肩書きと名前を脱ぎ捨ててみると





近寄りすぎてピントが合わない子猫
ぼんやりしている時に限って近づいてくる

この猫はなぜ私を選んだのだろう


もちろんその理由は
履歴書なんかに載ってはいない






猫や犬に接するとき
言葉もないのに気持ちが通うことがある
ということは
こころに同じ何かを持っているということ

それは何だかわからないけども
単純な自分が心地いい



背中を掻いてほしい





生きるにつれて単純さを失ってきた自分

手に入れた複雑は
何をもたらしたのだろう

それは本当に必要なのだろうか






彼等に足りないものは何もない



親子



小さな子供が言ってたよ
「雨の日は靴が濡れてかわいそう」って


靴が冷たがってるっていうことかい?

そうなんだ
そう思うことで何か不都合があるんだろうか


あるわけないさ
あるとすれば大人の都合だ


どっちが本当なんだろう

そうだね
子供じゃなかった大人はいないってことを
思い出せばいいさ






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