トップページ ≫ 愛犬家通信ふりふりテ〜ル バックナンバー ≫ 2008年 5・6月号
『愛犬家通信ふりふりテ〜ル』2008年5・6月号
いよいよ梅雨のシーズンに入りました。初々しい発色で目を楽しませてくれた新緑も落ち着いた色になってきて、水田を渡る風にも夏の気配が感じられるようになりました。皆さんのワンちゃんは元気ですか？我が家の愛犬・愛猫ともども、おかげさまで元気で過ごしています。老犬組（カバ、タム、パグ爺）は 犬部屋に設けた大きいサークル内でほとんど一日中寝て過ごします。何度か排泄と日光浴を兼ねた運動に庭に出ます。
パグ爺などは体形こそ頼りない風情の老犬に見えますが、なかなか活発で、庭に繁茂してきた蕗をちぎっては食らいつく姿には、食欲というものを超えた凄まじい執着が感じられ、あまりの貪欲で浅ましい姿が妖怪に見えてしまいます。なんせ、私が近づいて制す気配を感じた瞬間、ものすごい形相とうなり声で脅すのです。
つい先日も 庭に転がっている小学生の握りこぶし大の木片に食らいついていたので、気をそらして それを取り上げようと試みたところ、眼球が飛び出るかと思うほどの興奮ぶりで、こりゃ本当に目ん玉が飛び出たら大変と、あの手この手で魅力的なおやつで気を引くのですが、ますます猛獣化してきて 他の犬共も遠巻きに見物するしかないありさま。一瞬のすきに運よく取り上げることができたものの、まさしくあの形相はゾンビ、妖怪そのものでした。私が抱き上げて二秒もすると、すぐに正気に戻って、かわいいパグ爺に戻るのがまたおかしくて、あの豹変は一体なんなのかと、つい笑ってしまうのです。老犬ということで保護したものの、一体、彼は本当のところさほどの年よりではないようにも思えます。
また、6月21日は、平成18年に没した初代番頭犬ベンケの三回忌を迎えます。愛しい面影を留めた遺影を店内にも置いて、生前と同じように24時間共に過ごしております。
一頭でも多くのワンちゃんたちの健康に役立てる有益な店としてマーフィーファミリーを成長させること、それと同時に、一飼い主の視点で考える気持ちを皆様と共有できる店主であり続けることが、私が開業してからの14年間を支えてくれたベンケへの報恩感謝のように思える今日この頃です。
新たに愛犬を迎えたい方へ 〜「里親」になっていただけませんか？〜
以前から、何度かお願いというか、お誘いをしているのですが、皆様はもちろん、お友達やお知り合いで新しく犬を家族に迎えたいとお考えの方には、是非とも保護犬の受け入れを検討していただきたいのです。
私自身の愛犬7頭のうち、5頭は保護犬です。自身で保護したもの以外では、保健所から引き取ったパグ爺が居ますが、これとて、里親探しの対象になっていない子でした。なにしろ、見た目は年をとっている上に、悪臭を放ち、汚れきった雑巾のような風情でしたから、新しい飼い主になってくれる人の出現は皆無と判断されてのことでしょう。私もせめて、わずかな最期の日々を世話してみようかという気持ちでしたが、この8月末で一年になります。おかげさまで、最期の日々というシナリオからはほど遠い状況で今日に至っています。今日も、保健所の片隅で処分の日を待つしかない、かつてのパグ爺のような哀れな犬たちが、全国には数え切れないほど居るのです。そして、誰にも愛されないまま殺されていくのです。もちろん、烏取県にも居ます。病気の犬、老犬、成犬、そしてこれからの未来があるはずの子犬たち…。この罪なき小さな命（猫も含めて）を一つでも救ってやることはできないのでしょうか。人間の身勝手で一方的に断たれる命がこれ以上増えないように、私たちにできることはないのでしょうか。
新たに犬を、猫を迎えたいと計画中の方に、是非、最初に検討していただきたいのが、保健所や動物保護センターからの引き出し犬です。インターネットをご利用の方には里親募集サイトもありますので、是非ともご覧下さい。無論、地元の保健所（烏取県東部総合事務所のサイトから愛護動物コーナーに入れます）もですが、選択肢の多い全国の愛護団体も活用してみませんか?
数あるサイトの中から一部を下記にご紹介しますので、参考にしていただければ幸いです。
○「いつでも里親募集中」http://www.satoya-boshu.net/
○「ライフボート」http://www.lifeboatjapan.org/
全国には、まじめに動物たちの幸福を願って、その行く末をも守るための努力をしている良心的な活動団体が、まだまだたくさん存在します。マーフィーファミリーでは、そうした人たちの努力をサポートするためにも、死なずに生き延びて幸福になるチャンスを一頭でも多くにもたらすためにも、これからも宣伝協力をしていくつもりです。
ペットショップで純血種を買う前に、どうか、あなたの家庭を望んでいる子達にも目を向けてやって下さい。お願いします。純血種も居ますが、多くは雑種です。しかし、この上ないふれあいの楽しみを提供してくれる素晴らしい癒しの力を持つ犬や猫が、うんとたくさん待っていることを伝えたいのです。気質や傾向の分かっている成犬は、むしろ子犬よりも初心者向きといえるでしょう。マーフィーファミリーでもご相談に応じますので、是非お気軽にご利用下さいね。
私自身の愛犬7頭のうち、5頭は保護犬です。自身で保護したもの以外では、保健所から引き取ったパグ爺が居ますが、これとて、里親探しの対象になっていない子でした。なにしろ、見た目は年をとっている上に、悪臭を放ち、汚れきった雑巾のような風情でしたから、新しい飼い主になってくれる人の出現は皆無と判断されてのことでしょう。私もせめて、わずかな最期の日々を世話してみようかという気持ちでしたが、この8月末で一年になります。おかげさまで、最期の日々というシナリオからはほど遠い状況で今日に至っています。今日も、保健所の片隅で処分の日を待つしかない、かつてのパグ爺のような哀れな犬たちが、全国には数え切れないほど居るのです。そして、誰にも愛されないまま殺されていくのです。もちろん、烏取県にも居ます。病気の犬、老犬、成犬、そしてこれからの未来があるはずの子犬たち…。この罪なき小さな命（猫も含めて）を一つでも救ってやることはできないのでしょうか。人間の身勝手で一方的に断たれる命がこれ以上増えないように、私たちにできることはないのでしょうか。
新たに犬を、猫を迎えたいと計画中の方に、是非、最初に検討していただきたいのが、保健所や動物保護センターからの引き出し犬です。インターネットをご利用の方には里親募集サイトもありますので、是非ともご覧下さい。無論、地元の保健所（烏取県東部総合事務所のサイトから愛護動物コーナーに入れます）もですが、選択肢の多い全国の愛護団体も活用してみませんか?
数あるサイトの中から一部を下記にご紹介しますので、参考にしていただければ幸いです。
○「いつでも里親募集中」http://www.satoya-boshu.net/
○「ライフボート」http://www.lifeboatjapan.org/
全国には、まじめに動物たちの幸福を願って、その行く末をも守るための努力をしている良心的な活動団体が、まだまだたくさん存在します。マーフィーファミリーでは、そうした人たちの努力をサポートするためにも、死なずに生き延びて幸福になるチャンスを一頭でも多くにもたらすためにも、これからも宣伝協力をしていくつもりです。
ペットショップで純血種を買う前に、どうか、あなたの家庭を望んでいる子達にも目を向けてやって下さい。お願いします。純血種も居ますが、多くは雑種です。しかし、この上ないふれあいの楽しみを提供してくれる素晴らしい癒しの力を持つ犬や猫が、うんとたくさん待っていることを伝えたいのです。気質や傾向の分かっている成犬は、むしろ子犬よりも初心者向きといえるでしょう。マーフィーファミリーでもご相談に応じますので、是非お気軽にご利用下さいね。
