04'北海道編1234567891011121314

7月13日
10時過ぎ、身を起こす。 新造船の2等船室は細かく区切られていてやけに狭さを感じる。 同じ部屋には壮年の夫婦が3組。 出先だってのにワイドショーのようなネタの世間話が続く。 うんざりだ。

船内放送がすれ違う"あかしあ"の存在を告げる。 後方デッキに群がる人だかりの後ろから通過する"あかしあ"を見る。 相対速度は105キロ。 ぐんぐんと小さくなりほんの何分かで見えなくなった。

レストランの営業放送と同時に風呂へ向かう。 窓越しに海が見えるようになっていた。 気持ちよく手足を伸ばし、ゆっくりする。

後方デッキ 新造船にプールはナシ

落日 北海道まであと少し
船内をうろつく。 まだ休みの時期ではないせいか、客層は年配の人が多い。 乗船時に並んでいたライダーもとっつぁんライダーが多かった。 後方デッキで地図を片手にルートを練る自分もそのうちの一人なんだ(苦笑

2度寝から目が覚める。 もう19時、電波の届く場所だ。 ねこじゃらしに電話をかけて今日の宿を確保する。 周りはせわしなく準備をはじめている。 フロントデッキに出ると小樽の観覧車が見えてきた。 この時間だとまだライトアップされていて綺麗だ。
下船が始まった。 いつものように荷を積んで甲板を出て行く。 新造船の出入り口は低い。 路肩に停車する単車を尻目に札幌に向けてR5を東へ走り出す。

標識の不親切さに迷いながらもどうにか到着。 着いた早々北海道らしさを実感させられる。 手続きを済ませ、単車を車庫に停める。先客は4台。 部屋に上がり、荷を置いて、店に下りる。 ココで食べる気でいたのでもう腹ペコだ。 豚丼とザンギを注文し、店内の様子を伺う。 親方の姿が見えないと思っていたらどうも入院したらしい。 道理で店に覇気がないわけだ。

食べ終わり、コンビニで買い出しをして部屋に戻る。 しばらくすると間をおいて先客が戻ってきた。 福島から今日来たそうだ。オススメを聞いてきたので無難に東の方を薦める。しばらく話していると明日帰るという京都の人が戻ってきた。 その人は5月から巡ってきたそうだ。 携帯に撮り貯めた写真を見せてくれる彼の顔は少し寂しそうだった。

テレビ塔 実は軽く迷ってた

走行距離 41.8km(292.5km)
使用金額 柿ピー \250
チーズソフト \300
ねこじゃらし \1050
メシ \870
コンビニ \480
(^_-)v N/A

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