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『愛犬家通信ふりふりテ〜ル』2010年1月号

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ふりふりテ〜ル2010年1月号
明けまして おめでとうございます。
どうか、本年もマーフィーファミリーをよろしくお願い致します。
今年の烏取地方は、元日早々想わぬ雪に見舞われて、昨年同様、雪で動きのとれない静かな正月になりました。雪は幸に通じるものと考え、今年は良い年になりそうだと勝手に楽天思考しているのですが、果たしてどうなりますやら・・・・。
2007年末に今の地に転居し、今年で三年目を迎えます。広い敷地と温かい近隣住民に恵まれて、現在地に引っ越して来れたことを心から感謝しております。まだまだ未熟で発展途上の店ではありますが、時代の流れは無視できないものの、不本意な妥協や安易な選択をすることなく、基本姿勢を守って進化しなくてはと思っています。
このところの景気低迷や政治の迷走など、船酔い状態の現実にも慣れてはきましたが、早く明るい光と安定した足場が欲しいところですね。
昨年末には、初めての譲渡会を当店で開催し、予想を上回る人出に驚きましたが、保護動物(犬猫)への関心の高さと慈悲心の現れだろうかと、これまたプラス思考で受け止めている私です。ブリーダーと呼ばれる業者の中には「悪徳」という隠れ代名詞のつくものがあります。しかも、それは決して少なくないのです。商売優先の影で犠牲になっている動物、一生、愛情も外の世界も知らず、まるでブロイラーのように、ただの生産動物として使い捨てられる子達が五万と居る現実を知っていただきたいと思います。愛犬家ならば、自分の犬や同犬種だけでなく、どんな犬でも、猫でも、同じ命として慈愛を注いでいただきたいと願います。大切な愛犬愛猫を守るという気持の延長線上に、数え切れない無名の、そして不遇の動物たちを存在させてやっていただきたいと思います。愛犬家が一丸となれば、不幸な命は減らせます。
「みんな幸せにな〜れ」
その単純な叫びこそが、私からのお願いです。

譲渡会報告

昨年12月23日に、マーフィーファミリーを会場とした保護犬猫の譲渡会を開催しました。既に米子で定期的な譲渡会を実施しているSさん、倉吉で熱心な保護活動を続けているWさん、同じく倉吉で犬の児童相談所としての役目を担いたいと頑張るTさん、そして、その活動仲間の皆さんが、寒い中、保護犬や保護猫を連れて集まって下さいました。東部での譲渡会を実現したいと願っていた友人のAさんも協力者として駆けつけてくれただけでなく、マーフィーファミリーが事務局となっている「烏取保護犬再生支援グループ ノンペディ倶楽部」を手助けしてくれる犬仲間も手伝ってくれたおかげで、大盛況のうちに、なんとか第一回目を終えることができました。
開始前から人が集まり始めたかと思うと、短時間のうちにどんどん人が訪れて、あの広い駐車場が あれよあれよという間に満車状態となり、想定外の混雑ぶりです。
生後一ヶ月ばかりの子猫5匹、成猫、7才のクリーム色したダックス、生後一ヶ月の5匹の子犬、そして写真参加の子犬たち、外のドッグランには10才のフラットコーテッドレトリーバー、成犬柴犬なども来て大賑わいです。広告を見た人から「引き取り依頼」の電話もあり、事情を聞くと、母犬が子犬を残して急死したので育児で難儀中とのこと。当会では、日頃ボランティアで保護活動しているグループや個人が参加対象だから飛び入りや丸投げは困ると伝えたものの、厄介者扱いされているであろう子犬たちが哀れで、飛び入り参加を認め、連れてこられたのが前述の5匹の子犬たちでした。
さて、子犬たちは、やはりなんといってもその可愛らしさを目の当たりにした人たちから里親申し込みがあり、あっという間に頭数を越える希望者ができました。なんとも不行き届きで付け焼刃の譲渡会ではありましたが、まずまず大きな問題もなく終了しました。
そしてその日の夜から、希望者宅訪問が始まりました。里親の条件を記した規約を了承して申し込まれた人の家庭に足を運び、その環境や、家族の方との話し合い、犬の飼養にあたっての心得などを説明しに、一軒残らず伺うのです。
訪問で得られた情報を加味して最終的に一番ふさわしいと思われる家庭を決定します。
なので、この譲渡会は先着順でも、抽選でもありません。開店前から来られた方の多くは、早く行かないと希望の犬猫が手に入らないと思いこんでいる人がおられたようです。
今回は、その飛び入りの男性が5匹の子犬を放棄してしまったことで、当日から 私がその子達を保育するはめになってしまいました。久々の子犬育てに奮闘しながらも、訪問面接を行い おかげさまで全員無事に里親さんの許に送り出すことができました。一週間から二週間の仮譲渡期間を経て、無事に収まってくれるようです。
中には、代々捨て犬だけを迎えているという奇特な家庭があり、先代犬はなんと21歳で天寿を全うしたという話も聞く事ができて、あらためて世間には素晴らしい飼い主さんが居るものだと感心する出会いもありました。今さら私がえらそうに講釈垂れる必要がないと思える方々にも出会えて、頭が下がりました。
これからも、この譲渡会を継続していくつもりです。人が来ようと来るまいと一頭でも一匹でも多くの命が救われ幸福と出会えるように、そして、これから愛犬を選ぼうとする時、こうした保護犬の中から大切な家族を迎える人が一人でも増えますようにと願いながら、この活動を続けていくつもりです。
「烏取保護犬再生支援グループ ノンペディ倶楽部」への理解者、支援者も増えていくことを熱望しています。因みに ノンペディとは「NON PEDIGREE」つまり、血統、犬種に関係なく平等な命という意味で、勝手に造った言葉です。
参考までに、保護犬の中には雑種だけでなく、経緯はさまざまですが、純血種も居ます。
最近多いのが、不景気による破綻から処分されるというブリーダー崩壊現場からの救出犬です。売れるはずだった犬が売れ残り、支出を賄えず廃棄されるという哀れな切捨て犬たちです。また倒産、引越しなどの現場に置き去りにされた犬猫も居ます。不況の影響がこうした弱者の命まで脅かす現実があります。
ペットショップに行く前に、ブリーダーに連絡する前に、まずはこうした行き場のない命に手を差し伸べていただきたいと思います。マーフィーファミリーの譲渡会でご縁がなくても インターネットの「いつでも里親募集中」や地元保健所の収容犬も居ます。是非とも 皆さんのお気持ちを向けてみて下さい。そして、犬を欲しいと考えている友人知人に、保護犬猫という選択肢、譲渡会という入手方法があることをお伝えいただきたいと思います。
ところで、数年前から当店の店頭に置いていた「保護犬猫基金」を「ノンペディ基金」としてきましたが、その会計報告も下記の通りさせていただきます。お志 いつでも拝受致します。
ご支援のほど よろしくお願いします。

平成21年 ノンペディ倶楽部 会計報告

H20年からの繰越 124,500円
H21年ご寄付総額 126,651円
預金の利子 16円
保護猫・治療費 ▲15,110円
譲渡会宣伝広告費 ▲31,500円
譲渡会関連経費(写真プリント代)▲300円
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残高 204,257円(H21年12/29現在)

保護犬・猫の為のご寄付は、こちらにお願い致します。
■郵便局からは  記号:15200 番号:9717791 ノンペディクラブ
■銀行からは ゆうちょ銀行 店名:五二八 店番:528 (普通)0971779 ノンペディクラブ

次回の譲渡会
日時 1月31日(日)11時〜4時
会場 マーフィーファミリー
※先着順、抽選ではありません。その日のお引取りはできません。今回はノンペディ倶楽部が主催します。

おことわり

昨今の不況から、営業を取りやめる業者も少なくありません。また、営業上の立て直しのため大企業と合併したことにより、不本意ながら添加物使用に踏み切ったり、それまでの方針を曲げざるを得なくなる業者もあります。マーフィーファミリーでは、極力そうした質の低下に迎合することのないように、これまでの姿勢を貫くため、やむなく材料や品質の低下が懸念されるものは取り扱いをやめることにしました。お客様のご所望の商品が、こうした倒産や合併によって廃番になる場合がありますので、悪しからずご理解を願います。無論、当店のオリジナル商品は健康と安全が基本方針であることに変わりありません。
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