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マンモグラフィー検査とは?

マンモグラフィー検査とは、早期乳がんを見つける乳房•乳腺専門のレントゲン撮影による検査です。

 

 現在、日本人の乳がんは増加の一途をたどっており、乳がんの罹患率が胃がんを抜いて女性の癌罹患率1位となってしまいました。実に日本人女性の20人に1人が乳がんにかかると言われています。
乳がんは食事の洋風化や出産年齢の高齢化に伴う女性ホルモンとの関連が大きいことがわかってきました。乳がんによる死亡を防ぐ決め手は、早期発見、早期治療です。早期発見により、乳がんの死亡率が減少し、乳房を残す治療も可能となります。

 欧米では乳がん死亡率は低下の傾向にあり、これはマンモグラフィ併用検診の成果の現われだといわれています。日本では、まだ生存率の成績は報告されていませんが、宮城県対がん協会は、乳がん発見率が視触診単独の0.08%から0.28%、早期乳がん発見率が39%から73%に上昇していると報告しています。

 これらの報告をもとに、厚生労働省は平成16年度に40歳以上の女性に対して、2年に1回マンモグラフィと視触診の併用検診を推奨しています。現代では日本人のライフスタイルや食生活が欧米化した影響からか乳がんの罹患率は上昇傾向にあり、30代で乳がんにかかる方が増えてきています。そのため当院では30歳を目安に定期的なマンモグラフィーの検査をおすすめしています。あなたと、あなたの大切な人の為に。

 

マンモグラフィー検査の流れ

 マンモグラフィー受診者は、上半身裸で装置の前に立ち、乳房を装置の撮影台に載せます。 装置には圧迫板とよばれるプラスチックの板があり、これが乳房を撮影台に押さえつけて厚さ4~5cm程度まで圧迫し、所定の厚みになったところで、撮影します。 通常、左右それぞれ撮影方向を変えて2枚ずつ、合計4枚撮影します。

 マンモグラフィ検査では、乳房を上下と左右からはさんでX線で撮影する検査で乳房を圧迫して撮影するため、乳房が多少痛いこともあります。しかしこの手法により触診では触れないような小さながんや、乳管内に存在するがん細胞からの分泌物や死んだがん細胞による「石灰化」も発見できます。

 放射線被爆はごくわずかで、通常は心配はいりません。

 マンモグラフィー検査の活用によって乳がんによる死亡の確率はぐっと低下させることが出来ます。乳がん死0、これが全ての乳癌診療に携わるものの願いです。その為には早期発見、適切な治療が必要です。当院では最新のマンモグラフィーと高性能超音波装置(エコー)を導入し、高度な画像診断を目指しています。