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『愛犬家通信ふりふりテ〜ル』2007年1月号

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ふりふりテ〜ル2007年01月号 明けまして おめでとうございます。
今年は、おかげさまで雪かきをしなくてよい正月を迎えることができました。私は恥ずかしながら、ずっと前から、正月は伝統的な「寝正月」を自分の儀式としています。しかし、手がかからないとはいえ、5頭の犬が居ると、朝寝というのは到底無理で、ささやかで低レベルな私の「伝統行事」は、愛犬と暮らす限り実現は不可能でしょう。
昨年6月に天寿を全うした長老犬ベンケのあとには、余生を暮らす老犬が2頭控えて居ます。今年14歳になるウエスティーのカバと、13歳になるバセットハウンドのタムです。おかげさまで、どちらも今のところ元気です。タムはこれまで何度か病気経験があり、緑内障で全盲となりましたが、のんびりとマイペースな彼女には、暗闇だけの生活とてさしたる不幸でもないらしく、相変わらず鈍重でゆったりとした大モノぶりを保っています。この子は一見、たいそう思慮深く知的な風貌をしており、その落ち着きぶりは、とても犬とは思えないほどです。(この味のある容姿と風貌に惹かれ13年前に念願のバセットハウンドを迎えたのです)しかしながら、予想に反して、ベンケのような知性は微塵もなく、人生を達観するほどの表情と、不気味なほどの冷静さから、私は彼女を犬ではなく爬虫類かと錯覚するくらいです。その動作や性格はイグアナかゾウガメを連想させるので、娘などは「ガラパゴス」というあだ名で読んでいます。食卓の食べ物を狙って精一杯首を伸ばす貪欲なありさまは、まさしくゾウガメと酷似していて、分をわきまえ、飼い主への配慮を知っていたベンケとは雲泥の差こそありますが、我々家族を笑わせてくれるアイドル、いや、ピエロといった存在でしょうか。こんなに個性的で図々しいタムですが、もう余生といわれる年月を過ごす時期に入ったのかと思うと、また淋しい気持ちになります。あとに控える8歳のテコ、6歳のシロベエ、そして5歳のクロベエもまだまだ元気ですが、どの子も、このまま病気に縁なく一生を無事に過ごして欲しいものです。今年も、食餌、食材からどんなことを学ばせてもらえるでしょうか。楽しみです。

保健所のホームページを見たことありますか?

犬が欲しい。そう思った時、まず、皆さんならどうなさいますか?
いきなりペットショップめぐりですか?新聞の「譲ります」を当たってみますか?
夫婦の間に初めての子供が生まれるとき、大半の方は本や「○○教室」で育児の勉強をするに違いありません。ところで、私事を言うと、これまで、実に多くの鉢植えや観葉植物を枯らしてきました。はっきり言って、これは植物虐待です。水や肥料のやり忘れ、やり過ぎ、温度管理怠慢などで、どれほどの植物を葬ってきたことか。本来なら、植物慰霊祭をしなくてはならないところです。申し訳ない事をしたと思ってます。それでも、性懲りもなく新たに鉢植えの衝動買いをする私は本当に愚か者です。さて、これが、動物ならどうでしょうか。
育児書通りにいかないのが子育てであり、取り扱い説明書通りにいかないのが動物飼養ですね。やはり、動物を家族の一員として迎えるとなると、まずはしっかりと勉強と覚悟をしていただきたいものです。イメージと違ってきたり、シナリオ通りにいかないことが多いのが犬育てというものです。不幸にも捨てられる犬や猫が街角で捕獲されたり、保健所に持ち込まれたりするのは、飼い主の無知と怠慢が原因です。この恥ずべき事態を打開する第一歩として、まずは、時間をかけてしっかりと「犬育て」を学習し、現実の労力と経済、時間、体力、そして意欲を確保、維持できる人以外は手を出さない方がいいでしょう。
さて、いよいよ決心ができ、犬を迎えようという段になったら、是非、選択肢の一つに加えていただきたいのが、保健所に収容中の犬です。鳥取保健所では、ホームページを開設し、収容中で第二の犬生を送れる可能性のある子達を紹介しています。特に子犬、若犬など、無邪気で元気な犬を中心に、一頭でも多くの命が助かるよう、写真入で載せています。かわいい子犬や純血種も新しい家庭を求めています。ご存知のように、この子達は、一定の期限を過ぎるとガス室送りとなり、大事な生命を一方的に奪われることになります。多くの国では、生体の展示販売をしないため、犬を欲しい人は まず動物保護管理所、または専門の繁殖家を訪ねるのが当たり前になっています。シェルターともいわれる動物保護管理所には、新しい「家族」を求める人たちにきちんと対応し、その家庭に合った子を世話してくれるといいます。無論、渡した子が二度と不幸にならぬよう、しっかりと里親候補者のチェックを怠りません。
ふりふりテ〜ル2006年12月号 というわけで、是非、まめに覗いて欲しいのが、鳥取保健所のHPです。検索するときは「鳥取県東部総合事務所生活環境局」でないとたどり着けません。せっかく生まれてきた命をひとつでも救ってみませんか? 思いがけない「掘り出し物」と出会えるかも知れませんよ。

サプリメントの重要性

私は、幸いにして、最近、動物病院にはご無沙汰です。生きものことですから、これまでも下痢、嘔吐、肥満、膀胱炎、目の障害、外耳炎、良性腫瘍、猫の心筋症などを経験してきましたが、おかげさまで、治療に通って予想外の出費に泣かされたということはありません。猫の心筋症だけは、2度の発作であわてて入院し、点滴治療にかなりの出費をしたものの、なんとかこの子も元気を保っております。若い子は 食事管理だけで十分なのですが、老いてくると免疫力の低下などで病気にかかりやすくなりますし、いつも元気はつらつというわけにもいきませんから、これを補うためにはやはり、サプリメントの活用をおすすめします。
我が家では、緊急時は別として、医薬品をなるべく常用しない方向で対処しています。長期に渡る投薬が必要そうな場合には、人間の漢方薬、または薬草茶などで大きな事態に至ることなく安定を保つことができるようです。老衰のベンケも、漢方薬のお世話になり良い往生ができました。(病気の種類にもよるでしょうが)
また、言うまでもなく、毎日の食餌は、老犬には極力手作りを心がけます。「薬食同源」という四文字を、これまで幾度実感してきたことでしょう。いつぞやの号でご紹介した「カイカイ(痒々)シスターズ」の例も然りですが、手作り食に切り替えると、調子がどんどん良くなる例が面白いほど報告されてきて、その反応の良さに、思わず「してやったり!」「そ〜れ見てみい!」という台詞を良い意味で叫びたくなる衝動を覚えます。手作り食が普及すると、はっきり言って、動物病院の先生方は青くなるかも知れませんね。
ところで、サプリメントの件ですが、動物用でなくとも 人間のもので添加物の心配のないものであれば、共用できます。実は、我が家の猫が年末に心筋症の発作を起こしてしまったのです。今度は三度目で、もうダメだと腹をくくりかけたのですが、免疫力を上げるという人間用のサプリを大量摂取させたら、数時間後にはケロッと治まり、そのまま受診せずに元気でおります。これまでも、その子はそうして切り抜けてきましたが、本来なら、もうとっくにダメになってる命なのです。最初の発作から4年、いや、5年持っています。余談ながら、骨肉腫や目の癌などで奇跡的な回復の報告を受けている経緯もあり、捨てたもんじゃないと、ちょっと自信を持っておすすめしています。
今は、いろいろなサプリメントがありますから、ご自身がよく研究し、納得のいくものを、愛犬にも是非とも分けてあげてください。安くはありませんが、今回、我が家の猫が一粒100円のサプリを10個与えて改善したのは、動物病院治療より安くついて助かったかなと、自己満足しています。
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