02'北海道編1234567891011

7月30日
3日ぶりの北海道。 千歳駅から歩いて13:00頃にちとせRHに着いた。 時間が時間だけに人影はナシ。 管理人さん宅に顔を出して礼を言って荷造りをはじめる。 うまくいけば今日中にちょげ氏と合流できるかも知れない。

ところがちょげ氏、移動中なのか電話に出ない。 コレじゃ進路が定まらない。 3日前、ちょげ氏は留萌に向かった。 ライダーの習性からすればやっぱ宗谷岬目指すよなぁ?・・・東に向かおう。

R337から千歳市内を抜ける。 牧草地帯と木々のトンネルが続く快適な道を進む。 追分町に入りしばらくすると左の方に規模の大きい牧場が見えてきた。 看板を見てみると「社台ファームだ!」 別にファンじゃないけど知った名をこうして見るとちょっと興奮してしまう。

社台ファーム内にて。近寄りたかったけど勝手に入ってイイかどうかわかんなかったので・・・

日勝峠清水ドライブインにて。食後のコーヒーはサービスでいただきました。
社台ファームはきれいな施設が立ち並び、牧草地も整然としていたが、残念なことに馬の姿がなかった。 牧場を後にし、R274に出てまた東へ進む。 去年も通った道だから気楽に走れる。

4度目の休憩でちょげ氏にようやくつ電話がながった・・・なぬ?開陽台? こりゃまたずいぶんと走ったなぁ。 まぁ、方向は合っていたから結果オーライってコトかな。 間を取ってお互い十勝方面を目指すことにしたが、この時点で15:00過ぎ。 今日中に合流ってのはチト厳しいかな?

混雑したR237をスリ抜けながら日高を通過。 景色のいい道が続くが混雑のせいでドライバーの運転がやけに荒くて怖い。 この道が北海道の東と西を結ぶ要路なんだと改めて実感できる。
日勝峠の日勝トンネルを抜けると十勝平野がどんよりと広がっていた。 雲が低いと言うかスモッグ気味というか・・・あんまし眺めが良くないなぁ。 勝手ながら晴れた眺めのイメージが強かったので落胆が大きい。 微妙な十勝平野を展望台から撮ってマップルにある牛トロ丼を食うべく清水ドライブインへ向かう。

着いてみるとココは一昔前のドライブインといった感じだった。 売店の横の食堂に単車を停めて中に入ると・・・他に客がいない。 時間帯もあるんだろうけど、ココ大丈夫なんか? 眺めの良さそうな窓際に座り、出て来た店員さんに牛トロ丼をオーダーする。 待つ間もなく牛トロ丼が出て来た。 暇なのか手間がかからないのか・・・「ホント大丈夫?」

日勝峠の展望台から十勝平野を望む。見たままの天気でイイ景色とはいえませんけど、広さは感じましたね。

清水町内のどこかの農道。格子状の農道はどこまでも続くかのようです。
とりあえず丼にしょうゆをたらして一口頬張ってみる。 ミンチ状の牛肉は見たまんまシャーベット。 ミンチは思ったほど冷たくなく、口の中でさぁっと溶けていく・・・不味くはないか。 比較対称がないのでなんとも言えないけど、こういうものだと思って食えば新鮮な食感でそこそこイケるかもしれない(謎)

食べ終わって一息ついているとに観光バスの添乗員さんが隣のテーブルに疲れた顔して入ってきた。 売店の方からはけたたましい声が聞こえる。広東語か北京語か?・・・意味もわからないのに値切っているように聞こえる。 そういえば展望台のトコで写真撮りまくってた人達も日本人じゃなかった。 この手の景色って中国とかの方が得意そうな気がするんですけど?
ドライブインを出て緩やかなワインディングを下り、十勝平野へ。 R38から国道を外れ、清水町を走る格子状の道路を東南方面に向けて右左折を繰り返しながら進む。 周りにはだだっ広い畑と防風林が続く。 実に北海道的な道だ。

マップルにあった円山展望台は入り口が分からず素通りし道55に出てカニの家を目指す。 去年のリベンジだ。 R236に出てしばらく北上すると大正町の集落に入る。 道路沿いを見ながら走っていると”あと0.1km”の看板が目に止まる。「0.1キロ?・・・どの道かわかんねぇ」 引き返してみても反対車線側も看板は”あと01.km” ”ココから入る!"って看板じゃダメなんだろうか?

適当に集落をの中に入ってウロついてみるとあっけなく見つかった。 去年見せてもらった新聞の切抜きが記憶の中でカラーになっていく。 「着いたぁ・・・」

大正カニの家です。中も新しくてとてもきれい。コレで無料なんて信じれます?

テーブル上に近所の商店街のマップがありました。タダで泊めてもらってるのでいくらかでも地元に還元しよう。
停まっていた単車の隣で荷を解いて中に入り、テーブルにあった宿泊者名簿に記名する。 炊事場、トイレ、シャワー完備で部屋もきれいで気が引ける程だ。

テーブルの向かいから名簿を覗き込んでいた人話しかけてみる。 軽自動車でずっと旅をしていて今日は3泊目だと。なんでこんなに態度デカイんだろ?・・・管理人さんかと思った。 悪気はないんだろうけど仲良くなれそうにないなぁ。

テーブルにあった付近の地図をもとに食料を調達し、簡単な食事を済ませる。 何人か増えていたがテーブルに彼が陣取っているせいか皆よそよそしい。 外に出てちょげ氏に電話してみるとさっぱり近付けなかったらしい。 合流先は明日決めよう。 手早く日記を書いて寝袋にもぐり込む。 ココの消灯時間は23時と決まっているからだ。

走行距離 222.3km(1438.8km)
使用金額 電車 \340
夕張ソフト \300
牛トロ丼 \900
烏龍茶(2L) \198
野菜 \190
豆乳 \80
チーズ \90
V(^0^) ライダー 28(102)人

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