01'北海道編<1<2<3<4>5>6>7>8>9>10>11>12
7月21日 | |
![]() 札幌競馬場、勝ち馬投票権売り場。平日なのでガラガラ・・・外の芝には転がってる人々がゴロゴロ(笑) |
8時過ぎ、周りの音に目覚めた。 2段ベットの隣に寝てる人を起こさないよう身支度をして1階に降りる。 ココは朝飯付きの宿だ。 出されたパンとスープとサラスパを黙々と食べる。 ご飯に味噌汁だと思ってたのでちょっと拍子抜けだ。 車庫から単車を引っ張り出し荷を積んでいく。 今のトコ天気は良さそうな感じだ。 宿に顔を出し、女将さんに挨拶をして走り出す。 とりあえずはメジャーどころの富良野を目指す。 市内をしばらく走ると”札幌競馬場”の案内が目に留まったので寄ってみた。 誘導されるままに単車を停め、中に入ると・・・ガラガラだった。 レースが開催されていれば人であふれるであろう芝生にポツリポツリと人が転がっている・・・曜日を失念していたなぁ。でも気持ちよさそうだ。 |
寝転がりたい衝動を抑え、札幌競馬場を後する。 札幌駅前を通過し、空知国道を東へ進む。
広い4車線道で街道沿いに様々な店のあるにぎやかな道だ。 出掛けに気付いた忘れ物を買うべく、キョロキョロしながら走る。 買い物を済ませR12号をひた走る。 車の流れがえらく早い。 地図の縮尺も違うので距離感が狂い始める。 幹線道路の脇に鉄道が見えるまで、ままっすぐなのに迷うという変な走り方をする。 目印になりうる駅を待ちながら長い直線を走ると、やっととよほろ駅が見えた。 コレで地図と場所が一致・・・恐るべし北海道。 直線に飽きて日高山脈方面に進路を変える。 道道917→道道30と進み、道道38を目指す。 岩見沢を通過し、ホクレンで初給油。 何も言わなかったら旗はもらえなかった。 |
![]() 道道38号線。むこうに見えるのはココで飼われている自家製馬の親子。 |
![]() ファーム冨田にて。なんでラベンダーじゃないのかは聞かないように(笑) |
30号線の途中でソフトクリームの看板に惹かれて寄り道。 店の隣の柵には白い親子の馬が2組いた。人馴れしてるのか寄って来る。
接客上手だなぁ・・・ 道道38号線に入る。 徐々に平坦さが薄れ、山道へと変わっていく。 景色を見ながら淡々と走り、夕張に入ったトコで山腹に建つメロン城に立ち寄ってみる。 限定のお酒とかあったけど旅の前半に積荷を増やしてもしょうがない。 用を足してすぐに出発する。 夕張に下る最中、キタキツネが現れた。 道のド真ん中に。 彼はきれいなシャケの切り身を咥えていた・・・どこぞのアホが与えたんだろう。 せっかく北海道初の野生動物との遭遇だってのに台無しだ。 追い討ちのように○本○子の選挙カーがけたたましい演説を流しながら通り過ぎていった。 |
夕張に降りてくると青果店の「メロン」の幟が目立つようになる。 線路に沿って走るが、比較的ネームバリューのある都市とは思えないほどひっそりとした街だ。 メロンのイメージが強いが元々炭鉱の町だったということを物語っているようだった。 夕張市街を抜け、R274に入る。 「メロン」の幟は相変わらずだが、交通量も増えてくる。 トイレがてら大き目の土産屋に寄り、¥300のメロンの切り身に飛びつく。 ウマイけど冷静に考えりゃ高いよなぁ・・・ ココから先の石狩樹海ロードは周りの木々が針葉樹ばかりで独特の雰囲気。 日高に下り、進路を北に、富良野へと向かう。 占冠への前後は緩やかなカーブか続く車向けの道だ。 占冠の道の駅で地図をGETし、さらに北上を続けた。 |
![]() 来ているのは家族連れ、カップル・・・野郎一人ってのはライダーぐらいのもんです。 |
![]() 中富良野スキー場。通りかかった地元の子に聞いてみるとこの日ココでお祭りがあるんだそうです。 |
富良野駅に着いてまず・・・見覚えのある単車が停まってた。 ライムグリーンのKSR2、コイツには実は今日出会うのは3度目だったりする。
向こうも一目でわかったらしく話しかけてきた。 彼は吉田旅館というライダーハウスに行くらしい。
宿の決まってなかった自分には渡りに船だ。 用事のある彼とは一旦別れてそこで落ち合おうというコトになった。 駅からさらに北上しラベンダーを見に行く。 道路標識に従い、「香彩の里」「中富良野スキー場」と見て回り、ファーム冨田たどり着いた。 パンフでよく見るのはココだ。 祭りがあるらしく、スキー場のあたりからかなり混んでいた。 ラベンダー畑はどこも山の斜面が東を向いていて写真を撮りまくった割にはいいのは撮れてなかった・・・次は朝来よう。 メロンを実家に郵送し、吉田屋旅館へ向かう。 |
富良野市内に入り、単車屋さんで吉田旅館の場所を聞いて行ってみる。 ところが、宿はやってるがライダーハウスはやってないと言う。 当然KSR2の彼の姿もない。 いまさら宿探しも酷だなぁと思っていたら「宝来」という宿を教えてくれた。 連絡してくれるというのでとりあえず行ってみようか。 教わったとおりに行くとすぐに「宝来」は見つかった。 宿の前で手を振るおじいさんに誘導され、奥に単車を停めて上に上がる。 部屋には3人の先客がいたけど彼の姿はない。 ドコ行ったんだろう。 宿のばあちゃんにメシどころを聞いてみると目の前のコンビニを勧められた・・・ダメだこりゃ。 近所をさまよってどこでも食えそうなカレーで済ませた。 戻ると風呂の時間を過ぎていた・・・とっとと寝て朝風呂でも行こう。 |
![]() 翌朝、「宝来」にて。彼はいったいどこへ? |
走行距離 | 287.9km(847.7km) | |
使用金額 | ソフト | \250 |
ジュース | \120 | |
宝来 | \1000 | |
カレー | \950 | |
食料 | \350 | |
ピースサイン | ライダー | 52人 |