01'北海道編123456789101112

7月24日

能取岬にて。この草の実、潰すとりんごのいい香りがします。
7:00起床。 外に出てみれば今にも泣き出しそうな空模様。 今日は悪天候を見越して、NETの知り合いの車でこの近辺の案内をしてもらうことになっている。

早々に寝床を撤去。寝ていたのは実は食堂だったりする。 隣の居間に泊まっていた女性4人は洗濯をしている間に網走刑務所跡に見学に行くらしい。 てきぱきと片付けられた居間に入り天気予報を見るとやっぱり雨のようだ。

今日の泊まりはドコになるかわからないのでとりあえず荷物を単車に積んで本日のお迎えを待つ。 当初、駅前に放置していくつもりだったけど宿のおばちゃんはココに単車を置いて行くコトを快く了承してくれた。
9時過ぎ、お迎えの車に乗り込む。 お互い「はじめまして」ってのもなんか変な感じだ。 車は市内を北上し、能取岬に向かう。 この辺でリクエストしていた馬がいるらしい。 ココまで牛ばっかりだったので牧場にいる馬ってヤツを見ておきたかったのだ。

岬はオホーツクにせり出した断崖にある。 だだっ広い草原の向こうに白い灯台がぽつんと見える。 霧がかっていてなかなかいい画だ。 断崖の先は晴れてれば択捉あたりが見えるらしい。

能取岬をあとにして一路東へ、網走を通過し涛沸湖へ向かう。 道道76号線→R244をしばらく走ると平坦な草原と涛沸湖が見えてきた。 湖畔には結構な数の馬が放牧されていた道路脇だってのに平然と草を食んでいる・・・馬が繊細な生き物だってコト忘れそうだ。 草をあげたりしてしばし馬と戯れる♪

小清水原生花園にて。有刺鉄線もなんのその・・・お構いなしにひたすら食べてましたね(笑)

東藻琴村の乳酪館にて。水は出てませんでしたが、転がせる玉でした♪
原生花園を後にし、道道102号線を南下する。 次の目的地は乳酪館だそうだ。 平坦な道をしばらく走ると程なく着いた。 天気のせいかここも人が少ない。 広々とした敷地に広がる芝生。 晴れてればその辺でカップルが寝そべっていてもなんら不思議じゃない。 途中にあったダチョウ牧場のにおいが届かなければいいデートスポットになりそうだ。

中の方は工場兼販売所になっていて製造工程の見学ができる。 せっかくなので他で見たことの無いチーズ羊羹とごまアイスを買ってみよう。 アイスは黒々としていたがごまの風味が効いていて美味。 羊羹の方はお土産・・・リアクションが楽しみだ。正面に据えてあった球体と戯れた後、クリーム童話を目指してR391方面へ走り始めた。
酪農館を出て、しばらくすると雨が降り始めた・・・霧のような雨だ。 この辺りの風景はイイらしいけどさっぱりだ。藻琴山展望台に寄り、屈斜路湖を覗き込んでみても低く垂れ込めた雲で湖面がほとんど見えない。 背の低い竹?の中に林立する枯れ木と流れる雲をしばらくぼんやりと眺めていた。

R391から少し入ったところにクリーム童話はあった。入ってみると店内はカップルと女性客でほぼ満員・・・こりゃ一人じゃ居にくいなぁ。 十数種類の中から聞いた事の無いヤツをチョイスして注文してみる。 溶けるのが早くて味わう暇がなかったけど、どれも結構イケた。 果肉入りのピーマンも意外と不味くない。 シングル、ダブル、トリプルとある中で、一人だけ5種類も注文したようで、結構注目されてしまった。

クリーム童話にて。ミルク、くりあずき、イタリアンジェラート、ココアミルク、ピーマンの5種類!\500也

屈斜路湖湖畔の砂湯温泉。掘ってみると意外に熱いお湯が!
R391を南下し、道道52号線。 右へ行くと屈斜路湖、左に行けば摩周湖だ。 まっぷるを見てみればこの辺は温泉がたくさんあるようだ。 単車で来てれば間違いなく温泉めぐりしてるトコですが、今回はお預けだ。

屈斜路湖湖畔の砂湯に寄ってみる。 傍目は普通の湖岸だが、波打ち際の砂を掘り返してみると下のほうはかなり熱い。 人気がなければ砂を掘り返して湯船を作って入ってみても良さそうだ。

来た道を引き返して摩周湖へ。 第3展望台に向けて道道52号線を駆け上がる。 ここも単車だったら気持ちよさそうな道だ。 高度が上がるにつれ、視界が霧に覆われてくる。 展望台では視界十数m位しかなかった。 ちょこっと写真を撮ってすぐ、阿寒湖方面に走り出した。
向けて道道52→R241と進む。 弟子屈市街を抜けてからはかなりの山道になっていて霧がなければ景色が良さそうな道だ。 阿寒湖に着いて、温泉街をちょっと歩いて回り、お約束的な木彫り製品を買った。

チュウルイ島でホンマもんの毬藻を見れるらしいが、行きの船に時間が合わず、まりもアイスで我慢する。 土産では置いてたけど、ココまで来て本物見れないってのも悔しいよなぁ。

R240→道道27号線と走り、北見へ。 ウトウトしている間に市内に着いていた。 食事(焼肉)までおごってもらい、至れり尽くせりだ・・・感謝! 宿に着くとすでに9時前・・・今から宿探しってのもチト酷なので交渉して、なんとか連泊OKになった。 こんな楽な移動もたまにはいいモンだ。

摩周湖第3展望台。霧というより雲の中といった感じ(-。−;)

走行距離 0.0km(1548.7km)
使用金額 黒ごまアイス \120
5ジェラート \500
みやげ \2750
まりもアイス \250
民宿ランプ \800

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