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『愛犬家通信ふりふりテ〜ル』2007年12月号

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ふりふりテ〜ル2007年12月号 いよいよ2007年も終わろうとしています。早いものです。
現在の地に「わんわんおやつ市場」を開店して3年お世話になってきたマーフィーファミリーですが、新年からは、烏取市気高町に用意した店舗で皆様のお越しをお待ちすることになります。
新しい店舗があるのは鹿野町に近い上光(読み:かみみつ)という地区です。田園地帯の一隅に縁あって広い場所を取得する事ができました。元事務所として使われていた建物をそのまま店舗として使うことになり、現在、製地、瓦の修理やトイレの新設などの工事にかかっています。また、元資材置き場だった場所は犬たちが走ったりできるような広さに恵まれているため、運動場として活かすことにしました。現在、フェンスを張り巡らせ、安心して放していただけるようにしています。なお、不特定多数、未知の犬、未知の飼い主さんとのトラブルを避け、気兼ねなく遊べるようにと貸し切りでのみ対応することにしました。空いている時にはご随意に使用していただけますが、原則として予約制とさせていただきます。因みに、元作業用倉庫は雨天時や強すぎる日差しを避けるために役立てていただけます。おしゃれな呼び方をするなら「室内ドッグラン」とでもしましょうか。広場や倉庫はオフ会などにもご利用いただければ嬉しいですね。駐車場も数十台停められる広さがありますので、ゆっくりとお気がねなくお買い物やおしゃべりを楽しんでいただけます。

新店舗の地図はこちら→地図を見る
広い駐車場を併設しております。どうぞお車でお越し下さい。
・住所:〒689-0214 鳥取県鳥取市気高町上光275
・電話・FAX 0857-82-1681

乏しい資金力ですから、十分なことはできませんが、居心地の良いお店にしたいと願っております。
また、倉庫は、動物との共生に関する活動基金を得るためのフリーマーケットや展示会、その他のイベントなどにも活用する計画です。一人でも多くのご賛同とご協力をお願いしたいと思います。
どうか今後とも、マーフィーファミリーを通じて、我々の愛する小さな命を守るという共通の願いの下に集えるお仲間として末永くおつきあい下さい。

[ガラぱぐス作戦] 経過報告

ふりふりテ〜ル2007年12月号 前月号でご紹介した「ぱぐ爺」のその後の様子をお伝えします。
保護当時5.4kgだった体重は6kgを超し、黒かった皮膚がピンク色になってきました。二ヶ月前に撮った写真と同じポーズで撮ったものを比べると、顔面、脇、尻尾、足などに毛が生え出し、露出した皮膚を少しづつ覆ってきています。当時イグアナのようだった姿が、それでも哺乳類らしく変身しつつあります。背骨の湾曲が治ることはありませんが、全体にはパグらしくなってきました。(写真はブログで紹介しています。『簡単・健康 愛犬のごはん作り』
彼は、スワレ、フセ、マテ、オテ、オカワリができる上に、トイレシーツの上で用を足すことができます。いえ、私が仕込んだのではなく、以前の飼い主からしつけられたようです。この子にも、手間をかけて可愛がられていた時期もあったのかと容易に想像できます。なのに、なんで街をさまようハメになったのか、保健所に収容されることになったのか、不思議でなりません。私の行くところにストーカーのようについて回り、私が作業したり立ち止まったりしても、根気よく立って待っています。戯れに逃げてみても、飽きることなく追いかけてきます。こうまで「慕われる」と、本当にかわいいものです。
ところが、そんなパグ爺にもありましたよ、欠点が。お客様が帰るそぶりを見せると、あるいはその気配を感じると、にわかに機嫌が悪くなり、いや、興奮し始め、大きな目ん玉をひんむいて吼え出します。「パグ爺、バイバイ!」などと言おうものなら そりゃあ怒って肛門まで膨らませて吠えること吠えること。血圧が上がって脳溢血にでも、いや、心臓発作でも起こしはしないかと思うくらいです。パグの飼い主さんの多くは「パグってみんなそんなもんなんですよ。うちの子もそうだもの。」と言われます。
食欲は凄まじく、かなりの量を平らげます。夜の雑炊などはオカワリを何度つぎ足すことやら。嫌いなモノはないらしく、これまで与えて拒否されたことは一度もありません。ジャーキー系のおやつは、どうやら噛み砕くのに時間がかかるだけでなく、消化も不十分かも知れないと思い、与えるのを控えています。血行障害があるようで手足が冷たいので、暇な時は揉んでやります。食べ物では 身体を温める根菜類が有益なようです。私が抱くと、安心するのか心地いいのか、やがて大きないびきをかいて眠ってしまいます。仰向けのその姿は縄文時代の「土偶」そのものです。
喉のあたりは毛で覆われましたが、まだ胸から腹は裸状態なので寒そうです。年単位で根気よく養生を続ける必要がありそうです。薬を全く使わず、食餌療法でどこまで可能か、これからが佳境でしょう。
ひとつ言えること。それは、パグ爺は徐々にですが、医食同源という言葉を実感できる手ごたえを確実に感じさせてくれていることです。

動物愛護に一歩踏み出しませんか?

ふりふりテ〜ル2007年12月号 今、烏取県では、動物愛護に関する「パブリックコメント」なるものを募集しているそうです。これは、動物の愛護後進県と陰口をたたかれている烏取県が汚名返上を図るため、また、環境や教育的見地からも改善や前進を目指し、礎となる指針をつくろうと、広く一般からの提案や意見、要望を募集するものです。
皆さんも、建設的なご意見を提供なさってみませんか?たとえば、むやみな商業繁殖を阻止する、一般愛犬家の繁殖に制限を設ける、猫の不妊去勢を義務化する、飼い犬、飼い猫の飼育放棄を防止するための認定制度を設ける、保護犬(猫)の不妊手術に助成金を出す・・・・・などといったものです。取り上げられるかどうかは別として、思うところをたくさん述べ、主張し、しっかりと愛護の基礎が育つ一助となるための運動のつもりでお願いします。
行政を動かすのは他でもない我々一般の愛犬家の声であり、熱意であります。少しでも多くの声が烏取の動物愛護を芽吹かせ、拡散させていきます。野良猫、野犬などの被害に困っている人も、その根底にはどんな要因があるのかを考えていただきたいのです。悪いのは犬(猫)ではなく人間のモラルの欠如なのです。
ご自分の愛犬だけでなく、どこのワンちゃんにも幸福が守られるよう共に考えていただく好機となればと願ってやみません。こうしている今日も放棄された犬や猫が悲しい「処分」で大事な命を断たれる現実を知って下さい。

マーフィーファミリーの使い方

皆さんにかわいがっていただき、多くの出会いに恵まれた吉方町での3年間に感謝して、マーフィーファミリーはまた新たな脱皮を始めます。
飼い主が口にできないものは売らない。
愛犬家の間で話題になったり流行しているものでも、安全性が疑わしいものは扱わない。
心身の健康の基本をつくるための食生活に視点を置き、飼い主自身の意志と努力で医療以前の手段を実行することの有益性を説く。
これらの基本方針をこれからも充実させ発展させていきたいと考えています。私自身も勉強をしなくてはいけませんが、個々の飼い主さんにも是非関心を持って取り組んでいただきたいと願っています。だからといって、西洋医学を否定したり、一切の薬物を拒絶したり、獣医師に背いたりするのではありません。ただ、毎日の食事の重要性をもっともっと知っていただきたいのです。惰性や無頓着は健康の扉を開く力を得ることができません。飼い主の、食への関心の有無、そして、愛犬に向き合う姿勢で左右されるという事実を伝えたいのです。大根ひとつ、豆腐一つにもありがたい栄養素が含まれていることを、みなぎるエネルギーが存在することを伝えたいと思います。食育は人間の教育だけでなく、我らが愛犬愛猫の健康づくりにも通じるのです。
新しいマーフィーファミリーも 食育の情報発信基地として 一人でも多くの飼い主さんにご利用いただけることを願っています。
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