平成12年9月定例会代表質問(平成12年9月22日)No.18
<警察のあり方について> |
県警本部長に、新しい時代に向け県民に信頼される警察のあり方について質問します。 |
●警察本部長答弁 |
女性警察官の採用につきましてお答えいたします。 |
<警察のあり方について>>No.2 |
警察も定員の問題があり、一度に各警察署に女性警察官を配置することは非常に厳しい問題であろうかと思います。ストーカーやドメスティック・バイオレンスなどの相談に訪れても、いかつい顔をした刑事さんでは、心を打ち明けて相談するにはかなりの勇気が要ると思われます。また、女性の被疑者の取り調べにしても、扱いを間違えれば、逆にセクシュアルハラスメントとして訴えられるケースもあります。女性の警察官を各警察署に配置することにより、県民の皆さんが相談しやすくなったり、女性被疑者の取り調べも円滑に進むものと思いますので、数々の問題はあるでしょうが、女性警察官の枠を拡大していただくよう努力をしていただきたいと思います。
また、この問題は早急に対応しないと、一般行政職のように採用即現場の第一線というわけにはいかないと思います。警察学校を卒業後、いろんな現場を体験後でないと、県民の皆さんに信頼される形での仕事ができないと思いますが、当面その間の対応として県警本部長としてはどう対応されていくのか、御所見をお伺いします。 |
●警察本部長答弁 |
御指摘のように、警察官は採用後、警察学校において、関係法令の習得を初めとする各種教養や現場における実践的な教養により、警察官として必要な知識、技能の習得が不可欠であり、一定の養成期間が必要です。 そこで、その間の対応についてですが、女性警察官の対応が必要な場合であって、その配置のない警察署における事案につきましては、速やかに応援派遣の措置をとることとしております。 また、ストーカーやドメスティック・バイオレンスなどの相談につきましては、既に配置している女性警察官に加えて、少年サポートセンターに配置している女性の少年補導職員の活用を図るなどして、その適切な対応に努めてまいりたいと考えております。 |