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『愛犬家通信ふりふりテ〜ル』2009年2・3月号

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ふりふりテ〜ル2009年2・3月号 立春も過ぎて蝋梅も咲き終わりました。
先日、ご近所のお庭から、剪定で不要になった紅白の梅の枝をいただきましたが、もう、花が開いているのです。そのなんとも高雅な香りにうっとりとしてしまいました。
そのお宅は、江戸時代の建築物をそのまま移築したというもので、古民家というには重厚で、しっかりしています。時を忘れてしばし立ちつくしたまま、庭から射す陽光にも癒してもらいました。
まだまだ冬の最中、こういうことがあると、ふと、もう春かと錯覚するのですが、雪の情報には油断できません。我がマーフィーファミリーの番頭見習いチーバの故郷、沖縄の実家からは、もう桜が咲いたとの知らせもあり、日本も広いなあと思っています。
寒い季節には、老犬、病犬の健康管理に神経を遣います。友人のYさんも、昨年夏に心臓の病が見つかった愛犬コタツの病状に一喜一憂の日々を送っていましたが、なんとかQOL(生活の質)を保てたままこの半年を過ごすことができました。ところが、節分も済んで、早く温かくならないかなあと待ち望んでいる二月五日の早朝、コタツは呆気なく他界してしまいました。つい亡くなる三日前にも店に顔を見せに来てくれたのです。「あら、なんだ、元気そうじゃない。」と久々の再会で、変わらぬ無事な姿に安堵したものです。
コタツはまだ8才でした。亡くなるまでの経過を見守るのはつらかったでしょう。彼は、風格のある雑種ですが、気が弱く、大人しくて落ち着いた子でした。二頭目に保健所から迎えたメスのアンカが幅を利かせても威嚇することもなく、遠慮深く席を譲るような優しい犬でした。
コタツの亡くなる一週間前に11才で逝ったサブちゃんも、元気で訓練性能も良く、競技会に出れば、いとも簡単に名誉のガウンを獲得する素晴らしいシェパードでした。しかし、どんな子もいつかは旅だっていきます。淋しいですが、この二組の飼い主さんは 愛犬に最善を尽くし、責任を十二分に全うされたので、思い残すことはありません。きちんと最後まで見届けることもできました。病気や老化を理由に放棄され、処分という形で終わる不幸な犬も居るかと思えば、こういう風に、全力で終生守ってもらえる犬も居るのですね。いつも、犬たちの両極端な運命にため息をついています。
まもなく梅が咲きほころんで、ウグイスもさえずり出します。
愛犬を失ったこの人たちに 早く心の春が訪れますようにと祈るばかりです。

胃捻転にご注意を

元日に、14才のラブのお客様から、愛犬が急逝したとの知らせにビックリ。
どうやら死因は胃捻転とのこと。これまで、大型犬の中でも若くてばりばりの活発な犬の罹患を見聞きしていた私にとって老犬の事例は初めてでした。
調べると、老化によって内臓の靭帯が緩んでくることも原因になるとあります。老犬の消化器安定を保つためにも環境管理も含めたケアが必要ですね。
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