04'北海道編1234567891011121314

7月15日
4時。 酒臭さに起きるのを断念。 6時半ぐらいに起きてごそごそし始める。 早い人は身支度を終えている。 なんだか今年はテンポがいつもと違う。

ココでは荷を解く必要がなかったので余裕がある。 先に行く人を見送りきった8時過ぎ、静かに出発。 宗谷を巡って最北端で給油しての寒布岬でうに丼ってのが午前中のメニューだ。

市内を抜け、最北端に向かう。 稚内空港のそばを走るR238は結構好きな道。 緩やかな弧を描く海岸線の向こうに宗谷丘陵が見える。

みどり湯

最北端 樺太は見えなかった
流れに乗って宗谷岬へ。 雲は少ないがサハリンは見えない。 この時間だと観光バスがひっきりなしにやってくる。 団体さんを避けて上に上がる。 吹き抜ける風が強い。 記念写真のを撮るおじいさんがスキーのジャンパーみたいになっていた。

宗谷丘陵を突っ切る道道889号線を西へ。 距離はないが牧草地を気持ちよく走れる道だ。 R238に出てしばらく走るとレーダー取締りをやっていた。 非は無くても身が締まる。 最北端のホクレンで最北端フラッグをGETして野寒布岬方面へ向かう。

稚内港に寄ってみる。 ねこじゃらしでも薦められたし、某YHも復帰したらしく、話のネタに島に渡ろうかという思いが頭にあったからだ。 ターミナルにはこれから島に渡るライダーの姿もちらほら見えた。 中に入って運賃を確認する・・・\2100+\3460! 往復1万強? 宿に連泊すると\20000を超える! 金がない訳じゃないけど渡る気が失せた。
稚内公園を駆け上がり開基百年記念塔へ。 高台だけあって見晴らしがいい。 タワーに登ればもっと良さそうだ。 が、風がハンパなく強い。 目を離すと単車がひっくり返りそう。 過積載のデメリットがこんなトコに出るとは・・・次回におあずけだなぁ。

野寒布岬。 前回は灯台が工事中で撮れなかった分を撮って回る。 ココもモニュメントを背に記念写真を撮っているツアー客がやけに目に付く。 今年は天気がいいし本来はこうなんだろうね。 "撮って下さい"攻撃にあう前に"樺太"に退避するコトに。

宗谷丘陵 なぜか群がる宗谷牛

生うに丼 ライダー用テーブルにて
店内は11時を回ってるってのに客は自分だけだった。 押しの強いおばちゃんがメニュー持って注文を取りに来た。 「ライダー用ってうにだけ丼と生うに丼しか書いてない・・・2択ですか?」 うにだけ丼は前回食べたので生うに丼を注文。 ホタテがぷりぷりでうまい。 うにだけ+ホタテにすりゃ良かったかな?

強風に体を立てて道道106号線を南下する。 伏せると積荷がすっ飛びそうな向かい風だ。 そんな強風なのにココですれ違ったのはライダーよりもチャリダーの方が多かった。 すれ違いざまに手を振るとすごいリアクションを返してくる。 タフだよなぁ・・・
風車郡を通過し、R232をさらに南下する。 流れているが交通量が多くてのんびりペース。 雲の広がりつつある南の空に悩みながら淡々と進む。

初山別で休憩がてら天文台に寄る。 だいぶ雲が低くなってきてて天売、焼尻も見えない。 昼の曇天に見えるものがるはずもなく、撮るだけ撮って先へ進む。

苫前の風車郡を前に左折。 走った事がないという理由でR239から内陸部へ向かう。 交通量も少ない高速ワインディング。 オロロンラインのストレスも吹き飛ばす楽しい道だ。

道道106号線 強風にさらされつつ走る

初山別天文台 公園の遊具みたい
士別に抜けるのをやめて幌加内を南下する。 日が射さないとやはり肌寒い。 昨日通り過ぎた幌加内の道の駅に寄る。 暖を取るだけのつもりが"くまざさソフト"が目に付いてしまった。

幌加内市外のホクレンで給油し、道道72号線から旭川へ向かう。 江丹別峠まではキツ目の上りに急なコーナーが続く面白い道だ。 峠を超えてからは緩やかな下りの高速コーナーが続く。 たまに通る車をパスしながら走ると徐々に旭川の街並みが見えてくる。 いつの間にか雲は抜けていた。
前回も立ち寄った"ZIP"という単車屋で赤旗をGETするついでに"旭川バイク村"の事を聞いてみる。 銭にならん客なのに親切に教えてくれる。 ありがたい。 旭川の見所を聞いてみたら"旭川動物園"を薦めてくれた。 野郎一人じゃちょっとねぇ・・・

教わったとおりに走ってみると"旭川バイク村"の看板が目に付いた。 そしてその窓には「本日休業」の張り紙が・・・どう見ても今日だけじゃなさそう。 ZIPに引き返して他を聞いてみようかとも思ったが、無難な比布に行く事にする。 旭川圏内にはなんでRHが少ないんだろ?

江丹別峠 ココを超えると旭川

ぶんぶんハウス 明るい時間に着いた
17過ぎ、ぶんぶんハウスに着いた。 途中でメシでも食おうと思っていたけどめぼしいトコが見当たらなくて結局コンビニ飯を買った。 この時間帯だとまだ宿泊者が少ない。

ココは今年度から任意で協力金を払う形になっていた。 今まで散々世話になっているので¥300を箱に入れる。 他の人もほとんど払っているみたいだ。

最初は4〜5人だったけど最終的に14〜5人になった。 単独の人とカップルばかりだったせいかそんなに賑やかにはならなかった。 ワインを分けてもらい会話に混ざってみると、ほとんどがリピーターだった。

走行距離 373.0km(1103.0km)
使用金額 生うに丼 \3000
ハスカップソフト \450
コンビニ \210
くまざさソフト \260
コンビニ \300
ぶんぶんハウス \300
(^_-)v ライダー 22(37)人
チャリダー 5(6)人

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