02'北海道編1234567891011

7月26日

これまたお約束の麟友市場での朝メシ。うまいんだけど朝食うもんじゃぁないかもσ(^◇^;)
AM3:30、船内放送が流れ周りがざわつきだす。 甲板に出て小樽の空を見上げると、快晴とまではいかないまでも悪くはない。 4:25、人のいなくなった船室を後にし、単車に荷を積んでゆく。 また本格的な旅がはじまる。

今回の一発目は麟友市場で朝飯。 去年と違う店に入ってみた。 メニューを見回して注文したのは巴丼。 イクラ丼と行きたいトコだだったが値に尻込みしてしまった。

腹ごしらえの次は朝風呂と行きたいトコだ。 とりあえずニセコ方面を目指して目に付いたトコに入ろう。 小樽市街からR393を使って毛無山を駆け上がり、峠付近になると靄が晴れて雲海の向こうから眩しい朝日が昇る。 神秘的だった。
峠を越えると緩やかな道が続く。 R393を下り、県36を北上し、地図で目に付いたフゴッペ川温泉に向かった。 果樹園の続く農道をしばらく走り、道1092を山の方へ10分程走ると迷わず着いた。 建物は廃校の校舎のように古めかしく、朝の静けさも手伝ってか独特の雰囲気だった。 単車を停めて近づいてみると開店時間10:00。 まだ6:30・・・着くのが早過ぎた。

来た道を引き返しR5に出て南へ向かう。 岩内町手前で道66に入り去年下ってきたチセコヌプリを駆け上がりる。 朝早いせいか交通量もまばらで視界も開けていている。 気持ちいいなぁ。

山の裏側にある新見温泉に向かう道268に入る。 1〜1.5車線のうっそうと茂る森の中を走る。 新見峠を越えるとまた霧が立ち込めてきてなんとも幻想的な風景だった。

新見温泉\500。露天は広くなかったのでマップルにあるトコとは違うのかも?

後方羊蹄山のふもとの牧場。この写真じゃ判別できませんが、奥の囲いの中にいるのはダチョウなんです。
しばらく下ると新見温泉に着いた。 民宿のような感じで露天風呂があるようには見えなかったが、奥に入って話してみると快く承諾してくれた。 まだ時間外らしく、人影はなかった。

今回1湯目。 旅館を背にして裏山を見るような造りで・・・一応露天か? ぬるめの湯だったけど芯から冷えていた体にはちょうど良かった。 この時他に入っていたのはミヤマクワガタ(死)だけだった。

8:00出発。 ここから先の道は需要があるのかしっかりとした2車線道路だった。 旅館で教わったGSで給油を済ませ、再び道66を駆け上がる。 初日は出が早いし、20:00苫小牧合流だと時間にだいぶ余裕があるからだ。
道58でニセコ方面へ山を下り、倶知安市街からR5に出て洞爺湖方面に進路を変える。 国道沿いのコンビニでパンを放り込んで、左手に後方羊蹄山を眺めながら道の駅ニセコで南下する。 マップをGETするためだ。

道の駅では去年同様案内所で聞かないとマップはもらえない。 売り物に目もくれず、案内所でマップをもらって目を通す。 やっぱりこれくらいの大きさの地図があると予定が立てやすくていい。

道の駅を出発し道230を東に進む。 マップルで目に止まった"まっかり温泉"に行くためだ。 緩やかな山村地帯を抜け、丘陵地をいいペースで走ると開けた丘の上にまっかり温泉はあった。 出来て間がないらしく新しい。 自分の求めている露天風呂とはだいぶ違うけど正面に後方羊蹄山を望むロケーションはすばらしい。

まっかり温泉。露天からは後方羊蹄山が一望できます。こんなにきれいなトコだとは思わなかったです。

メジロ牧場のお馬さん。向こうにいたのを呼んだらみんなして来てくれました。好奇心の強い2歳馬でしょうか?
一息ついた11:00。 洞爺湖方面に向けて道66を走り出す。 マップルにあったレイクヒルファームに行こう。ひょっとしたらメジロ牧場で馬を見れるかもしれない。

なだらかな牧草地の合間から洞爺湖が見える道を過ぎると競走馬が目に止まった。 単車を停めて写真を撮っていた千葉ナンバーの二人組とちょっと話す。 天気の話をして牧草地の奥へと進むと結構しっかりした施設に出た。 競走馬の姿もちらほら。 ココがメジロ牧場のようだ。 柵沿いでカメラを構えてると向こうから寄ってきてくれる。 人馴れしているのか好奇心が強いのかわからないけどイイ感じだ。

レイクヒルファームまでは牧場からほんの5分程の距離。 車の多い駐車場のスミに単車を置いて早速アイスクリームを注文する。 ラベンダーとブルーベリーは食べるまでどっちがどっちかわからなかったけどコクがあってなかなかウマイ。
食べながら船で近付いている筈のちょげ氏に電話してみる。 特に荒れることもなく順調に進んでいるそうなので到着予定時刻だけ聞いて電話を切った。 そのまま直行してもかなり時間が余りそうなので地球岬にでも行ってみよう。

ソフトクリーム平らげてレイクヒルファームをあとにする。 R230から洞爺湖沿いの道578に下り道132へと続く快適な2車線道。 写真を撮りながら走る。 うす曇の柔らかな光が湖面を照らし、青々と茂る木々のきらめきに目を奪われる。

壮瞥市街からR453に抜け、オロフレ峠に向かう道沿いのホクレンにて給油を済ませて道2を駆け上がる。 路面はチト粗いが行き交う車両も少なく、眺めも良く快適。

洞爺湖畔を走る道道132号線。こういう木々のトンネルを走るのって気持ちいいです。

新登別大橋の上で。奥に見えるのは天華園の建物だと思うのですが、敷地は閉鎖されてました。
峠の突き当たりにある展望所に寄ってみる。 さびれた売店と半ば森に没した旧道がなんともいえない。 山肌を縫うように下る緑の絨毯をしばらく眺めていた。

オロフレ峠を下り、トンネルを抜けると細かいワインディングが待っていた。 登別側から上ってきてもココは楽しそう。 峠道を終え、森の中を走っていると塔の様な建物が目に付いた。 スピードを緩め、マップルを見てみると「天華園」という施設らしいが、人気がなくバブルの産物って雰囲気。 そのうち森に没していくのだろう。

"天華園"からすぐのところにある新登別大橋上に単車を停めて写真を撮る。 「こりゃ高ぇ!」 下を覗き込むと吸い込まれそう。
再び室蘭方面に向けて入り組んだ道を走る。裏道のつもりで走った道が混んでいて室蘭まで結構かかってしまった。 バイパスと化したR36から県919に入り、民家の張り付いた山をうねうねと登っていく。 だいぶ日が傾いてきた。

地球岬に着いて早速灯台方面に行ってみると・・・水平線がどんよりとしていて丸さが良くわからない。 意外に観光客も多い。 早々に見切りをつけ、測量山の方に行ってみよう。

測量山。 こちらは鉄塔に登れば360度見渡せるので眺めは抜群にいい。 室蘭の工業地帯から市内、白鳥大橋、洋上にはフェリーも見え、観光バスも着てないし・・・来て良かったぁ。

室蘭の測量山からの眺め。室蘭港にかかる白鳥大橋の向こうに見えるのは鷲別岳?

R36。信号もほとんどない4車線道。周りはすごいペースで走ってる。
17:30。 苫小牧へ向けてR36を走る。 海沿いの道なので晴れてれば眺めが良さそうだが、風が出ていて路面はぬれて視界も悪くなってきている。 RHも見当たらずあせり始めていた。

何とか船が着く前に港に滑り込んだもののRHを見つけることが出来ず、船から降りてきたちょげ氏と対面したあとは宿探しになってしまった。 GASを給油して静内方面にあるRH西陣を目指します。

静まり返った工業地帯をさまよいつつ進み、途中のコンビニで西陣に連絡を入れる。 しばらく走って到着した西陣はお寿司屋さんだった。 手続きをして回転寿司店舗のの1階の事務所のようなスペースに雑魚寝することになった。 初っ端からちょげ氏には悪いコトしたなぁ。
☆強制イベント☆
荷をおろし、一息ついたトコでふと携帯を見てみると
実家から数回着暦があります。
かけなおそうとした矢先に妹からかかってきた電話の内容は、
実家の祖母が亡くなったと言う訃報でした。
「何だって渡ってきた直後に・・・」

この後、近くのラーメン屋でちょげ氏遅めの夕食をとりましたが、
結局この事を言い出すことはできませんでした。

走行距離 592.5km(811.8km)
使用金額 巴丼 \1500
パン \120
パックジュース \100
西陣(RH) \1000
ラーメン&炒飯 \1000
V(^0^) ライダー 28人
チャリダー 2人
野うさぎ 1羽

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