チュルパン・ナイリエヴナ・ハマートヴァ

1975年、ロシア連邦タタールスタン共和国の首都カザン(モスクワから東へ約800km)生まれ。両親ともエンジニアで、10歳違いの弟がいる。
 「ママは半分タタール人で半分ユダヤ人なの。父はロシア人よ。何かエスニックな特異性は、私のこうした出自からきているのね」(『バラエティー』)
 チュルパンという名前は、タタール語で「夜明けの星」(звезда рассвета)という意味。生まれながらにして“スター”というわけだ。
 数学学校を卒業し、カザン金融経済大学に1年通ったあと、ロシア舞台芸術アカデミー(旧GITIS)を卒業。18歳の時に同級生のイヴァン・ヴォルコフと結婚し、2002年年4月4日に長女アリーナを出産したが、同年離婚。
 学生時代からルナ劇場の舞台に立った。1998年にモスクワ現代人劇場に招かれ、チェーホフ作「三人姉妹」などに出演している。映画デビューは1997年の「Время танцора」。ロシア映画のほか、ドイツ映画など、国際的な女優になりつつある。
 2003年12月、「ママパパムスコイヌ」の演技に対して、スタニスラフスキー賞女優賞を受賞。同月、チャイカ演劇賞の最優秀コメディー女優賞を受賞。
 2004年4月、やはり「ママパパムスコイヌ」の演技に対して、黄金のマスク賞(ドラマ女優部門)を受賞。6月には「アンネ・フランクの日記」「三人の同志」「ママパパムスコイヌ」の演技が評価されて、ロシア連邦国家賞(舞台芸術部門)を受賞した。

ルナ・パパより
名   前 チュルパン・ナイリエヴナ・ハマートヴァ
Чулпан Наильевна Хаматова
生年月日 1975年10月1日
出 身 地 タタールスタン カザン市
身   長 164cm
趣   味 ダンス、乗馬
スポーツ アイススケート、ローラースケート
外 国 語 英語、ドイツ語