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●歯科用のインプラントとは、人工歯根のことです。
天然歯が何らかの理由で失われ、歯の修復が必要とされた場合に、
顎骨にインプラントを埋め込みます。
その上に人工の歯を固定する方法です。
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●入れ歯は歯ぐきにかぶせてのせるだけであるため、
口の中で動きやすく不安定で違和感を強く感じさせがちですが、
インプラントにすると、顎の骨に直接固定されて支えられ、
自分の歯がかつてあったように、人工の歯で咬む振動がそのまま骨にも伝わり、
自然な身体の一部のように感じることができます。
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●スウェーデン・イェーテボリ大学のP.I.ブローネマルク博士の研究から生まれた方法です。
博士は、チタンという金属が人間の骨と直接結合することを発見し、
その後多くの研究により、チタン製インプラントの確実で安全なシステムが確立されました。
最も信頼できるインプラント療法のシステムです。
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□■ 1,治療計画 ■□ |
●まず、ドクターにインプラントについて質問し、相談して下さい。
その結果インプラント治療を行うことになれば、
あごの骨の状態のレントゲン写真をとったりして、必要な検査や治療をします。
準備が整ったらインプラントの埋入です。
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□■ 2,一次手術 ■□ |
●インプラントをあごの骨に埋入して、粘膜を縫合して完了です。
しばらく休憩したあとは、帰宅できます。
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□■ 3,二次手術 ■□ |
●一次手術の後、3〜6ヶ月後に二次手術を行います。
一回閉じた粘膜を切り開いて、インプラントにアパットメント(人工歯を取り付けるつなぎの装置)を
連結します。
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□■ 4,新しい歯(人工歯)が装備されるまで ■□ |
●固定式の歯を作るための型をとり、新しい歯が作られ、
アパットメントの上にネジでとめて完了です。
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□■ 5,定期診査 ■□ |
●新しい歯を使い出して1ヶ月後に、定期診査のために通院して下さい。
その後は3ヶ月〜6ヶ月ごとにチェックを受けて下さい。
それと同時に、家でもきちんとお口の手入れを行い、新しい歯をよりよい状態に保つようにすることが大切です。
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前歯が抜けている場合 |