平成13年12月定例会一般質問(平成13年12月10日)No.7
認可外保育所について |
認可外保育所の問題についてお伺いしたいと思います。 県内に45施設もの認可外の施設があります。それぞれ民意により独自の保育が行われているわけですけれども、関係者の皆さんの努力には敬意を表したいと思っておりますが、本当に大変であろうと思います。 これまでほとんど日が当たらなかった認可外保育施設に、本年度から若干ですけれども県から運営補助金が交付されるようになりました。大変よいことだと思います。しかし、問題が全くないわけでもありません。先ほども申し上げたとおり、児童福祉は市町村の責任というものの、助言、監督、立ち入り権等が全くないのが実情です。認可外保育施設自体も施設の運営が本当に大変であろうと思います。この際、より充実した保育を目指して、認可外保育施設を認可保育施設になるよう、県としても積極的にアドバイスやサポートをされてはいかがと思いますが、片山知事の御所見をお伺いしたいと思います。 |
●知事答弁 |
認可外の保育施設をできる限り認可するようにということですが、今その方針で働きかけをしておりますし、新しい支援措置をつくったのもそういうこともあってのことです。やってみますと、いろんなケースがあって、必ずしも当人が望んでないケースも正直言ってあるようです。 将来的な問題として、少子化の中で、例えば地域によっては需給バランスが乱れるのではないかというような危惧を言われる方もおられますが、いずれにしても、できる限り認可保育所として行政と連携がとれるようにすることは大切なことだろうと思いますので、引き続き働きかけをしていきたいと思います。 |