03'北海道編<1<2<3<4<5<6<7>8>9>10>11>12>13
7月16日 ※別れの時※ | |
![]() 民宿”なぎさ” 建物は大正時代の代物でこの島で一番古い建造物なんだとか。 |
周りの目覚めに釣られるように起きる。 ここにいる3人は今日離島する面々ばかり。
朝食後に半乾きの洗濯物をバックに詰め込み、表に集まって集合写真を撮る。
今日も風が強く波が高い。 帰りのフェリーは少し揺れるかもしれない。 今日船に乗るのに第2陣の車でフェリーターミナルへ向かう。 フェリーターミナルで乗船券を買って先に来ていたSさんのいた所に並ぶ。ツアー客が混じっていて人が多い。 乗船際に”なぎさ”の面々と握手を交わす。 乗船時にテープを託されていたのは昨日一緒だったKさん。 デッキに出るとテープの束が引き上げられていた。 |
今日離島する10人それぞれにテープが渡される。 行き渡ると離島する側から一言づつ。
順が回ってきてもありきたりなコトしか言えない。 「泣きそうだから次行ってください!」・・・ホントに。
みんなの一言が終わると文夫さんが歌い始めます。「忘れないで 忘れないで この島の事を 〜」手をたたく文夫さんの真顔を見ると涙がこぼれそうになる。「忘れる?・・・そんなの無理だ」今も歌詞を見るだけで目頭が熱くなる。パブロフの犬みたいに。 波止場の先端で手を振るなぎさの人達が見えなくなるまで手を振り、フェリーは礼文島をあとにする。 |
![]() お見送り。咽の奥が痛い。 |
7月16日 | |
![]() あえて野寒布岬。利尻、礼文は当然のように見えず。 |
2時間弱の船旅を終えて稚内に到着。Sさんと「またどこかで!」と別れ、ターミナル前の駐車場に向かう。おばちゃんに予定が延びたことを詫びると「ウチは儲かるからいいのよ」と\500負けてくれた。駐車場で荷を積み、先に荷造りを終えたKさんを「また!」と見送り、自分も出発する。 すでに11時を回っている。船内で決めたように反時計回りで野寒布岬に向かう。稚内市内を西に向かい、海岸線から道道254号線北上するとKさんとすれ違う。反対周りでしたか・・・気付いたかな?道沿いにはガードレール上に丸い浮きで作ったオブジェが並ぶ。ド○えもんやド○ンちゃん、あん○ンマンなどの丸で作れるようなキャラは一通り揃っている。いいセンスだ。 |
野寒布岬。右手に工事中の灯台、オブジェをはさんで左手には港。珍しいレイアウトだ。停まっていた3台のライダーは防寒対策でカッパを着込んでいた。15度もないんじゃないか? すぐ側にあった”樺太”に入る。表に「ライダー歓迎!」とあったのし、聞き覚えがあったからだ。単車を停めるとホントに扉を開けて出迎えてくれた。中はたくさんのライダーの書置きで埋め尽くされていた。ストーブ(稼動中)の側に陣取り、\3500ウニ丼を注文する・・・チト高いがバンダナにつられた。出てきたウニ丼は・・・デケェ!高いなぁという気が吹っ飛んだ。食べているとライダーがどんどん増えてきた。自分の単車が客引きになったのかな? |
![]() 「樺太」のうに丼。値段もボリュームも一番迫力があった。バンダナに釣られたとも言う。 |
![]() 下った先は宗谷岬。樺太も当然見えず。 |
何とか完食し、清算時に最北端のホクレンの場所を聞く。このまま市内をまっすぐ通過してR40に沿っていくとあるらしいので燃料に問題はなさそう。 市内を通過し、しばらく走るとホクレン発見!ようやく旗をGETする・・・上陸5日目にしてやっと1本目。 大事にしまいこんでR238へ、宗谷岬に向けて走り出す。 R238、弓なりの浜辺を岬を望みながら走る。道も広く晴れていればかなりの景色に思えるが、いかんせん雲が低い。しばらく走り、宗谷岬に着くがどうも冴えない・・・観光客多いし。一応写真を撮る。 |
岬の向かいの丘を上がってみると牧草地が開ける。宗谷牛ってのがたくさんいた・・・聞いた事ないなぁ。平和の鐘を鳴らしてR238を南下。海沿いの道を風にあおられながらひたすら走る。 道の駅さるふつ公園。寒さに負けて停まった。道の駅の地図を”なぎさ”に置いてきてしまったのでここでもらおう。ここの道の駅は事務所があるだけ・・・変わってるなぁ。近くにあった石碑を見て回って出発。広い牧草地が広がっているだけに晴れていないのが惜しい。 浜頓別市街地に出る。セイコマで宿の載っていそうな本が見当たらなかったのでレジで本屋さんの場所を聞いて本屋へ。マップルだとこの先1件しか候補がなかったからだ。 |
![]() クッチャロ湖畔。キャンプ場がそばにあって、ここのトイレは全自動で説明まで流れる!・・・コトがすむような時間で閉めないと聞く人少ないと思う。。 |
![]() クローバーの丘?北の沿線沿いの広場にはやけに鐘が多い様な気がする。 |
結局本屋にはその手の本は置いてなかったから。収穫は書店にいたタンクトップのチャリダー君だけかな。寒いと言いつつ何故その格好? しばらく走るとクッチャロ湖。売店でカステラと牛乳を買い小腹を落ち着かせる。ここは何故か人気がほとんどなく、観光地とは思えない。 マップルにあったクローバー展望台に行ってみる。看板に沿っていくと・・・なるほど、確かにローカルだ。それなりに開けているが、金がぽつんとあるだけでココが本当にそうなのか確信がもてない。小沼を望む絶好のロケーションだけど雲が低くていい景色とは言い難い。 |
R275に戻り、南下し始める。が、迫り来る眠気にどうしても勝てずに中頓別で泊まることにする。セイコマに寄ってマップルにあるライダーハウスのことを聞くと快く教えてくれた。食糧を買って教わった道を行く。 何とか到着。16:30。中に入ると4人ほど先客がいて、主っぽい人に説明を受ける。ココは水場は表のプレハブ、トイレは向こうの競技場用のトイレ(全自動)。銭湯は近くにあり、寝るトコは向かいのカーリング場。連泊者が多いのか寝床がたくさんあった。 教わった銭湯で久々の湯船に浸かり、戻って来て初めてのコーヒーハイを飲んでいると速攻で眠気が襲ってきたので寝てしまう。 |
![]() 中頓別のミツバチの家。この年は道路工事中で回り込まないとアクセスできなかった。 |
走行距離 | 160.7km(792.3km) | |
使用金額 | 宿代(色々込み) | \31400 |
駐車料金 | \2000 | |
ウニ丼 | \3500 | |
カステラ | \80 | |
牛乳 | \100 | |
ガム | \100 | |
コーヒーハイ | \110 | |
パン×2 | \240 | |
カキピー | \100 | |
サラダ | \160 | |
アイス | \100 | |
黄金湯 | \370 | |
(^_-)v | ライダー | 9人(18人) |
チャリダー | 4人(9人) |