やってみよう!(2)


虹ができる原理を学ぼう


 ビ-ズ玉をしきつめたスクリーンを作って,虹を観察しよう。実際の虹とどこか違うだろうか。

【テーマ】
 虹の原理
【目的】
 虹が水滴でできることをど-ズ玉を使って再現し,虹の原理を考察する。
【準備】
 ビーズ玉(直径0.3mm約40g),スプレー糊(スリーM55),黒画用紙(B4),台紙(ダンボールB4),新聞紙(1部),コップ,サランラップ
【原理】
 太陽を発した光線は水滴の球の中に入るときに屈折し,水滴内で反射し,空気中に出るときにもう一度屈折する。光は各色(波長)によって屈折率が異なる(青が最も大きく曲がる)ため,各色が分離して虹になる。
【方法】
  1.  台紙に接着剤で黒画用紙を,凹凸ができないように貼り付ける。
  2.  新聞紙の端を谷折りし,四隅をセロテープで止めて,トレー(大きな皿)を作る。
  3.  黒画用紙にスプレー糊をムラなく厚めに吹きかけ,Aのトレーの中に置く。
  4.  Bの上にコップに入れたビーズを一面に振りかけ,余分なビーズを振り落とす。
  5.  サランラップで面をおおい,裏をセロテープで止める。
  6.  太陽を背中にして虹を観察する。各色はどのように並んでいるのだろうか。また,実際の虹と比べてどこが違うのだろうか。
【発展】 太陽と虹と目でできる角度を,実際の虹とビーズの虹とで比較する。
『単色虹と虹スクリーン』(PDF)

ビーズの入手先 中村理科 … 詳しくは浜崎先生へお尋ねください。



「やってみよう!(3)」へ ||「やってみよう!総合インデックス」へ|