使用楽器
今使っているクラリネットは、1979年（昭和54年）に渋谷道玄坂にあったヤマハ渋谷店で購入したフランス・セルマー10Sとヤマハです。
知人の形見のバスクラも吹いています（現在は知人に貸出中）。これは、ブージー・アンド・ホークス製の古い楽器で、本体はつなぎ目がない1本管。今となっては、調整をしてくれるところがなく、うまく音が出ません。
マウスピース
ニッカンのM2から始まって、バンドーレンV360、5RV、ヤマハY23など、いろいろ使ってきましたが、今メインで使っているのはバンドーレンB45ライアー（トラディショナル）です。
学生でクラリネットやサックスを吹いている方には、いろいろ試す機会があるといいのですが、試奏できる場所に試奏できる数のマウスピースがないのが残念なところ。同じ型番でも微妙な個体差があります。その僅かな微妙な個体差が音色に影響してきます。先生や先輩に大きな楽器屋さんに連れて行ってもらいましょう。
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リガチャー
これは、自分に合ったものが見つけられている気がいまだにしない。人のを借りて吹くと、レスポンスの良さにびっくりするけど、マウスピースやリードとの相性もあるわけだし、まあいいかなと、手元にあるものを使っている。
リード
なぜかずっと前からバンドーレンよりも、リコー派だった。今はレゼルブが多いかな。
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レジェールリードも使っています。
今持っているレジェールリードは、２・３／４と３の２つ。２・３／４は、初心者のレッスンに使っています。（※2013/10/08現在、2・3/4は、品切れでした……。他の硬さの製品はあります。）
これは、本当に使える樹脂製リードです。まだ本番では使ったことはないんですが、本番のステージでも使えると思えるレベルの樹脂製リードは、今まで出会ったことがありませんでした。
30年前くらいのバリ・リードから始まって、いろいろ試した結果、やっと出会ったという感じです。
日常の練習、レッスンには、これで十分です。リード選びの時間を短縮できます。これは、マウスピースに取り付けて、すぐに吹き始められます。湿らす必要もありません。
「樹脂製リードなんて。」と思っている方も、こう考えてはいかがでしょうか。しっかり選んだケーンのリードが数枚あれば、そのリードをすぐに吹き潰さなくてすむのだと。毎月数箱買って、選んでいたその金額で買えて、ずっと使えるんだと。
好きなプレイヤー
イチバンを上げるとすれば、ジャズの巨匠、バディ・デフランコが大好き。18歳の時に偶然手にしたアルバム「ウォーターベッド」（LP盤）を当時すり切れるくらい聞いた。
ほかには、さかのぼると、クラリネットを吹き始めた12歳の頃は、アルフレート・プリンツの演奏をラジオで聞いて、録音して聞いてた。当時聞いたブラームスの五重奏曲が今でも耳に残っている。高校生くらいのときには、アート・ペッパー、アーティ・ショーやベニー・グッドマンなどの演奏をラジオやレコードで聞いて、ジャズを演奏したいと思うようになった。
ザビーネ・マイヤーの音も好きです。彼女のトリオ・デ・クラローネでの演奏を東京に聞きにも行きました。ストルツマン、ケン・ペペロフスキーも好きです。
もちろん、北村英治さんや、藤家虹二さん、谷口英治さん、N響のマツケンこと、松本健司さん、鳥取県大山町在住の松本幸恵さんなど、皆さん素晴らしいプレイヤーです。
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