公益社団法人鳥取県不動産鑑定士協会の前会長野口淑文の後任として、平成25年５月24日
付で会長に就任いたしました村上保雄でございます。
本協会は平成７年10月に社団法人として設立され、公益法人制度改革に基づき平成25年４月
１日より公益社団法人へ移行いたしました。土地基本法及び不動産の鑑定評価に関する法律に
則り、不動産鑑定士等の資質の向上と不動産鑑定評価に関する業務の進歩改善及びこれら成果
の公益的かつ社会還元的な活用を図ることにより、土地等の適正な利用及び価格の形成と県民
生活の安定向上に寄与し、もって、不動産鑑定評価制度及び鳥取県の健全かつ一層の発展に資
することを目的としております。
主な業務内容は、不動産鑑定評価制度に関する調査研究等、土地等に関する有用な情報の提
供など県土の健全な発展に寄与するために行う事業、無料相談など県民の安心で安全な生活環
境の確保に寄与するために行う事業、土地等に関する適正な価格の形成に寄与するために行う
事業、等を行っております。
不動産鑑定士制度は昭和39年に適正な地価の形成を目的として発足しました。地価公示・地価
調査・相続税路線価・固定資産税評価等の公的評価をはじめ、金融機関の担保資産査定、賃料
の評価など、我が国の経済・社会全般に深く根ざした業務を行う基盤的な制度となっています。
今後とも、県民の皆様とともに鳥取県の発展のため一層精励してまいる所存でございますので、
当協会の活動にご理解とご支援を賜り、幅広く当協会の会員の活用をお願い申し上げます。
平成25年５月30日
公益社団法人鳥取県不動産鑑定士協会
会長 村上 保雄