわしと掴んでは千切る千切る。
 千切った後には、貝割れ大根のような背の低い双葉がびっしりと生えていて、土を隠していた。
 もう次の雑草の準備が完了しているのだった。うかがい知れない自然のチカラの一端を垣間見たような気がした。

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