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『愛犬家通信ふりふりテ〜ル』2009年5月号

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ふりふりテ〜ル2009年5月号 本州では桜も散って、初夏モードに切り替え中です。
満開の桜もきれいですが、風にそよぐ鮮やかな新緑もこれまたいいものですね。感覚的にも精神的にも癒されます。
当店の玄関前にそびえるモミの樹も、若葉色の新緑が茂り出し、風にそよぐ様がなんとも安らかな景色で、毎日見ていて飽きません。この樹は涼しい木陰をつくり、店に涼風を送り込んでくれますので、これからの季節、その存在に助けられることでしょう。
ドッグランには、強い日光や雨を除ける東屋の役を担っている建物がありますが、反対側の倉庫から伸びた一本の電線に、よくツバメの夫婦が休んでいます。彼らはせわしなくドッグランの上空を飛び回っては、懸命にヒナを育てています。やがてドッグランの芝が青々と茂ってくるはずですが、グリーンフィールドの主宰であるニール=スミスさんが、先日、芝の成長具合を点検に来て下さり、2〜3年後には、ビロードのような地面が完成するだろうと安心させてくれました。早く豊かなグリーンのじゅうたんになってもらいたいものです。
気候が好くなり、ワンちゃんを連れたお客さんがドッグランをご利用に来て下さることが多くなり、まさに、ドッグランの季節到来という感があります。
運動不足の犬、社会性に乏しい犬、そんなワンちゃんを慣らす場としても機能しています。
当店のホスト犬チーバが、さまざまな性格の犬、特に臆病な子、遊び方を知らない子などには、上手にお相手しますので、重宝がられています。
チーバは、相手の犬の様子を見ながら、自分の出方、態度を決めているかのように思えます。警戒心から威嚇する犬には自ら腹を見せて友好条約を促します。攻撃を受けても応戦することもなく、店の番頭としての自覚からか、お客様のワンちゃんに牙をむくことは現在のところ皆無です。琉球気質だろうと言う人も居て、なるほどと思えます。
しかし、そんなチーバにも課題はあります。未成熟な犬にありがちな、子供嫌いという欠点を克服できずに居ます。
チーバもまだまだ発展途上ですので、長い目で見てやって下さいね。

ノンペディ飼い主教室

日本レスキュー協会のインストラクターであり、飼い主の啓蒙活動と動物愛護心の定着に努めている谷畑妙子さんを指導者に迎えての「ノンペディ飼い主教室」第一回目が、3月29日、マーフィーファミリーのドッグランを会場に行われました。
当日は少々気温が低めなるも好天の下、17頭の愛犬と その飼い主さんたちが 賑やかに参加してくれました。
トイプードル、ミニチュアダックス、キャバリア、シェルティー、ゴールデン、ボルゾイ、アメコッカー、パグ、チヤイクレなどといった純血種がほとんどで、当初の思惑である「ノンペディ」の謳い文句にそった雑種の参加が振るわなかったのが残念です。
最初は、広い会場の片隅で状況が解らずとまどう子、早く遊びたくてうずうずしている子、既に気の合った子とじゃれ合う子、飼い主さんにひっついて離れない子、など、さまざまな光景が見られました。
トレイナーの指示で、ゲーム形式で進められるうち、段々と慣れてきたようで、「来い来い競争」など、他人に触られることにも抵抗はなくなってきたようです。(この競争の意図は 呼ばれたら来るという練習の他に、ゴールで待つ飼い主目指す前に、スタート地点で他人に身体を保定されるということに慣らすことです)
また、トレイナーは一頭一頭の様子に目を配り、攻撃性が心配で萎縮気味の飼い主さんに、犬を思い切って放すように指示する場面もありました。その子はリードを解くと、良い意味での解放感を楽しみながら、他の犬と楽しそうに追いかけごっこに興じて、喧嘩に発展することもなく、すっかり運動を満喫したようです。
また、賞品の出るゲームには、ワンちゃん以上に飼い主さんが必死になる場面もあり、楽しめるひとときでした。トレイナーの愛犬ルイちゃん(ラブラドール メス、推定8才)は、昨年、倉吉市内を放浪中に捕獲され、保健所収容の身となりましたが、飼い主からの連絡もないまま、処分の期限寸前に引き出され、谷畑さんのもとにやってきました。処分されるくらいなら、自分が保護して新しい里親を見つけようとされたのですが、結局、大型犬ということもあり、良縁に出会えず、谷畑ルイとなり、啓蒙活動のデモ犬として生きることになったというわけです。
ルイちゃんはとても温厚な容貌と性格に恵まれて、誰からも愛されています。この日も会場内のあちこちで「お座敷がかかり」大もてでした。
あっという間に二時間が過ぎて、飼い主さんも愛犬たちもエネルギーを放出しきってお開きとなりました。このあと、谷畑さんは、可能な限り、参加者一人一人に手紙を書き、フォロー態勢もぬかりがありません。
谷畑さんがトレイナーの資格をとった理由は、飼い主の無知から、教育されることなく飼育放棄される犬たちがあまりにも多い烏取の現状を嘆き、なんとか処分犬を無くし、放棄を食い止めたいとの思いがあるからです。
マーフィーファミリーも、この「ノンペディ飼い主教室」を、共に暮らす術を知らない飼い主さんと愛犬の役に立つ会にしたいと願うばかりです。

ノンペディ飼い主教室 これからの予定

ふりふりテ〜ル2009年5月号 4月26日に行われた教室も大変盛況で、谷畑さんが取りいれた「K-9(ケイナイン)ゲーム」も 参加者の乗りを促して飽きのこない内容でした。
椅子取りゲームでは、想定外にも、しっかりと「待て」ができる「我が子」に感激する飼い主さんも居て、あらためて、導くということの大切さと、愛犬の持つ可能性を実感していただけたようです。
これを機に、飼い主さんも愛犬も自信をつけ、さらなる向上をめざしていただければ幸いです。
5月は24日に予定しています。時間は1時から3時です。
こちらも参加希望の方はあらためてお申し込み下さい。
なお、6月、7月、8月の夏季期間中は、暑さから、犬の健康や集中の低下を考慮し、犬無し、飼い主だけの教室を予定しています。
6月号で日程をお知らせしますので、たくさんの方のご参加をお待ちしています。 夏季は、飼い主としての心得ということで、教育、健康管理の両面でお話ししたいと考えています。日頃の問題点など、ドッグトレイナーにも直接ご相談いただけます。
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