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●当院では安心安全のコンセプトに基づき、感染予防を行っております。
皆様に気持ちよく、又、安心して治療を受けていただけるよう、
機器や器具の滅菌を徹底した管理システムで行い、
滅菌できない物は全て使い捨てにしております。
それにともない感染予防費といたしまして 、
毎回の来院時に500円のご負担をお願いしております。
皆様が安心して治療を受けられることを目的としておりますので、
ご理解とご協力の程、よろしくお願い致します。 |
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滅菌する物
タービン(歯牙切削器具)
全ての診療器具 |
使い捨てにする物
紙コップ、フロス、歯ブラシ、
舌クリーナー、歯面清掃ブラシ、
歯面研磨チップ、歯面研磨カップ、
グローブ、マスク、
レントゲンフィルムカバー、
ペンスコープカバー、など |
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●このたびハイスピード・高品質画像のファインハイスピードCCDデジタルパノラマを導入しています。
照射線量は、従来の1/4でX線量を大幅に低減し,
高品質画像により的確な診断・精密な治療が可能となりました。
また、従来の小型のフィルムなども同様にすべてデジタル化しました。
撮影の後、すぐに大型画面で画像が見られるので、大変に理解し易くなりました。
どうかご期待ください。
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「国際歯科シンポジウム メインテナンス・ルネッサンス」の報告
・・・メインテナンスが歯を守る・・・ |
●福嶋歯科医院は、開業以来26年にわたって定期健診による「歯の健康のメインテナンス」を行ってきました。
2005年11月、「日本と欧米におけるメインテナンスの現状と問題点」〔熊谷崇先生〕、「30年のメインテナンスデータと症例から見えてきたこと」〔元スウェーデン・イェテボリ大学歯学部教授〕、「歯周病の病因論をふまえたメンテナンスとリスク評価の重要性」〔元アメリカ・ワシントン大学教授〕、「メインテナンスを日本でも常識に」をテーマとしたシンポジウムがあり参加しましたので報告します。
アクセルソン教授は、30年にわたるメインテナンスの結果、30年間に失われた歯の平均数は0.4〜1.8本、むし歯の発生も平均1.6歯面、また歯周病の観点からは、歯肉の改善が見られた。30年間で、50〜65歳で26.3本、66〜80歳で25.1本、81〜95歳で18.3本の歯が守られた。
ペイジ教授は、歯周病が進行してから治療するのでは遅すぎる。歯周病のリスクを判定し、発症前にコントロールすることが可能になった。
熊谷先生は、メインテナンス率において、スウェーデンのカールスタットでは90%、アメリカでは80〜50%、熊谷先生のいる酒田市では30%、日本では2〜3%。欧米では、メインテナンスは常識と言われている。日本のDMFT(むし歯、失った歯、治療した歯の数)は、30年前と変らず遅れをとっている。
スウェーデンの大学で学んだ西真紀子先生は、これらの結果をふまえて、「歯の喪失は、加齢現象でなく、メインテナンスをしない現象」だと、述べていたのが印象的でした。
福嶋歯科医院で、長期にわたってメインテナンスを定期的に受けている人たちをみても同様です。歯の正しい手入れ法で、最初はなかなかうまくできない人でも、継続することでいつの間にか上手になり、歯と歯肉は健康を取り戻します。その結果、以前には歯のことで悩んでいた人が、不快感から開放されます。
メインテナンスがいかに患者利益になるかを理解していただき、家族、地域社会でメインテナンスが常識となるように願っています。
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