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『愛犬家通信ふりふりテ〜ル』2008年7月号

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ふりふりテ〜ル2008年7月号 いよいよ愛犬家が最も気を遣う季節になりました。今まで耐えてこられた温度に耐えられなくなることは老犬に限らず、その時の体調などに低迷のみられるワンちゃん達にありがちですから、十分な留意が必要です。私も、老犬の飼い主として、この夏が越せるかどうか、という心配をしています。我が家では、電気代は勿論、昨今の値上がり続きにそれこそ音をあげて、犬共専用の8畳の部屋に冷房機を設置するのを見合わせました。その代わりに、彼らの部屋と我々人間の食堂とを隔てる壁の上部をぶち抜いてもらいました。
これで、食堂にある冷房機の冷気が流れるだろうという算段です。午前中と夜間を除いて、高温にさらされる日中は、冷房の涼気を共有できるようになりました。
網戸は、強度が心配ですので相談の結果、犬用という素材を張ってもらいました。普通の網戸だと、行儀の悪い連中にたやすく破られていましたが、今のところ、まずは問題なく、張替えた甲斐があったと喜んでいます。
しかし、これで夏もバッチリと安心したのも束の間。なんと、テコ(雑種、メス 10才)に、とんだアクシデントが起きてしまいました。深夜11時頃、就寝前の様子を点検の折、見知らぬ犬が部屋から躍り出てきてビックリ!顔が異常なくらいふっくらとしていますが、次の瞬間、それが愛犬テコだと気づき大騒ぎ。テコは不安そうな表情で我々の「救助」を待っていたかのようでした。鼻の付け根に小さな傷があり、血も出ています。これはムカデ?いや、まさかマムシ?とりあえずは朝まで私の寝床で過ごさせ様子を見るに、ほとんど眠れなかったようです。マムシだとしても死に至ることはないと聞いていたので、時間経過で自然治癒を待とうとは思ったものの、わずかに縮小したとはいえ、まだ腫れている顔や、昨夜の疼痛の様子を踏まえると、やはりここは受診してみようということになりました。
先生は診るなり「マムシです」と言われ、マムシの毒ではまず死ぬことはないが、激しい解毒作用で肝臓がダメージを受けているとして、強肝剤などを注射されました。その日のうちにすっかり元に戻り ほっと胸をなでおろすことができました。庭の隣りの用水路あたりからマムシが遊びに来たのでしょうか。想定外の出来事にビックリです。皆さんも、こういう時は慌てずに(犬を興奮させないようにして)病院に行かれる方がいいと思います。夏はこうした危険もいっぱいです。お気をつけて。

チーバがやって来た!!

マーフィーファミリーの初代番頭を勤め、14年に渡り看板犬としてかわいがられたベンケ(ラブラドール オス)の三回忌の当日のことです。いつものように、パソコンに向かい、里親募集のサイトをチェック(日課にしているのです)していた私の目が、ある子犬の写真に釘付けになり、次の瞬間「あ、ベンケ。」と声を発していました。ベンケの祥月命日に紹介サイトに登場したその犬は、沖縄の「動物たちを守る会 ケルビム」という保護活動団体が里親を募集開始した子でした。この子を発見、保護した沖縄県読谷村のSさんによると、公園に生後間もない5匹の捨て犬があり、そのうちの黒一点(他はベージュ)だったそうです。私が大切に持っている亡き愛犬ベンケの子犬時代の写真に酷似するその子犬に、これまでにない執着心を覚えた私は、何かに操られるかのように、問い合わせのメールを無我夢中で打っていました。ベンケの三回忌の当日に、生まれ変わったベンケが私に自分を迎えてくれと言わんばかりの出来すぎた話に運命を感じ、その子犬を、なんのためらいもなくベンケの再来と思い込むことにしました。我が家には既に7頭の犬が居て、ケルビムさんからは拒否されるかとも思いましたが、これが、幸運にもとんとん拍子に話が進み、ついに沖縄から空輸されてくることになりました。里親募集サイトの中には、かなり怪しい詐欺まがいのものもあるようですが、まともなサイト(個人、団体)では、ほとんどが、里親の条件に、犬の保護されているエリア内であることを挙げています。しかも、家族構成、居住環境、経済力、管理能力、理解度、良識などを審査対象にしています。犬は、ほとんどが一度は放棄された経緯を持つため、二度と同じ不幸に遭わせぬために、厳重な審査を行うのは当然のことでしょう。そして、犬を直接引き取り手の家に連れて行くことが常態化しています。言うまでもなく犬は売買の対象とはなりません。
ただし、不妊去勢、ワクチン接種、室内飼いなどの条件は、ほとんどが義務付けられていて、保護主のところで済ませた場合、その費用を請求されることはあります。十分なやりとりや事前調査を怠り、安易に引き渡した結果、やっと幸福を手にするはずの子が、再び悲しい末路を歩かされるのはなんとしても防止しなくてはいけませんね。
で、沖縄から 七夕の夜に烏取空港に降り立ったのが 我がマーフィーファミリー二代目番頭犬チーバです。この名は、沖縄の言葉「ちばりよ〜(頑張れよ)」をもじりました。
黒ラブの面影を残しながら、大きな耳は逆ハの字にそびえ立っています。最近は 老犬ばかりを世話してきたので、子犬の養育は久しぶりです。あれこれと過去の経験を思い出しながら、また、新しく仕入れた情報を参考にしながら、ゼロからのスタートです。愛しいベンケが もう一度 我が家に、マーフィーファミリーに帰って来てくれたように思えてなりません。でも、ベンケと比べることなく、二代目番頭が務まるよう、しっかりと育てていくつもりです。どうか、皆さんも チーバに会いに来てやって下さい。
因みに、チーバは推定3月20日頃に誕生した犬です。仲良くして下さいね。
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