大禍時
(おおまがとき)
【更新時刻】 2004/02/05 13:54:20
【分類】 [時節]
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【関連語】 黄昏、
【意味】
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(1) 〔大きな災いの起こりやすいときの意〕夕方の薄暗い頃。〔「ま」を「魔」と解して、「大魔時」「逢う魔が時」あるいは王莽(おうもう)の故事に付会して「王莽時」とも書く〕 [Tetsu]
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【一言】
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[02/17 11:58] Tetsu:夕刻、日が落ちるか落ちないかの時刻、目が日中の明るさに慣れているために、暗さが際だちものの判別ができない状態となる。実際に自動車などを運転していると、この時刻はライトを着けても効かず、非常に怖い思いをすることがある。まさに禍禍しい時、魔に出会う時だと思う。また黄昏時というのは、世界の色が様々に変色し、異世界の様相を見せたり、夢の中の世界のように見えたりもする。これもまた一種の魔、だろう。ずっと「逢う魔が時」で覚えていたが、最近「大禍時」という記述を知った。陳腐な言い方だが、どちらの記述もなかなかかっこいい。
御田
(おでん)
【更新時刻】 2004/02/06 17:16:57
【分類】 [食べ物]
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【関連語】
【意味】
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(1) 〔「でん」は「田楽(でんがく)」からという〕蒟蒻(こんにやく)・里芋・大根・竹輪(ちくわ)などを醤油味で煮込んだ料理。関東炊(だ)き。関東煮。煮込みおでん。
[Tetsu]
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【一言】
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おニュー
(おにゅー)
【更新時刻】 2004/02/10 16:38:37
【分類】 [外来語]
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【関連語】
【意味】
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(1) 〔「ニュー(new)」を名詞化して「お」を付けた語〕新しく買った物。また、新しく使い始めたばかりの物。 [Tetsu]
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【一言】
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[02/17 11:59] Tetsu:よく使われる言葉だが、外来語に丁寧さをあらわす「お」をつけているところが面白い。日本語が乱れていると言われる昨今だが、こういう滑稽さはむしろひとつの良い文化だと思う今日この頃。
御萩
(おはぎ)
【更新時刻】 2004/02/06 17:17:43
【分類】 [食べ物]
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【関連語】 牡丹餅、
【意味】
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(1) 〔もと近世女性語〕「萩の餅」のこと。うるちともち米をまぜて炊き、軽く搗(つ)いて小さくまるめ、外側にあん・きなこなどをつけたもの。ぼたもち。 [Tetsu]
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【一言】
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[05/08 02:12] Tetsu:春の牡丹餅、秋の御萩。どちらも花に由来してるのは面白い。雑煮と善哉と御汁粉や煎餅とオカキなど、餅関係の食べ物って同義語が多いような気がする。
十八番
(おはこ)
【更新時刻】 2004/02/10 16:35:23
【分類】 [遊戯・芸能]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
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(1) 〔箱に入れて大切にしておく意からとも、市川家の家の芸歌舞伎十八番の台本を箱入りで保存したことからともいう〕最も得意な芸。得意とする技。じゅうはちばん。(転じて)その人のよくする動作・行為や口にする言葉。くせ。
[Tetsu]
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【一言】
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朧
(おぼろ)
【更新時刻】 2004/02/04 21:36:09
【分類】 [自然]
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【関連語】
【意味】
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(1) ぼうっと薄くかすんでいるさま。春の夜についていうことが多い。ぼんやりとしたさま。 [Tetsu]
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【一言】
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[05/06 10:05] Tetsu:春は水蒸気やら黄砂やらで遠くがかすんで見えることが多いが、その春の昼のぼうとした様を『霞』、春の夜のぼうとした様を『朧』と言うらしい。月に龍という字の成り立ちもかっこいいし、「おぼろ」という音も気持ちいい。好きな漢字のひとつ。
御御御付け
(おみおつけ)
【更新時刻】 2004/02/06 17:18:09
【分類】 [食べ物]
【参照URL】
【関連語】
【意味】
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(1) 〔「お」「み」は接頭語〕味噌汁を丁寧にいう語。〔「おみ」は味噌を丁寧にいう近世女性語からともいう〕 [Tetsu]
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【一言】
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[05/08 02:15] Tetsu:これでもか、ってほど丁寧な言葉。同じ漢字が三つ並ぶ言葉なんてほかにないのではなかろうか。
大蛇
(おろち)
【更新時刻】 2004/02/05 09:34:53
【分類】 [生物・怪物]
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【関連語】 蟒蛇、
蛇、
【意味】
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(1) 〔「お」は峰、「ろ」は接尾語、「ち」は霊力、また霊力あるものの意〕大きな蛇。だいじゃ。うわばみ。 [Tetsu]
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【一言】
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[05/08 02:19] Tetsu:ヤマタノオロチのオロチ。オ、ロ、チ、それぞれに意味があるとは、辞書を調べてみるまで知らなかった。古代日本語の響きはなんとなく好き。