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『愛犬家通信ふりふりテ〜ル』2010年2月号

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ふりふりテ〜ル2010年2月号
早いもので、もう梅の話題も聞かれる頃となりました。
年末に咲いていた水仙は影をひそめ、蝋梅が庭の片隅で人知れず芳しい香りを放っています。温かい日があって、つい、もうすぐ春かと錯覚しますが、山陰の地に春が訪れるのはまだまだ先のこと。いつ寒波が襲ってくるか分からないので、天気予防におびえながら、灯油の残量を気にしつつ日々を送っています。
つい先般、動物医療最先端をとりあげた番組や、鑑札を装着していない犬が多いという問題提起番組を見ましたが、どちらも考えさせられます。
昔は家畜の延長線上にあった犬猫医療も、家族の一員という地位を確立しつつある今では、人間並みの先進医療を誇る動物病院も人気のようです。ほとんどが都会に集中しているのですが、情報をもとに遠方からでも愛犬を抱えて受診する飼い主さんも増えているとのことです。進行癌を患う13才の小型犬の飼い主さんが、最期まで、なんとか最善の治療をしてやりたいと話す場面が紹介されました。医療保険の利かない愛犬に高額な先進医療を受けさせること自体も、経済不況の中、断念せざるをえない飼い主さんが多いのですが、それよりも、年老いた愛犬に、押さえつけたり、全身麻酔をかけたりして過酷な治療を強いることをためらう飼い主さんも多いようです。確かに、治療を受けている犬も気のせいか不安げな様子でした。
鑑札を着けてないため、収容期限が来たら殺処分されてしまう犬たちを守るために、鑑札装着の徹底を訴える番組も興味深いものでした。特に室内で暮らす小型犬に「犠牲者」が多いとのことです。確かに、あの金属製の鑑札は装着しにくいこともあり、多くの飼い主が箪笥の引き出しにしまっているようです。そこで、装着しやすいサイズや形を工夫しようという動きが出ているという内容でした。何十年経ってもあの材質も形も進化しない鑑札には、私も長年不満であり、非装着者でもありましたので、もっと早くに改良されなかったことの方が不思議です。
とはいえ、愛犬が行方不明になったら、まずは保健所と警察に通報という基本が先だとは思うのですが・・・。
思わずため息をついてうなってしまう番組でした。

譲渡会のお知らせ

マーフィーファミリーが母体のボランティア組織「烏取保護犬再生支援グループ ノンペディ倶楽部」主催の譲渡会が下記の日程で開催されます。
譲渡会は、今後、毎月最終日曜日に開催する予定です。
犬や猫をお求めの方を 是非ご勧誘願います。

【第二回譲渡会】
日時 2月28日(日)11時〜16時
会場 マーフィーファミリー店内

※中部からの参加もあります。(2組)
※動物の即日引渡しはしません。
※各管理責任者(団体、個人)の規約に従い、選考の上決定します。
※先着順や抽選ではありません。
※保護された経緯や背景によっては 他人への馴致に根気と時間のかかる場合もあります。ドッグトレイナーのサポートも受けられますので受け入れを前向きで考えてみて下さい。

譲渡会の「規約」について

前回(第一回)の譲渡会に来られた方の中から、こういう感想が聞かれました。
それは、規約の中に「自宅訪問」や「不妊去勢の約束」などが謳われていることに対する不満でした。私は、それを聞いて不快感や腹立たしさを感じるより、むしろ、こちらの不手際を教えてもらったように思い、大いに反省したのでした。
ナニサマのつもりだと思われても仕方のないことです。なぜ、こういう細かい規約や希望者宅訪問、面接などが必要なのかという理由が明確にされてないからです。「上から目線」ととられるのは当然です。
うるさいほどに規約という関所を設ける理由は、参加犬猫たちを守るためです。ご存知の方もありましょうが、最近「里親詐欺」などというおぞましい犯罪が多発しているのです。家族で終生可愛がるだの、家を建てたから念願の犬を飼いたいだの、と言って、犬や猫を引き取り、虐待の対象にしたり、製薬会社などに実験動物として転売したりという極めて悪質な事件が、我々の知らないところで起きているのです。しまったと思った時はもう遅いのです。救うはずの動物が、皮肉にも変質者の餌食になったり、さらに不幸な末路を辿ったりすることを防止するためには、こうした「関所」を設けざるをえないのです。
どうか、小さくて弱い命を守るための対策として「規約」や自宅訪問などが必要だということをご理解いただきたいと切にお願い致します。
世の中には、残念なことに愛犬家の顔をした悪魔も存在するのです。

譲渡会に参加したい方へ

毎月最終日曜日に開催することになった譲渡会ですが、犬や猫を、この機会に参加させたいと希望される方もあります。そういう方には 参加者としてご了解いただきたいことがありますので、予めご連絡下さい。

電話 0857-82-1681

たとえば、不特定の動物が無防備のまま一同に集まるとなると、危惧されるのは 感染症の問題は勿論ですが、ノミダニなどの外部寄生虫の問題です。特に子犬など抵抗力のない動物には影響が出やすいので、会場入りする時は必ず獣医師の指導の下での駆除をお願いしています。最低限の健康診査も条件となります。他の参加動物や当店出入りのお客様にも迷惑の及ばぬよう、ご理解とご協力をお願いしております。
また、手放す理由が、後天的な飼い主側のしつけや管理が要因と判断される場合には、谷畑トレイナーのサポートを受けて、終生飼養に努めていただくように説得させていただきます。

ドッグトレイナー谷畑さん復帰

ご家庭の事情で一次お仕事を中断しておられたドッグトレイナーの谷畑妙子さん(日本レスキュー協会)が しつけ指導員として活動を再開されます。譲渡会に出向いてのしつけ相談や実技トレーニング指導にも応じます。
実技指導は有料となりますので ご希望の方は予めお申し込み下さい。また、自宅への出張レッスンやカウンセリングにも応じていただけます。
ただし、譲渡会での里親向けの講習会(2回)はボランティアで応じていただきます。
因みに、里親向け講習会2回のうち1回目は犬同伴なしの講習、2回目には犬を同伴しての実技指導となっています。
マーフィーファミリー主催の飼い主講習会も昨年8月を最後に中断しておりましたが、3月から復活の予定です。また正式にご案内しますので、是非活用いただき、愛犬との暮らしをより楽しめるように頑張ってみて下さいね。
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