03'北海道編<1<2<3<4<5<6<7<8<9<10<11>12>13
7月20日 | |||
4:30起床。 二人は死んだように寝てる・・・こっそりと荷を運ぶ。 車庫を開け、荷造りをする。
見上げると曇天。パンを放り込み、出発したのは6時。 札幌市内の道はすでに多くの車が行き交う。
北の朝は早い。 R230号線を使って市内から定山渓へ。 この道、市街地を抜けても片側2車線が続く。 山間部に入ると対面通行に戻るが、結構交通量があるのだろう。 地図を確認し、オサル温泉を目指してさらに南へ下ってゆく。 中山峠。2年ぶりに寄ったが、前回同様ハッキリしない空模様だ。 早朝に霧が出るのはこの辺の地理的特徴なのかも知れない。 しばらく粘ってみたが後方羊蹄山の全景を拝むことは出来なかった。 R276号線からR453号線へ。 2年前ブレイクした思い出の分岐を今度は南へ向かう。 T君は元気にがんばっているだろうか? 初めての北海道という高揚感に包まれていたあの日の感覚がよみがえってくる。 |
![]() R230。中山峠から後方羊蹄山を望む。 |
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![]() R453沿い。長流川。 |
長流川に沿ってR453を走る。 洞爺湖に流れ込む川だけあって非常に澄んだ流れだ。
ところが期待していたオサル温泉は見つけることが出来なかった。 おまけに燃料が怪しくなってきている。
朝風呂どころじゃなさそうになってきた。 ホクレンを探しながら走る。 が、ことごとく休み! よくよく考えれば今日は海の日。 ここでホクレンに入れないと美瑛を蹴って南下してきた意味がないので、ようやく見つけたエネオスで5Lだけ補給した。 エネオスから昭和新山が見えたので行ってみることにした。 ところが昭和新山ふもとの駐車場は有料。 無料にして人を留めた方が売店とかでお金落とすのにアホやなぁ・・・ |
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道路上から写真を撮って一路、レイクヒルファームへ。 R230をしばらく北に向けて走れば30分もせずに着く。
今回は前回食べなかったソフトクリームとアイスクリームを食べる。 アイスはりんごとチーズをチョイス。
どれもおいしいけど、特にりんごのデキは秀逸でオススメ。 R230を南へ引き返す。 レイクヒルファームからすぐのところにあるメジロ牧場に今回も寄ってみる。 単車を停め、柵に近寄ると、遠くから若駒がこちらを伺っている。 興味はあるが警戒してるようだ。 コースに目をやると、あわせ馬の調教をしていた。 振り返ると調教を終えた馬が厩舎へと帰っていく。 いいタイミングで訪れたようだ。 |
![]() 昭和新山。駐車料金をケチってすぐ離脱(笑) |
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![]() ![]() レイクヒルファームのソフトクリームとりんごアイスとチーズアイスのダブル♪ |
馬を堪能した後、とりあえずホクレンの多そうな海沿いへ向かう。 ところがどっこい、有珠山の噴火の影響で道が変わっている。
ちょっと迷って余分に走ってしまう。 そんな思惑をよそに海岸線を行くR230号線沿いのホクレンはことごとく休みだった。
長万部まで走って結局またエネオスで「5L」だけ給油した。 空模様が怪しくなっていたので合羽を着込んで走り出す。 行き先は二股ラジウム温泉。 朝風呂って時間じゃないけど、どこかで入っておきたい。 R5号線を北上し、道道842号線に入っていく。 路面はぬれていた。 |
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到着した温泉にはモンキーが7〜8台止まっていた。 入れ違いに建物の中に入ると、今まで入ってきた温泉とはチト雰囲気が違う。
完璧に湯治場だった。 なんとなく病院のような雰囲気だ。 受付で料金を払い、メットを預かってもらう。
奥へ進んでいくと内湯と外湯に分かれた湯船にたくさんの湯治客が入っていた。 温泉を出て、カッパを着込み、単車にまたがる。 降りてすぐの所で石灰ドームの写真を撮っているとキツネが現れた。 人の多い場所柄かほとんど警戒心がない。 媚びるように寄ってくるが餌をあげるつもりはない。 野生に生きてくれ。 |
![]() メジロ牧場にて。カッコよか〜♪ |
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![]() 二股ラジウム温泉にて。立ち止まると寄って来る無警戒さ。 |
R5号線に戻り進路を北へ向ける。 程なく走った黒松内でようやく開いているホクレンを発見!
ところがココは旗を置いていないのだと。 まだ走ることは出来たので置いてそうなホクレンを教えてもらって出発。
補給もせんと失礼しました・・・ ニセコでようやっと旗をGETし、道の駅で一息し、マップルを睨む。 今日は小樽泊まりで途中で魚介類を食べれればいい。 そうなると・・・積丹のウニかな?道道66号線でニセコを越え、積丹半島の方に進むことにする。 空を見上げれば、だいぶ雲が薄くなり青空も覗いている。 カッパを脱いで2年前下ってきたニセコパノラマラインを駆け上がって行く。 峠を越え、しばらく続く山道を下っていくと北海道らしい丘陵へと変わっていく。 トイレ休憩のため、岩内の道の駅を探す。 ココはわかりにくい。 道の駅っぽくないし、トイレも少し離れたところにある。 駐車スペースもなく、休憩にはチト不向きかな? R229号線を北へ向かう。 だいぶ日が傾いてきていたので、道道998号線で半島をショートカットすることにした。 この道、交通量も少なく、北海道らしからぬ楽しい山道。 トーマル峠を超えてすぐの駐車場で一息。 防雪トンネルの途中にある特徴のある造りだ。 |
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下りも高速ワインディングでいい感じ。 あっという間に海岸線まで下りた。 マップルにある冨久寿司には左方向。 対向車線はすごく混んでいた。 到着した冨久寿司は開店前、覗き込んで聞いてみると中へ通してくれた。 今回の旅で食べた中で一番安く、バランスの良いうに丼だった。 混雑した小樽への道をすり抜けつつ走る。 R5号線に出るまでは幅が狭くペースが上がらなかった。 今日の宿「オショロ」は国道沿いのわかりやすいところにあった。 店内に入り泊まれるかどうかを聞くと飯を食ったかどうかを聞かれた。 食べてナンボの宿のようだ。 風呂はないようなので、荷を降ろし、小樽の「湯の華」に行くことにした。 |
![]() 岩内へ下る道道66号線。見渡す限りのジャガイモ畑。 |
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![]() 冨久寿司のウニちらし。酢メシとのバランスがいい。 |
「湯の華」はきれいで大きな施設。 湯船でゆっくり。 体を洗うとなるとやはりこういうところがいい。
湯上りにメロンソフトを食べて外に出るもう真っ暗。 帰り道の途中、小樽港の向こうに観覧車のイルミネーションが浮かんでいた。 コンビニに寄って「オショロ」に戻ると、店の奥で店の人とお客さんが飲み会していた。 誘いを受けたので行ってみるといかにもアメリカンな年配の人の隣に通された・・・コレがガンだった。 このおっちゃん、タバコを吸いまくる。 正確には火をつけてしゃべりまくって燃え尽きたらまた新たなタバコに火をつける。 最悪の副流煙攻撃。 一番奥の席だったので逃げようもない。 宿泊者達は近い年代が多く、会話も面白かったのだが、ひたすら気分が悪かった。 早めのお開きに救われ、早々に寝袋にもぐりこんだ。 |
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走行距離 | (2552.3km) | |
使用金額 | ソフトクリーム | \300 |
アイス(ダブル) | \300 | |
温泉 | \1000 | |
うにチラシ | \2300 | |
湯の華 | \600 | |
ソフトクリーム | \200 | |
(^_-)v | ライダー | 33任(74人) |
チャリダー | 3人(15人) | |
キタキツネ | 6匹(7匹) |