とっとり 若桜 発    アルミ缶を利用した
 かざぐるま作り
 
 アルミ缶でつくるかざぐるまにいろいろ挑戦してきましたが
、このたび簡単でしかもきれいな形の物が出来ました。
鈴の音に乗せて幸せを招く風車  


作り方 準備するもの  
 

材料

アルミ缶 
 (
500cc)

3本使用 

  簡単な工具
  
身近な材料
 
製作順序 
   先ず、釘を準備します。
缶の底の中心に穴をあけます。
風車の回転軸になる穴ですので、真ん中に来るよう気をつけたください。
穴を開けたら、軸の針金が通る
大きさになるようやすり等で調節をしてください。
   
  次に
缶の上の方をカッターで切りこみを入れて、切り離します。 
始め軽く刃を当て、回しながら強く押し切って行きます。
けががないよう気をつけて作業をしてください。
   
  二本は上の部分のみ、底は残します。
あと1本は上の部分・底の部分両方切り離します。 
   
  A4版のコピー紙に線を引きます。
7等分に線を引き中央に線を引き半分にします。

缶の周囲の長さと A4版のコピー紙の長さが同じなので便利です。
   
  A4版のコピー紙を半分に切り、缶に糊で貼り付けます。
糊はスティクノリが便利です。 
   
  スティクノリは、部分的に付け、後で紙が離れやすいようにした方が後がきれいです。 
   
   鋏で、コピー紙に書いた線に沿い切って行きます。
上から下まで切ります。
   
   切ったら、紙は取り払います。
   
   切り分けた缶を広げていきます。
手で簡単に広げることが出来ます。
   
   缶2個分を広げ、どの部分も平に着くよう広げ、調節してください。
後で、回転するとき、ゆがむことなく廻るように注意して広げてください。
   
  ここからが、風車の作り方の最大の特徴になります。
缶の中を上にして、切り離した短冊を順次折り曲げていきます。
折り曲げる角度に気をつけるように、 
   
   折り曲げた形は、左の用になります。
   
   ひっくり返すと左のようになります。
   
   ホッチキスを準備します。針はステンレス製がよいと思います。
   
  ホッチキスで2個の缶の短冊部分をつないでいきます。
その時、折り曲げたほうの缶は、中の方を上にします。
曲げてない方も中を上にして、短冊部分の端を重ねて、ホッチキスで止めていきます。
止めるのは、中・両端の3か所が適切だと思います。 
   
   短冊部分をホッチキスで、ねじって止めるようにして順次止めていきます。

ねじって止めていく部分を間違えないように、缶の上下部分を見ながら止めて行ってください。
   
   順次止めると風車部分が出来ます。

   
   裏から見ると、左のようになります。
これで風車部分の完成です。
   
   缶の中心の軸穴に、洋ランの支柱用の線を通しますう。
洋ランの支柱線は百円ショップにあるものが便利です。
   
   左の物はストローとビーズです。これも百円ショップで販売しています。
但し、他で間に合うものであれば、なんでもかまいません。
   
   ビーズとストローは、左のように使います。
一つは、先端の止めに、もう一つはストロー前の回転受けとなります。
   
   ストローの長さは、尾翼受けの針金部分の長さになります。
長すぎないようにしてください。
   
   ストロー部分で直角に折り曲げます。
   
   一応風車部分の出来上がりです。手で動かして回してみてください。回転軸が上手に合っているか調節してください。
   
   次に
尾翼部分の製作にかかります。
風を受け、風の方向に風車が向くためには、尾翼部分をつけた方がベストです。

3つ目の缶を縦に切って広げてください。丸く曲がる癖を直すように、机の角など使って平になるように伸ばし広げてください。

針金を曲げて、左のような形に曲げます。
   
  針金に沿って切り込みを入れて、曲げやすく形を作って行きます。 
   
   始め、指でアルミの曲げ癖をつけます。
   
  針金に沿って巻き込むように織り込んでいきます。仕上げにペンチ等で押さえるときれいに仕上がります。 
   
   針金に巻き込み止めた尾翼の裏返した形です。
   
  後、ハサミで形よく切り離し形を整えます。
形はそれぞれ工夫してみてください。 
   
  尾翼を風車に取り付けます。針金の長さを見て、ペンチで切ります。 
   
   ボンドを準備します。
速乾性のものが良いです。
   
   ストロー部分に尾翼部分の針金を通し長さを確認します。
   
   ストロー部分にボンドを流し込み、尾翼部分の針金にもボンドをつけて中にねじ込みます。
   
  ボンドが乾くまで固定します。道具がなければ洗濯ばさみでもかまいません。 
   
   風車が音を出すように鈴を準備します。
針金はステンレス性が良いようです。
鈴も針金も百円ショップに打っています。

針金を20センチ程に切って、鈴を通し中頃でねじって止めます。
   
   準備が出来たら、錐を準備し風車に穴をあけます。
   
  穴は針金の細い線が通るだけですから、小さな穴で充分です。 
   
   風車の両方の面に穴をあけます。中心の軸の近く1pぐらいがいいようです。
   
   風車の中から、針金を通し鈴が真ん中位に来るように調節します。
   
  針金の端の部分は曲げてねじり、その余った部分は切って捨てます。 
   
  鈴が固定された状態です。あまりきちんと張っていなくてもかまいません。
ゆとりがある方が鈴の音は良くなるようです。

以上、完成です。

細長い管の筒に柄の部分を差し込んで、風のよく通る庭廻りや畑・垣根等に立てかけます。

風のきつい時は、抵抗を受けるので支柱はしっかり固定してください。

形や光に反射する色や鈴の音を楽しんでください。 
   
   最近、缶ビールの銘柄によって、缶の模様・色具合も様々です。
いろいろな缶でためしてみてください。
かざぐるま