と　き：１９９７年 ７月２０日（日）10:00〜12:00

ところ：鳥取市千代川中流の川原

内　容：鳥取市美穂地区公民館の主催で，小学生とその保護者が集まって，観察や実験をおこないました。数日前までの大雨で川原の植物は流されたり倒れたりしていました。川原の様子もかなり変わったようでしたが,水棲昆虫は石の裏にしっかりくっついていました。

【川原の小昆虫の観察】
　水中の石をそっと持ち上げて，その裏を注意深く観察してみましょう。小さな虫（水棲昆虫）がよく見つかります。ルーペや実体顕微鏡で観察しましょう。ぬらした脱脂綿の上などに置くと,昆虫の動きが止まって観察しやすいようです。
　この日には，カゲロウのなかま，トビケラのなかま，ドロムシのなかま，ヘビトンボの幼生(右写真)などが観察されました。

※背景の画像は大西先生が，石の裏をルーペで観察しているところです。

川であそんだりかんさつしたりするときには，子どもたちだけで行かないようにしましょう。かならずおとなの人といっしょに行くようにしましょう。

【巨大風船】
大きなビニールの筒状の袋に空気をいっぱい入れて，投げたりはじいたりして遊びました。

【巨大シャボン玉】
台所用の中性洗剤に糊を少し混ぜたものを水に溶かして，シャボン液を作りました。布のひもで輪をつくって，大きなシャボン玉をつくります。草の茎や空き缶などにシャボン液をつけてたりして，工夫をしていろいろなシャボン玉をつくって遊んでいる子どももいました。

【飛沫(しぶき)ボウル】

丸い大きなボウルの両側を手のひらで「キュッキュッ」とこすると，ボウルの中の水が振動して水しぶきがとびます。これは，ボウルの中にできた波が，互いに力を強め合って大きな波になるからです。よく観察すると，しぶきの飛ぶ位置は，ボウルをこすっている手の位置から一定の角度の４個所だということがわかります。ちなみに，中華なべでも見事にしぶきが飛ぶそうです。