Franz Bartolomey, Cello : 1946年ウィーン生まれ。1973年からウィーン・フィルの首席チェロ奏者
中央後方は、この日の会場で唯一スタンディング・オベーションで「Bravi!」を発した方です。
≪オール・ベートーヴェン・プログラム≫
チェロ・ソナタ 第5番 op.102-2
ピアノ・ソナタ 第8番 「悲創」(ピアノ独奏)
モーツァルトの“魔笛”より「恋を知る男たちは」変奏曲WoO.46
チェロ・ソナタ 第3番 op.69
≪アンコール≫
ヨハン・シュトラウス2世 : ロマンツェ第2番ト短調Op.255
ジーチンスキー : ウィーン、わが夢の街
サン・サーンス : 白鳥
小ホールは、開館したその日に体験して、“一目惚れ”し、10回程度は聴いたろうか・・・。小ホールの特性が活かされなかった、とくに金管が入ったジャズには困惑し、前半で退場したこともあった。ステージにスピーカーが置かれていて怪訝に思い、担当者に尋ねると、「音が天井に上がるので、スピーカーで下げてバランスを」云々と・・・。小ホールの良さは、ホール自体の響きにあり、そう、共鳴楽器とも言えるのだが・・・。
今回は期待した通りだった。
 本番の最後、チェロ・ソナタ3番終了後と、アンコールの2曲目が終わった時点で、この時は、「Bravi!Danke!Danke schon!」と。5月にウィーンへ行く身であって、非常に心地良かったので、「お二人素晴らしい!ありがとう!とてもありがとう!」と声をかけた次第でした。アハ!気負いなく、自然体で、言動出来ているから、ありがたいネ!
 終演後、高齢女性から「立たれて、声をかけてくださったことが嬉しく、感動しました。立っで、ても良いのですね・・・」と。若干の解説をした次第でした。
 バルトロメイさんと目を合わせた時点では「Bravo!」を言い、握手!そして、係員が快くシャッターを押してくれました。ハイ!サイン会の最後の一人だったのです。
 会場で販売していたCDは2種類で、曲目等、気に入らなかったので、プログラムにサインしていただいたのです。勿論、自席がバルトロメイさんの正面であり、スタンディング・オベーションをして、唯一「Bravi!」を発していたので、小生を見て、お互いが笑顔の関係に“陥った”のでした。
☆ Franz Bartolomey, Cello : 1946年ウィーン生まれ。1973年からウィーン・フィルの首席チェロ奏者
 バルトロメイさんの演奏は、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートや、クラウディオ・アバド主導でのルツェルン祝祭での出演等でのオーケストラ出演映像のほか、手持ちのCDでは、キュッヒルさん率いる弦楽四重奏のベートーベン全曲、モーツアルト&ハイドンのセットを有して聴いていました。
☆ ピアノのコルネリア・ヘルマンさんは、NHKの映像で演奏を体験していました。リサイタル、それも、勿論、生は初めてでした。自身の記憶によれば、父上がドイツ人、お母さんが日本人のはず・・・。
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オマケ) TOHOシネマズ西宮OSで[『オペラ座の怪人』25周年記念公演 in ロンドン]の初回を見た!〜 音がバカうるさく、頭脳状態を小ホールでの響きに適応させるため、リセットするのに困惑を感じたほどだった!何せ、10:10から、宣伝映像を含めて、3時間ほど、ほぼ上映館の規模を超えた、大きすぎるバカ音量に悩まされたのでネ。
11/20 (日) アレクサンダー・コブリンのピアノ・リサイタル記録はコチラ