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『愛犬家通信ふりふりテ〜ル』2009年10月号

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ふりふりテ〜ル2009年10月号 今年は秋の到来が早く、既に木犀の花が散りかけています。今一番の楽しみは、庭に落ちた栃の実を見つけることです。また、駐車場に一本だけ立っているナツメの木に今年も小さな実がたわわに下がっています。ほおばるとリンゴのような香りと食感が楽しめます。
マーフィーガーデンと名づけた店の前に豊かな葉を茂らせて木陰を提供している栗の木も今年もまた実をつけて、一部は割れ始めました。お客さんの中には、それらの実を楽しげに拾って帰る方もあり、マーフィーファミリーの秋は楽しみ方もいろいろです。
天高く澄んだ空は、秋晴れの陽光を欲しいままにして、芝生の上を縦横無尽に駆け回る愛犬に目を細める飼い主さんや、童心に帰って一緒に転げ回る飼い主さんなど、短い秋の一日を楽しむ光景が見られます。9月の連休期間中には17頭のミニチュアシュナウザーが、それぞれの家族と奔放なまでに遊び回る「オフ会」なる集いにもご利用いただきました。
そのあとには、家族水入らずのゴールデンレトリーバーさんが嬉しげにボールを追いかけ、またそのあとには、まだ世間慣れしていない初々しいトイプードルさんが、刈りたての芝生の感触に最初はとまどいながらも、徐々に行動範囲を広げ、飼い主さんご夫妻と解放的な空間を満喫して帰られました。
貸切ならではのドッグランの良さを理解し、好んで利用していただき、精神的にも解放される時間を提供できるのがマーフィードッグランの自慢であり、喜びです。不特定多数の未知の犬や、感性の合わない飼い主さん達に気を遣ってくたびれることのない、これぞ「OPEN」なスペースだと自負できます。社会性を養うために未知の大勢のワンちゃんや人々と触れ合うのも大切なことですが、独占の満足感と解放間も、またいいものですよ。気の合う犬友達を誘って、是非マイドッグランを満喫しにいらしてみて下さいね。
実は、星空のドッグランも最高なんですよ。でも、これは夏だけ。これから冬の星座を堪能できる夜のドッグランは、今のところ我が家だけの贅沢です。

「動物愛護週間」は「動物哀誤醜感」
やはり動物愛護習慣へ

毎年、9月の20日前後には、動物愛護週間とやらであちこちで「動物ふれあいコーナー」や「しつけ教室」などが開催されています。また、火葬場では、一年間に火葬した愛犬愛猫の飼い主に呼びかけて供養祭も行われ、何ごとかと思うほど駐車場が混雑する賑わいをみせています。
ところで、深夜の「ニュースJAPAN」という番組でも、この期間に動物愛護とはなんぞや、と問いかける特集があり、私は最後の二夜を見てしまいました。なぜ、「しまった」かというと・・・・・。実は、楽しくて笑えるペットを題材にした番組が、これでもかと放映される中で、どうやらこの特番はタイトルからして相当シリアスな内容と察したので、内心見たくないと思ったのです。先般NHKが放映した「ペットが泣いている」もそうでしたが、暗くて悲しい映像は小心者の私には刺激が強すぎて、落ち込みから精神不安定になることを心配すると、躊躇せざるをえないものなのです。しかし、逃げて寝てしまおうと一旦決めて布団に入ったものの、なぜか、見なくてはいけない義務感のようなものを振り払うことができず、とうとうテレビの前に立ってしまったという次第です。そして、この最終日の映像は、私の生涯でも最も衝撃的で忘れることのできないものでした。キャスターの滝川クリステルさんが冒頭に断りをしたので、やはりと思い、覚悟を決めました。
「映像の中には衝撃的なものが含まれていることをご了解下さい。」というものです。
なんと、保健所の施設で、生きる手段を断たれた犬たちが、まさに炭酸ガスによる致死処分を受けている最中をガラス越しに映した映像です。悲痛な声をあげながら、もがき苦しみ、狂ったように床を転げ回る最悪の地獄絵図です。一緒に見ていた家族と顔を覆いながら号泣というより大声で慟哭しながら最後まで見終わりました。これはドラマややらせではなくて現実のできごとなのです。滝クリさんが最後に言いました。「こうしたことが、日本のどこかで毎日行われているのです。」と。こんな凄惨な光景を、予想はしていましたが、やはり、私には過激でした。「見るんじゃなかった」と後悔はしたものの、やはり、動物愛護を推進し、捨て犬防止を呼びかける一人としては、一度は直視しなくてはならない現実だったと思います。熊本県では、この4月から殺処分ゼロを貫き、引き取り手の居ない犬は施設で最期まで世話するという実証例が紹介されていたことに希望の光を感じました。毎年やってくる「動物愛護週間」。この番組は私にとって「動物哀誤醜感」でした。こんなシステムは絶対間違っています。哀し過ぎます。そして日本の醜態でもあります。こんな週間を設けなくても、動物愛護習慣を、みんなが自然に身に付けることから始めないと、これからもあの「地獄絵図」は繰り返されるのです。死にゆく犬たちの泣き叫ぶ声と姿がしっかりと脳裏に焼きついたことを、愛護精神のさらなる向上へと昇華させるのが、せめてもの供養だと心に言い聞かせる私です。

食生活改善と既存の感覚

マーフィーファミリーには、いろんなお客様が来られます。ワンちゃんもいろいろです。おやつやフードを選ぶ時に、アドバイスでもできればとお声をかけることもあります。そんな日々で驚くのは、なんにも食べてくれないという愛犬、そして、一生ドッグフード以外与えないで下さいという獣医師の指示を受けている愛犬が存在することです。まだあります。愛犬の健康、いや、命がかかっているにもかかわらず、食に関して人間側の制御が利かない例。それから、一週間に一度以上シャンプーされている愛犬。もっと驚くのは、自分の愛犬に食べさせるものを「毒見」できない飼い主さんがおられることです。飼い主さんが口にできないものを愛犬に与えているということです。
歯が乳歯から永久歯に生え変わること、発情はメスに起こること、ドッグフード以外の食餌でも健康が保てること・・・・ そういう犬に関する一般常識をご存じない方には、まだまだ進化していただくことを期待して、情報を提供させていただいております。
動物病院で購入する処方食フード以外を食べると下痢をするので、他のものは怖くて食べさせられないという例は解る気がします。しかし、そうかといってまだまだ十年以上ある一生を終生処方食だけを頼りに命をつなぐというのも哀しくて淋しい話です。
目の前の症状を抑えこむことよりも、この先の体質を健康に改善してゆくことに視点を置くと、長い目で愛犬の健康奪還プロジェクトを飼い主さんが実行していくことが大切ではないかと考えます。絶えず薬の力で支えられる身体より、自力で活性化できる身体を取り戻す工夫や努力も必要です。飼い主さんは、愛犬のケアマネージャーです。
そして、マーフィーファミリーのスタッフはケアプランナーでありたいと願っています。
長期に渡る愛犬の生活の質を向上させるために、マーフィーファミリーを使っていただければ嬉しく思います。
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