03'北海道編<1<2<3>4>5>6>7>8>9>10>11>12>13
7月12日 | |||
4:00、下船が始まる。 回りの動きは早く、程なく一人になる。 あの停車位置だと単車の下船は早そう。
荷物をまとめて下に下りると、ロープが解かれ下船していく単車が目に入る。
てんこ盛りの荷をいつものように積みそそくさと下船。 ターミナル前でチェーンの状態だけ確認。
積荷のことを考えすに張ってしまった為、交換後300キロ弱にして結構伸びてる・・・「やってもぉた」 麟友市場へ向かう。 5分ほど走り、市場へ。 店内は大分空いている。 真ん中の席に腰を下ろし、サーモンとイカと盛り合わせ丼を注文してみる。 待っている間に客が増え始め、席がほとんど埋まる。おばちゃんはツルむとやかましい。 ゆっくり食べたかったけど相席が増えてきたので、食べ終わってすぐ店を出る。 |
![]() 盛り合わせ丼。メニューよりも一品多い。数がなくてタコでごまかしたのかな? |
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![]() 朝の小樽。今まではほとんど素通り状態だっただけに新鮮に感じる。 |
市場の中は対照的に人出がイマイチ。 最初に声をかけた店でカニを2匹買って送ってもらう。
色をつけてもらったが、この時間だとそれほど安くはならない。 積荷を確認し出発。 天候は微妙・・・降ってないケドいつ降り初めても文句は言えない、そんな空。 GSが開くまではスローペースなので小樽の街並みを撮りながら進む。 港通りを東に、R5に合流し、石狩方面を目指す。 予定通りに走ってくれれば9時ぐらいに留萌で給油できればいいペース。 なのにR337に入り損ねる。 分岐の陸橋が大きすぎて高速がバイパスだと思った。 |
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2~3キロ引き返してR337へ。 4車線の湾岸線をいいペースで進む。 石狩川を越えると対面通行になるがこっち方向の車両は少ないため、ペースはほとんど変わらない。
GASが怪しくなってきているが石狩市内の2件のホクレンはまだ開いてなくて通過した。 厚田に入ったところでエンジンの回転数が落ちた。 「まだ200キロちょい・・・早過ぎないか?」 リザーブに入れて走り出すが、ココから先は留萌までは海岸線が続き、マップル上にホクレンはほとんどない。 渡道して一発目の給油だけにこだわりたいトコだったが辺鄙なトコでガス欠なんてシャレにならない。 仕方なく少し引き返して望来のセイコマに立ち寄る。 斜め向かいにはすごくローカルなホクレンがあった。 改めて地図を確認し、チェーンの注油をしてGSがあくまでの時間を潰すことにする。 某サイトで勧められたセイコマカードも作っておこう。 ところが7時を過ぎても斜め向かいのホクレンは開く気配がない。 「定休日か?」 仕方ないけどあったトコ給油で行こう。 |
![]() 白銀の滝。滝どころじゃなくなる(泣笑) |
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![]() オロロンライン。低い雲の中からいきなり現れる風車。かなりの数が建っている。 |
たれこめた雲でかすむ風車を尻目に北へ向かう。 厚田の集落にあったエネオスが開いていたので渡道1発目はソコで給油。
おじさんに留萌までの時間を聞くと1時間前後だろうとのコト。 どのみち留萌までは持たなかったっぽい。
礼を言って先へ進むと道路標識に留萌95キロの文字。 時速何キロで走らすつもりだったんだ? しばらく海岸線を走ると左手に白銀の滝。 引き返して寄ってみると駐車スペースに人影はなく、なんとも寂しげ。 石狩方面からだと死角になって通過してしまいそう。 単車を降りて写真を撮っていると熱いおならが・・・家を出るときに食べたゆで卵がまずかったのか結構ヤバイ状態に。 「・・・トイレ」 頼りない足取りで単車にまたがり北へ向かう。 増毛市街地のコンビニでようやくひと段落。 トイレだけってのも申し訳ないので目についたおにぎりを買う。 甘納豆赤飯おにぎり。 まずくはないけど別々に食べた方がよさそう。 食べながら見上げた空もまた、中途半端に曇っていた。 |
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留萌市に入りしばらく走ると「千望台」の標識が目に付いたので上ってみる事にする。 市街地は見えたが海の方は低い雲でまったく見えず。 晴れていれば海に浮かぶ天売、焼尻が見えるんだろう。 留萌市街地にまっすぐ下りる。 目についたB電気に寄り、開店準備をしていた店員にJ-phoneの場所を聞く。 さらにセイコマでも場所を聞く。 表現と解釈の相違ってヤツか。 店舗は小さく看板も目立つとはいえない気がする。 その小さな店舗の従業員さんは儲けにならない自分にも懇切丁寧に対応してくれて、電話を使えるようにしてくれた。 ありがたや・・・これで走ることに専念できる( ̄人 ̄) |
![]() 千望台からの留萌市街地。晴れた日はこのはるか向こうに利尻が見えるらしい。 |
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![]() 道道106号線。天塩川を渡る橋の上から視野に入ってくる。「スゲェ!」思わず口に出る。 |
留萌を後にする。 海岸線が浜辺に沿ってまっすぐ走る。 道内の車は3桁で走る。
「捕獲されんのかな?」 見通しがいいから張るには向かないんだろう。 道の駅おびら鰊番屋でトイレ休憩をしてさらに北へ進む。 苫前を通過中に開いてるホクレンを発見し、100キロくらいしか走ってないのに入る。 やっと1本目の旗がもらえると思っていたら「うちは、やってません」って・・・じゃぁなんでキャンペーンのポスター貼ってるんだ? 騙された気分でGSを出る。 羽幌、初山別も道なりに通過する。 時折左手の海を見るが曇天は相変わらずで島影すら見えない。 |
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遠別町、市街地を過ぎて国道から海沿いの道に外れてみる。 道はきれいなのに「行き止まりなんじゃない?」と思うほど車がまったく通らない。
牧草地を挟んで見える国道の交通量と対照的。 天塩の道の駅に寄る。 道ごと新しくできたらしくマップルに記載されていない。 ここで2年前に教わった礼文の宿に電話してみる。 「泊まりたいが、空いているか?今天塩にいるが、船には乗れそう?」 聞いてみると最終便の15:10発が微妙な時間帯らしい。 今、13時を回ったところで稚内まで6~70キロ。 一瞬余裕があるように思ったが、乗船は2~30分前、駐車場の確保と荷の分別。 確かに微妙。 乗れたら電話する事を告げて出発する。 |
![]() 手を振って追い越していった単車はあっという間に小さくなり、路面と大気の境目に溶けてゆく。 |
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![]() 礼文へ向かうフェリーからの野寒布岬。今日の天候を象徴する一枚。 |
道道106号線を走る。 ここの風景には圧倒されっぱなし。 風車を過ぎると道路以外の人造物は何もない。
停まって写真を撮ってかっ飛ぶ(繰り返し) 利尻は麓だけが見えた。 過去最速を記録し、稚内市内に入る。 フェリーターミナルに到着すると結構な人波。 目の前の駐車場に単車を預け、荷をまとめる。 14:30、何とかセーフだ。 券売機で乗船券を買い、列に並ぶ。 フェリーの中は人でいっぱい。 航海時間のワリに大きな船体が不思議だったがこれだけ人が乗るのなら納得。 「乗れました」と電話をして空きスペースで座って仮眠をする。 |
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走行距離 | 371.6km(631.6km) | |
使用金額 | 盛り合わせ丼 | \900 |
カニ(送料込み) | \9200 | |
ガム | \100 | |
アメ | \100 | |
おにぎり | \100 | |
フェリー | \2100 | |
(^_-)v | ライダー | 9人 |
チャリダー | 5人 |